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ギブソンタックの基本のやり方と簡単なコツをご紹介!編み込みアレンジも♪

  • 2017.5.16
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うしろで髪を大人っぽくまとめて女度が上がる「ギブソンタック」。おだんごだと子供っぽかったり、逆に老けて見えたり、編み込みや巻き髪はなかなかうまくできなかったりとアレンジスタイルに悩みはつきものですね。そんな時には「ギブソンタック」がオススメ。「ギブソンタック」は技法の名称でヘアスタイルの分類としてはシニョン(まとめ髪)の1種になりますが、簡単なのにキレイに見えるお得なアレンジワザなのです♪

基本のギブソンタックとコツ

ギブソンタックの基本

「ギブソンタック」は西洋人がシニョンをする時のアレンジの仕方の1種。「ギブソンロール」とも呼ばれています。ギブソンは人物名でタックは「折りたたむ」という意味。一見手が込んで豪華に見えるアップスタイルが簡単にできます。 

基本は「1、ローポジションで1本に髪を結ぶ。2、しばった上のところで髪を割って、そこにしっぽを入れて、いわゆる「くるりんぱ」を何回かくりかえす。3、最後にしっぽを巻いた髪の中にたくし込んで先っぽをかくしてピンでとめる。」 

キレイに仕上げるコツ

ベーシック技を習得したら応用も簡単♪こちらは、髪を後ろとサイドの2ブロックに分けて結んで2重のくるりんぱをしてからギブソンタックする髪型です。このように複数ブロックに分けたものをくるりんぱするとキレイに仕上がります。 

キレイに仕上がっているギブソンタックですね。もともとパーマがかかっていると、うまい具合にこなれた感じに仕上がります。パーマがかかっていない人は、アイロンやコテなどでカールしてからすると、いい感じのこなれ感を出せますよ。 

おくれ毛を少なくして、崩し過ぎずに仕上げたところにパールピンで飾りをつけると、清楚でエレガントな雰囲気になりますね。「崩し過ぎず」というニュアンスがポイントで、あまりピチッとひっつめた感じにしない方が今風。 

ロングの人向けのツーブロックに分けたギブソンタック。ただそれだけなのに、ゴージャスな雰囲気ですね。ハーフアップにした髪をくるりんぱして、先っぽは下の髪と一緒にしてギブソンタックに。ぬけ感が出るように適度に崩します。 

ギブソンタックでオバサンのようになってしまわないためのポイントは前髪やサイドの髪を全部ひっつめてしまわないこと。また、タックしたうしろの髪も、ボサボサにならないように注意しながら引き出してウェーブ感を出すことです。 

外人風ギブソンタックのコツは、こなれ感。こなれ感のある崩し方にするには、最初にひっぱる毛束は少し多めにして、だんだん細くするといいようです。恐る恐るやるのではなく、少し大胆にやってみるといいかもしれないですね。 

ロールの部分が盛り上がってラグジュアリーですね。毛先をたくし込むのが難しいのですが、うまくいかないという人は、毛先を細ゴムで縛ってまとめるとやりやすいでしょう。また、たくし込んだタックをとめるピンはタテにさすのがコツ。 

髪の量が多い人は髪を3ブロックぐらいに分けた方が、簡単でキレイにできます。こちらは、ギブソンタックの要領ではあるのですが、少し違うのは最後のおだんごの部分を髪の中に入れずに結び目をかくすように留めているだけです。 

パールのバレッタやピンを使うとクラシカルな印象のギブソンタックがよりトラッドでエレガントな雰囲気になります。何もつけないよりちょっとオシャレで、でも控えめなので、とても清楚なイメージがただよいますね。

【レングス別】ギブソンタックカタログ

ボブ

こちらはボブでギブソンタックをしているスタイルです。くるりんぱするのに、髪の長さが足りないので、ツイスト編みで前からサイド、後へ髪を結って行き、えりあし部分を丸めて留め、ギブソンタック風スタイルに仕上げています。 

短い髪の人はまずハーフアップした髪をくるりんぱして、襟足の髪を巻き上げてギブソンタックにします。巻いた髪をとめる時、大きめのバレッタを使うと、ちょっと崩れたりしてもうまく隠すことができて便利♪ 

ミディアム

ミディアムのギブソンタック。こちらは編み込みと合わせワザ。引っぱり出した毛束が雰囲気を出していて、かわいいですね。また、長め前髪がおくれ毛の代わりとなって、チャーミングなポイントとなっています。 

おくれ毛の出し方に色っぽさがあります。ギブソンンはおくれ毛を出しやすく、また、おくれ毛の出し方でイメージを調整します。大きくカールのかかった前髪から、サイドに流れるところも、外国人風のニュアンスでステキです。 

正統派ギブソンタック。クラシック映画に出てくる外国の婦人みたいですね。キレイを保つには縦にピンを多めにさします。髪の緩め方も参考になりますね。えりあしの見える服を着るとギブソンタックの美しさが映えます。 

