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銀行預金とどう違う? 高金利な“旅行積立”をするメリット&デメリット

  • 2017.5.17
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こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

「旅行に行くために貯金をする」のは一般的な話です。ただし、貯金をするところが、銀行でもタンスでもないというのが、今回のお話になります。

旅行限定ですから、次の旅行を考えている方にはとてもいい情報だと思っております。

●“旅行積立”とは?

“旅行積立”という言葉を聞いたとき、「銀行に積立をすることじゃないの?」と思ってしまった方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介する“旅行積立”とは、JTBや近畿日本ツーリストなどの旅行会社・JALなどの航空会社に積み立てるというものです。いわゆる銀行などに定期預金をするような感じの商品になります。

銀行と違う点は、満期で受け取るのが現金ではなく、旅行券になる というところです。

その他にも、満期時には上乗せサービス金額がついてくる という大きな利点があります。

●旅行積立のメリット&デメリット

“旅行積立”を始める前に、メリットとデメリットを確認して、自分たち家族に向いているかどうかを判断することが大切です。

●メリット

・利率が大きい(サービス額:年利1.5~3%ほど )
・サービス額には税金がかからない
・積立の方法を選べる
・少額から貯めることが可能
・強制的に貯められる
・国内航空券やJR券に変えることもできる など

●デメリット

・中途解約すると元本割れになることもある
・現金では戻ってこない
・会社の倒産の場合は戻ってこないこともある
・旅券受け取りなので、おつりが受け取れない
・旅券で支払いできないところもあるのでチェックが必要
・利用期限がある など

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定期的に旅行や帰省をする人たちには、とても良い貯め方だということがお分かりになると思います。

しかし、どんなものにもデメリットは存在しますから、その点が承知できるかどうかを吟味する必要があるというのは確かです。

●銀行を使うという方法もある

“旅行積立”をしている会社のサービス内容をよく確認して、資料なども比較することをおすすめします。

そして、貯め方が自分たち家族のライフスタイルを圧迫するものでないかどうかなども検討することが必要です。

その上で、「現金で受け取った方がいいのではないか 」「万が一のことを考えて 」と思う人もいるでしょう。その場合は、

・銀行の定期預金
・定期積立を利用する

などという方法もあります。

金利は“旅行積立”よりもかなり低いですが、定期を利用すれば給料から強制的に貯めることができます。

子どもがいる場合は、旅行に連れて行ってあげたいですよね。思い出だけでなく、体験をさせてあげることができますから。

一気に必要な金額を用意しようとするのは難しいかもしれません。でも、貯めたお金であれば、遠慮や気兼ねすることなく使えますから、安心して旅行が楽しめるのではないでしょうか。

●おわりに

旅行専用に貯めたいと考えている人にとっては、かなり有益な制度である“旅行積立”。どこへ貯めるにしても、メリットとデメリットを確認し、数社比較してみることが大切です。

こういう積立に関する話は、できるだけパートナー(家族)で話し合いをすることをおすすめします。

同じ目的を持つことで仲間意識がより高くなったり、楽しみを共有することで家族が団結(仲良く)しやすくなったりするのではないでしょうか。

【参考リンク】
・JAL旅行積立 | JAL(http://www.jal.co.jp/tabitsumi/)
・JTBのたびたびバンク | JTB(http://www.jtb.co.jp/tabitabibank/)

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●モデル/坂井由有紀(央将くん)

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