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【女子のばんそうこう】好きになってもらう前に、自分で好きになろう。

  • 2017.5.22
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前回のコラムではやたらと「男のことよりまず自分!自分のことやろうぜ!」と叫びましたが、「それだと恋愛から遠ざからない?」と心配になる人もいるかもしれません。

でも「自分のことをやる」ってのがいい恋愛をするための土台であり、それがどれだけ大事かってことは、痛くて高い授業料払った後、わりといい年になってから気づくんですよ…。だからできれば今、知っておいた方がいいなと思うのです。

まず、こういう傾向がある女子は大変危険なので心しましょー。(分かるよ…恋に落ちるとこうなっちゃうの、すんごい分かるんだけどね…!)

・男性が盛り上げてくれないと、話題に困ってしまう。

・好きな人ができると、その人に振り回されがち。

・彼からの電話やLINEをつい待ってしまう。

・それが来ないと他のことが手につかない。予定を決められない。

・彼があまり遊んでくれないのでイライラする。浮気を疑ってしまう。

これ全部、「感情とエネルギーを自分のことに使ってない」状態。

というわけで今回は「自分の世界を大切にする」ことが女子にとってどうして必要なのか、についてです。

まずその1。単純に、夢中になってるものや語りたいものがない女なんてつまんなくないですか…?こちらからは特に差し出す会話がないのだとしたら、相手の人があなたと会うメリットって何だろう。お喋りである必要はないけど、話のネタやマイワールドを持っている方が相手にとっても「へー、この子ってそうなんだ」ってことが多くて、魅力的であります。

その2。男性からの視線や恋愛以外の目線で振舞える時間は、女をのびのびさせます。また、色恋まったく関係ない人間関係も、あなたをただのひとりの人間として捉えてくれるので楽ちんかつ貴重。そういう中で趣味に熱中すればシンプルな「楽しかったー!」って満足感を得られる。勉強や運動、家事など「自分がやるべきこと」を真剣にやった後は「今日わたし頑張ったぞ」という達成感を得られる。小さなことでいいんです。そういうものを積み重ねていると、自己評価は確実に、少しずつ上がってゆきます。

そういうものを持たない「自分のない女」は怖いよ。簡単に相手にすべてを投げ出してしまう。五体投体か!そこらの男には安く見られるし、あなたのことを好きな男でも全部受け止める体力はあまりないでしょう。

「依存」は、薬物も男も同じくらい危険です。彼の評価が、というより彼の存在そのものが、自分の価値になってしまうから。彼が会ってくれること。好きだと言ってくれること。ほめてくれること。それが活力に結びつくのではなく「私の存在理由」になってしまう。だから維持することに必死になるし、彼が不在だったり去ったりしてしまうと「自分には価値がない」と思って死にたくなったりしちゃう。アホくさい。彼は創造神じゃなくて、ただの他人だよ。

男ウケするしないとか入り口の話ではなく、その後いい恋愛を継続させるためにはまず、「私が私を好きであること」が何より大事なんです。絶対に「自己評価の低い女」「男に依存する女」になってはアカンのです。

そして「私が私を好きである」ために必要なのは、「自分のことをちゃんとやってる」「自分の世界を持っている」という日々の小さな積み重ねのみ。「今日の私、ちょっといいじゃん」「今日ひとりでも楽しいな」という実感を、ミルフィーユの層のように重ねていくことでしか、好きな自分は作れません。でもそうして出来上がった「生き生きした私」のオーラは必ず、他人に伝わるよ。

私なんにもない…と焦ったり、恋愛で自己嫌悪に陥ったりしたら、「ヒマをつくらない」「モヤモヤしたら身体動かす」あたりから始めて、自分だけの時間をどんどん増やしていきましょう!

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