くるりんぱをしないで髪を巻いてとめただけのシンプルなギブソンタックでも、巻き髪の上の部分にレースや花をさすだけで、あっという間にお呼ばれのアレンジになるところが便利ですね。くるりんぱしてつくったギブソンでもOKですよ♪ 

セミロング

セミロングはギブソンタックを作ると1番キレイにできる長さかもしれません。えりあしのところに作るまとめ髪の大きさは好みですが、せっかくなのでちょっとゴージャス感のある丸め方にするとセレブな雰囲気になります。 

こちらもセレブ感のあるラグジュアリーな雰囲気のギブソンタックですね。丸めた髪を贅沢に引き出して、パールのピンをさすことでエレガントに仕上げています。有能な秘書のようなヘアスタイルですね。 

少し特徴のある広げ方のまとめ髪です。個性的なシルエットが印象的で、キュートですね。この写真では何も飾りをつけていない状態ですが、ここに花をさしたり、ピンやレースで飾るとお呼ばれスタイルになりますね。 

ロング

ロングヘアの編み込みアレンジギブソンタック。網模様がキレイですね。少し髪の束をゆるめてこなれ感をだしていますが、あまり引き出し過ぎないように注意!うしろの編み込みは、まとまり感を大事にした方が美しいです。 

ラフにまとめた感じがかっこいいギブソンタックです。ラフなのに、おくれ毛を出し過ぎていないので、オフィスでもOKなスタイルに仕上がっています。仕事のできる頼れる女史風ですね。和装にも合いそうです。 

髪がくせ毛風なので、丁寧な編み込みでまとまりのある雰囲気に。トップも引き出し過ぎずに、ほどよくこなれ感をだしています。おくれ毛もスッと1筋にまとめているところに、清潔な美しさがただよいます。 

2ブロックギブソンタック。ハーフアップ部分で1度おだんごをつくり、更にえりあしでもう一度おだんごをつくった2段ギブソン。外国人っぽいアレンジですね。横から見ると立体感があってゴージャスです。

和装に似合うギブソンタック

和服にはうなじの見えるヘアスタイルが似合うので、おだんごを少し上げ気味に仕上げるといいでしょう。ギブソンタックは海外のアレンジワザですが、和装ととっても相性がいいのですよ! 

編み込みとギブソンタックでまとめた髪。着物と色を合わせた大きな花の髪飾りがステキですね。ギブソンタックで作るまとめ髪は落ち着いた雰囲気がありながらも、夜会巻きほど大仰でないので絶妙なバランスでいい感じな仕上がりに。 

おだんご部分のモコモコ感が和装のピッタリ合いそうですね。かんざしをさしたり、花をさしたりするのも豪華です。あまり髪を引き出し過ぎないように注意。和装の場合は疲れた風に見えたり、だらしなく見えたりしてしまいます。 

華やかな和装の髪飾りですね。学生ならハーフアップにこの飾りをつけてもいい感じですが、少し大人っぽくするには、シニョンにつけるのが正解ですね。髪飾りが豪華なので、あまり崩さずキレイにまとめるのがgood♪ 

ギリシャ神話の登場人物のヘアスタイルのようですね。何段にも分けてくるりんぱをして、えりあしを丸めてまとめます。落ち着きのあるミセスにふさわしいヘアスタイルですね。シンプルなゴールドのアクセもステキです。 

ギブソンタックをつくって、お花で飾っています。洋装の時には少し下の方におだんごをつくり、和装の時にはうなじを見せるように、少し上げておだんごをつくるのがポイントです。おくれ毛の出し方もかっこいいですね。 

浴衣の時には、髪飾りをつけないでアレンジだけというのもいいですね。サイドの編み込みの流れが可憐なイメージですね。浴衣なので、少し大胆に髪を引き出してこなれ感をだし、艶っぽい雰囲気を出すのもポイント。 

紫の花が大人の雰囲気を出していますね。結び目を三つ編みで巻いて隠しているところがさりげなくオシャレで「とっておき」の印象です。おくれ毛の量のバランスがよくて、いやらしい雰囲気にならずに艶があります。 

技巧的でたくみな印象のアレンジです。アシメにつくった筒形の毛束にリズム感があって華やかさを感じます。サイドにながした幾筋かのおくれ毛で、大人っぽい艶を演出。飾りの花も明るく賑やかですね。 

ミセスの落ち着いたヘアスタイルです。訪問着などにも、よく似合うでしょう。マットな質感のシルバーのバレッタが、落ち着いた雰囲気を出しつつも、ひまわりのモチーフがお茶目でチャーミングですね。

三つ編みや編み込みなどとアレンジしたギブソンタック

これはねじり編みと合わせ技のギブソンタックです。サイドの髪をねじり編みして、ハーフアップの髪の上に重ね、出ているしっぽを巻き込んでギブソンタックにしていきます。不器用さんでもキレイにできますよ。 

ちょっとわかりづらいのですが、前からサイドの髪をフィッシュボーンにしています。フィッシュボーンの毛束を後ろで束ねて、そこにえりあしの髪を押し込んでギブソンタックにしていきます。大胆な崩し方で外国人風ですね。 

アシメなデザインがかっこいいアレンジです。前髪を編み込むのですが、垂れ下がるような方向で、ちょっと珍しいですよね。編み込みのそれぞれの毛束を後ろで束ねて、あとはいつものギブソンタックでフィニッシュ! 

