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1つ持っていれば来客時のおもてなしに差がつく!おしゃれな有田焼のうつわ

  • 2017.5.18
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佐賀県有田町在住の照井壮(てるいそう)さんは、シンプルながらもあたたかみのある独自の世界観を纏った磁器を生み出している作家さんです。やさしげでありながら、どこか凛とした表情も見せてくれる、手仕事の魅力がたっぷりとつまった作品たちをご紹介。

佐賀県有田町在住の磁器作家さん

照井壮(てるいそう)さんは、佐賀県有田町在住の磁器作家さんです。ひとつひとつ照井さんの手仕事によって生み出される作品は、シンプルながらも独自のあたたかさを感じさせるものばかり。有田焼独特のなめらかな肌触りに掛け合わされた、現代の暮らしに寄り添う繊細なデザインが目を引きます。

やさしげなブルーのラインを走らせた器

こちらは、白地にやわらかな色合いのブルーのラインを走らせたシリーズ。一本と一本の間の幅は均等ではなく、そっと横たわる水平線のような、さまざまな青が混ざり合う空のような、やさしげな雰囲気を纏わせています。形やサイズも何種類か作られていて、どんなシーンでも食卓にひとつ置きたくなるような飽きの来ないデザインです。

同じようにブルーのラインが描かれたドリッパーも。こちらは全面ではなく上部にのみラインが入れられていて、乳白色とのバランスが絶妙です。どことなく上品な雰囲気があるこのドリッパーでコーヒーを淹れれば、なんだかいつもの味も格段とおいしく感じられそう。休憩やリラックスタイムを、より穏やかな気持ちで過ごすことができるかもしれませんね。同じように上部にのみラインが入っているカップ&ソーサーも作られています。

作品全体に凛とした印象を与える“フチサビ”

こちらは“フチサビ”シリーズ。器のふちにデザインを施すことによって作品全体にもたらされるのは、重みと軽やかさの両方を兼ね備えた凛とした印象。飲み物を飲むときやお料理を口に運ぶときにふと目に入るふちのアクセントが、食事をまた一段と楽しい時間にさせてくれます。

こちらの器の模様は、ふちから底へ向かって、さまざまな色味がじんわりと滲みゆくイメージ。よく眺めてみると本当にたくさんの色が表現されていて、ひとつの器の中に色々な表情を見せてくれています。食事を盛りつけるのはもちろん、お部屋やキッチンに置いておくだけでもおしゃれです。お気に入りのアクセサリーや小物などを入れて飾っておくのもいいですね。

2017年も企画展や個展を数多く開催

東京や大阪、岡山、福岡、滋賀など、毎年日本各地のクラフトフェアや企画展などのさまざまな催しに参加されている照井さん。2017年も既に7月以降まで企画展や個展のスケジュールが組まれているとのことです。詳しくは、HPやInstagramなどをご覧になってみてください。毎日の食事やブレイクタイムが楽しくなるような、手仕事の魅力がたっぷりとつまった素敵な器たちにきっと出会えるはずです。
writer / いおり

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