リリー・フランキー朗読、太宰治の作品を聴く会へ！

昭和の文豪で、いまなお世代を超えて読み継がれている太宰治は、昭和14年9月に三鷹市（当時は三鷹村）下連雀に居を構え、戦時中の疎開時代を除き、昭和23年にこの世を去るまで、この地で暮らした。その縁で、三鷹市スポーツと文化財団が主催者となって、毎年6月19日の「桜桃忌」前後に、著名人を朗読者に迎え開催する、太宰治朗読会は、多くのファンで賑わう息の長いイベントとなっている。今年の「第17回 太宰を聴く ～太宰治朗読会～」は、朗読者に小説家、俳優、イラストレーターなど多方面で活躍するリリー・フランキーを迎え、6月16日（金）に開催！

太宰治
写真提供：公益財団法人 日本近代文学館

今回の朗読作品は、『チャンス』（昭和21年）、『桜桃』（昭和23年）、『グッド・バイ』（昭和23年）と、太宰治の晩年の作品3本立て。「読む」のとはまた違う、文学作品を「聴く」という楽しみを、ぜひ会場で味わってみてほしい。また、このイベントでは、1歳～未就学児対象の託児サービスも実施されるので、ぜひこのサービスを利用して、普段は育児に忙しいママ・パパも、ゆったりとした気分で、作品の世界に浸ってみては？

いまや名優としての地位も確立したリリー・フランキーが、どんなふうに作品を朗読してくれるのか興味津々。
©︎HIROSHI NOMURA

「第17回 太宰を聴く ～太宰治朗読会～」
日時：2017年6月16日（金） 19:00開演
会場：三鷹市芸術文化センター 星のホール（東京都三鷹市上連雀6-12-14）
料金：一般￥3,000、学生￥2,000、高校生以下￥1,000 ＊全席指定 ＊未就学児は入場不可。
チケット電話予約：三鷹市芸術文化センター チケットカウンター Tel 0422-47-5122（10:00～19:00）
チケットWeb予約：http://mitaka-art.jp/ticket
＊事前登録（無料）が必要。 ＊携帯電話から予約の場合、座席は自動採番となる。
託児サービス：6月2日（金）までに、Tel 0422-47-5122まで、要予約。ひとり￥500