サイドの髪は三つ編みして後ろの髪と1つに束ねます。そこからギブソンタックする前に細い毛束を2つとり、輪を作って飾りのように出します。後はギブソンタックを仕上げます。おくれ毛を出し過ぎないように! 

両サイドから編み込みした毛束を後ろで合わせてギブソンタックに。クラシカルな楕円のシルエットが美しいですね。トップやおだんご部分は少し引き出しますが、サイドは編み込みの味を活かし、おくれ毛をつくらず、さっぱり仕上げに。 

見事な編み込みを取り入れたギブソンタックです。もはや芸術の域に達していますね。器用さに自信のある人でないと、ちょっと大変かもしれません。ギブソンタックのタックの丸みが美しいですね。

簡単アレンジギブソンタック

はじめに髪全体に波ウェーブをかけてから作るのがコツ。ふんわり1本にまとめて、襟足をギブソンタックします。ロープ編みの毛束がギブソンタックの上に横たわってオシャレで、かつ外国人風仕上がりに。細かいおくれ毛もいい感じです。 

トップの髪が大きい毛束でざっくりと編み込まれています。サイドは三つ編みでまとめています。ウェーブをいかした崩し感で、パッと見にショートのパーマスタイルかのように見えるアレンジですね。 

ハチ上の部分に先にギブソンタックを作り、サイドをねじり編みして後ろの髪まで2つに編み、それをおだんごの下に沿ってピンとめるスタイル。見た目より簡単にできる上に、ちょっと手が込んだ風にみえるのでお得♪ 

こちらは、ねじり編みした毛束をギブソンタックの中にしまうタイプです。前出のタイプより、こちらの方は落ち着いてしっとりした印象に仕上がっていますね。ピンやバレッタ、コームでお好みの雰囲気をプラスしてください。 

複雑に見えますが、トップをくるりんぱして、そこに両サイドねじり編みした毛先部分を一緒に入れてギブソンタックしたスタイルです。ロングの髪をスッキリまとめたい時にいいですね。和装にも合います。 

流れるようなロープ編みがキレイで、海外の神話にでてくる女神のようなイメージのアレンジです。ロープ編みの下につけたお花のバレッタもステキですね。ギブソンタックのロール部分のボリュームもいい感じです。 

くるりんぱの部分を浮かせて立体的にしているところが特徴的です。3つのブロックに分けて作ればいいだけの簡単ギブソンタック。髪の引き出し加減が命になりますが、大胆に浮かせるつもりで引きだすと案外うまくいきます。 

ラフな仕上がりを目指しますが、作っている途中まではキチンと作っていきます。トップをくくることと、タックを巻き上げていく前に髪の先端を全部ひとまとめにくくるというひと手間が、簡単にキチンと仕上げるコツです。 

後ろでしばって髪を巻き上げて入れ込む簡単スタイル。おくれ毛がポイントになっていますね。サイドの髪のたわませ加減もニュアンスを出しています。艶っぽくなるか、所帯じみるかの分かれ目は髪のふっくら加減。 

ラフに仕上げたギブソンタックに大きめのクリップなどのヘアアクセをつけて、カジュアル仕上がり。力み感がなくて、手をかけているのに自然な感じに見えるところが、オシャレです。うまくできなくてもクリップでカバーできるので便利♪ 

今旬のスカーフアレンジ。スカーフを一緒に巻き込むことで、髪もキレイにまとまって仕上がりが美しいです。旅行先などで、ヘアスタイルに変化をつけたい時などいいですね。スカーフの色柄で同じスタイルでも雰囲気が変わりますよ。 

りぼんを巻き込むギブソンタック。レトロなお嬢様風ヘアスタイルですね。写真はわかりやすく黒いリボンをつかっていますが、もちろん、ほかの色でOKです。 

カチュームを使ってボリューム感のあるゴージャスなギブソンタックにしています。サイドをゆるめの編み込みにしてカチュームに挟み込み、うしろもたっぷりとさせて巻き上げて、毛先をカチュームにはさみます。 

まとめ

いかがでしたか?忙しい朝の時間にもサッとコンスタントにまとめることができて、かつ老けて見えないギブソンタックはできる女子の強い味方ですね。清潔感があって大人かわいいヘアスタイルに仕上がるから、仕事にもプライベートにも使えて便利♪ぜひやり方を習得してくださいね☆ 

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