欲しいのは「1日中安心の崩れない毛穴レス肌」。薄づきミニマムでも毛穴ふっくらな肌のつくりかた

「MAQUIA」7月号では、メイクアップアーティストの河嶋希さんが教えるミニマムなステップで仕上げるナチュラル肌の作り方をご紹介。

汗ばむ季節の大敵は、開きが増す毛穴と歯止めが効かない化粧崩れ。だからこそ欲しいのは、1日中安心の崩れない毛穴レス肌。みんなから知りたいと要望の高かった、ミニマムなステップで仕上げるナチュラル肌と、丁寧に仕上げるきちんと肌の2つの作り方を紹介します。

教えてくれたのは...
メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
塗ったことを悟らせない。絶妙に計算され、どんなファッションにも映える抜け感のある肌作りが得意。明確な理論にも定評あり。

☑薄づきミニマム派
最小限のアイテムと3ステップで毛穴ふっくら＆崩れない肌づくり
薄塗りな分、適当に仕上げてしまうと、悩みがカバーできずだらしないすっぴん肌に見えるので要注意！ ミニマムステップで上質なナチュラル肌に仕上げたいなら、1本で何役もこなすマルチなBBで肌悩み部分だけは手厚くカバーすること、またスキンケアには少し手間をかけて毛穴レス＆崩れない肌へと底上げしておくことがポイントです。

艶っぽいナチュラル仕上げ
なのに、品の良さまで感じさせる。
透明感際立つ、好印象な肌

1 オイルで頬の毛穴を満たす

ハリやキメの乱れによって開いた毛穴ゾーンにのみ、高機能オイルを薄く塗る。

STEP1 オイル＆密封マスクで毛穴パンプアップ

（右）潤い、ハリ、ツヤを急速チャージ。プロディジー セイクリッドオイル 30ml ￥20000／ヘレナ ルビンスタイン （左）マスクの表面にフォイルがコーティングされたシートは、わずか10分で毛穴がパンプアップ。アドバンス ナイト リペアパワー フォイル マスク 4枚 ￥11000／エスティ ローダー

毛穴レスで化粧持ちのいい肌に

化粧のり＆持ちのいい肌にスタンバイしておくことが最優先。オイルで凹み毛穴をふっくら整えたら、シートマスクで水分や栄養分を密封するとGOOD。

2 密封マスクでなめらか肌持続

密閉力の高いフォイルシートを全顔にのせ、潤いを注ぎつつ肌をふっくらさせる。

3 肌表面の余分な油分をオフ

約10分マスク後に、ハンドプレス。ベタつく場合は、ティッシュで軽く押さえる。

1 隠したい場所は手厚く塗る

全顔で小豆大（隠したい部分が多い人は米粒大をプラス）を取り、まず頬に置く。

STEP2 多機能BBで隠すべき場所はカバー

1本で日焼け止め、下地、ファンデーションの役割。SPF50・PA++++ブランクチュールUV50 BB 30ml全2色 各￥6500／イヴ・サンローラン・ボーテ

隠したい箇所は手厚く塗り毛穴はくるくると埋めて

多機能BBは、肌悩みが多くカバーしたい頬から塗り始めると、隠したい部分がカバーでき肌全体はナチュラルな印象に。毛穴がフラットになるよう、くるくる螺旋塗りするのがコツ。

2 内～外に螺旋塗りで毛穴埋め

指の第二関節まで使い、内から外にくるくると。悩みが気になる部分は重ね塗り。

3 ピタッと密着させて持ちUP

小鼻や目周り、フェイスラインを指ですっとなぞり、最後に顔全体をプレス。

1 崩れやすい部分のみに

せっかくの艶やかな肌を消してしまうのはもったいないので、粉ものは小範囲に。

STEP3 フェイスパウダーは崩れやすい部分のみ！

血色感を与えつつ肌にすっとなじむ、ピーチベージュ。SPF20・PA＋＋ B.A リタッチングパクト 全1色 ￥9500、ケース￥2500 ／ポーラ

ツヤを生かすゾーンと消すゾーンを見極めて

せっかくのナチュラルな肌に粉ものをたっぷりかけては台無しなので、崩れやすい部分のみに最小限使いを。他の部分は、スキンケアとBBのツヤを生かして。

2 目元はキワのキワまでオン

アイシャドウ、アイライナー、マスカラが落ちやすい目元は、キワぎりぎりまで。

3 鼻は要注意ゾーン

鼻筋に粉をしっかり塗ると途端に化粧感が出るので、小鼻のみピンポイトに。

MAQUIA7月号

撮影／寺田茉布〈LOVABLE〉（モデル） 富樫美和（物） ヘア＆メイク／河嶋希〈io〉 スタイリスト／後藤仁子 モデル／スミス 楓 取材・文／中島彩(MAQUIA) 企画・構成／（MAQUIA)

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