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芸術の街スペイン・バルセロナでしたい4つのこと

  • 2017.5.24

世界をたくさん旅する中で、とくに心に残ったスペイン・バルセロナ。日本人が憧れる海外の旅行先アンケートなどでも、つねにTOP10入りを果たす人気観光地です。芸術と自然あふれるスペイン第2の都市は、端から端からがんばれば歩けるくらいの大きさの街。海も山も食事も思いのままに楽しめるバルセロナの、おすすめの過ごし方を紹介します。

バルセロナさんぽなら欠かせない!まずはサグラダ・ファミリアへ

「サグラダ・ファミリア」といえば、建築好きでなくとも一度は耳にしたことのある名前でしょう。

ここは、スペイン・カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会です。1882年の着工からはや135年、未だに完成していないこの建物は、つまり現在もまさに工事の真っ最中!

当初200年とも300年ともいわれていた工期は大幅に縮み、現在の完成予定時期は2026年。とはいえ日本と違って外国ですから、本当に10年後に完成しているかは神のみぞ知る、といったところ。

外観見学は無料ですが、内観見学は有料チケット購入が必須。ただ、内観を見ずしてサグラダ・ファミリアは語れない……!それくらい美しい場所なので、時間が許す方はぜひ内部にも訪れてみて。チケットの種類によってはサグラダ・ファミリアに登ることも可能です。

おとぎ話のようなグエル公園で夕暮れ時を過ごす

アントニ・ガウディが残した芸術はバルセロナの街中に多数あり、それらは「アントニ・ガウディの作品群」という名前で世界遺産にも登録されています。

有名なのは「カサ・バトリョ」や「カサ・ミラ」、そしてバルセロナの街を見下ろす立地にある「グエル公園」です。

記念撮影で人気なのはトカゲのような像の横。いつも人だかりができているため、朝一番または夕暮れ以降に訪れるのがスムーズでおすすめ。

私はよく、近くのローカルに人気の丘「カルメル要塞」でゆっくりと夕陽が沈むのを眺めて、夜ひっそりと静まり返ったグエル公園をおさんぽ……というコースを楽しんでいました。サグラダ・ファミリアと同じくチケットは時間指定の予約制のため、事前のウェブ予約が◎

美食の国の食べ歩き!ピンチョス・バルめぐりを楽しみにブライ通りへ

たっぷりとおさんぽした後はお腹がすくもの!

スペインでは小皿料理のことを「タパス」、楊枝や串に指した手軽なおつまみのことを「ピンチョス」と呼びますが、これらが気軽に食べられるお店が集ま集っているのがブライ通りです。

1品あたり1ユーロ、ビールも2ユーロから楽しめるので、グラスを片手にピンチョスを軽くつまんで、次のお店へ……なんて「バルはしご」も可能。

日帰りトリップなら近郊の小さな街シッチェス

日程に余裕があるなら、ぜひ近郊にも足をのばしてみましょう。

私のお気に入りは、バルセロナの中心「サンツ駅」から電車で直通30分で到着するシッチェス。

昔から画家やアーティストが多く住む土地といわれ、夏には映画祭が行われたり、ヌーディストビーチ(!)が賑わったりするちょっぴり刺激的な場所。

画家のダリが愛したといわれる海岸線「コスタ・ブラバ」に差し掛かる場所でもあり、海もとってもきれい。

バルセロナのビーチ「バルセロネータ」でも十分海は楽しめますが、広いスペインの大地とローカルの暮らしをのぞき見したかったら、こんな日帰りトリップもありかも。

魅力の尽きないバルセロナで、「暮らすように旅をする」を味わおう

芸術があって食べ物が美味しくて、海や山などの自然に近い上、街は歩けるくらいのコンパクトシティで電車もバスも整備されている……そんな完璧な街・バルセロナ。

今まで世界30カ国60都市ほどを訪れた私ですが、「もし海外で暮らすならこんな街がいいなぁ」とすっかり惚れ込んでしまいました。

一度訪れたら、あなたも大好きになってしまうかも。

ではまた次回!

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