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帰宅後10分で完成、子どものお腹を満たしてくれる「具だくさん豆乳汁ビーフン」【今日の時短ごはん Vol.5】

  • 2017.5.18

こんにちは。料理研究家の越野美樹です。今回は、ご飯を炊く時間がないピンチのときのお助けメニュー、10分で完成する「具だくさん豆乳汁ビーフン」をご紹介します。

■乾物「ビーフン」は優秀なストック食材!
日頃から災害に備えて食品をストックしてくりまわすことを「ローリングストック」と言います。災害用の加工食品を大量にストックしなくても、日々使う乾物を少し多めにストックしておけば、食品の無駄も軽減することができますよね。

なかでも、ビーフンは、お湯で3分戻すだけで使えて時短料理にも大活躍する食材。忙しくて主食を作れない! という時のお助け食材です。

ビーフンはお湯で戻してから炒めたり、サラダにしてもおいしくいただけますが、今回はひと鍋で作れる汁ビーフンをご紹介します。

あさりや野菜がたっぷり入っているので、これ一品で栄養バランスも抜群。具材からもたっぷりとうま味が出るので、出汁いらずです。

■「具だくさん豆乳汁ビーフン」の作り方
調理時間 10分

あさりから出た出汁と豆乳のコクが、野菜を食べやすくしてくれます。お子さんの野菜不足が気になる働くママにとって、ひと鍋で作れる手軽さも心強い、一品完結料理です。

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野 美樹

<材料> 2人分
あさり100g
ニンジン 1/2本
キャベツ 2枚
もやし100g
ブロッコリー 2房
コーン30g
水400cc
豆乳200cc
みそ 大さじ3
こしょう 少々

<作り方>
1、あさりは洗って砂抜きをしておく。ニンジンは輪切り、キャベツはざく切りにする。

※あさりはあらかじめ3%の塩分の塩水に一晩つけておくとすぐに作れます。

2、鍋に水とあさり、ニンジン、キャベツ、もやし、ブロッコリー、コーンを入れて中火にかける。

3、ボウルにビーフンを入れる。ビーフンがかぶるくらいの熱湯を入れ、3分たったらざるにあげる。

4、あさりの殻が開き、ニンジンがやわらかくなったら、みそを豆乳でといて加える。

5、お椀に 3 を入れ、汁が温まったら 4 をよそる。お好みでこしょうをふりいれる。

この一品で主食にもスープにもなりますね。ちょっと野菜不足かな? と思ったらパパッと作ってみてください。また、10分ほどで完成するので、おなかがペコペコでもう待てない! というお子さんの胃袋もあっという間に満たしてくれるでしょう。

もしも余裕があれば、輪切りのニンジンを型抜きしても。ちょっと手を加えることで、料理の見た目も楽しくなり、お子さんが野菜をしっかり食べてくれるかもしれませんね。

■白身魚で「汁ビーフン」にアレンジしてみよう
あさりを白身魚に変えても同じように作れます。

こちらは、豆乳を加えず、水だけでさっぱりとスープにしました。お魚に頭がついていると、より出汁が出やすいのでおすすめです。

こちらの具には、大根、人参、ネギなどを使用。野菜室に入っている野菜をフル活用して作れます。赤、黄色、緑の野菜を意識すると、見た目も栄養バランスもよくなります。

仕事から帰ってきてすぐに、残り野菜でパパッと作れる「具だくさん汁ビーフン」。忙しいママを応援する時短レシピです。ぜひお試しくださいね。


(越野 美樹)

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