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ゆらぎ肌の赤み⇔美白との関係とは?【炎症はシミの原因に!?】

  • 2017.5.15
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美白新製品は数多くあれど「何を選べばいいのかわからない」というアラサーの悩みに、美容家・小林ひろ美さんとビューティサイエンティスト・岡部美代治さんが立ち上がった!刑事と署長に扮し……美白事件と立ち向かい、アラサー肌を救う!

美白と関係があるとのタレコミが……【消えない赤み事件】

ひろ美署長
小林ひろ美。美容家。美・ファイン研究所主宰。音羽警察署に異動し、署長に就任した美貌のキャリア。捜査が行き詰まると、独自の理論にもとづく美肌テクを伝授し、みよじ刑事の事件解決を応援する。
http://be-fine.co.jp

みよじ刑事
岡部美代治。ビューティサイエンティスト。VOCEですっかりおなじみのスキンケア刑事。現場100回を身上に、足で情報を集めつつ、これまでの経験に裏打ちされた鋭い推理で、難事件を解決している。
http://www.beautysci.jp

お悩み証言

◆ 肌にいつも赤みがある
◆ 赤い部分が色ムラになってきた
◆ ちょっとしたことで肌がゆらぐ

ひろ美署長「大気汚染とか環境のせいで肌に赤み=炎症が起きている人、多いわよね。ゴシゴシこすったり、過度に拭き取りするのも×」

みよじ刑事「炎症がメラニン生成指令となって、メラノサイトが過剰にメラニンをつくることも。つまり炎症がシミの資金源になってるんですよね」

ひろ美署長「赤みが消えないということは、美白を受け入れる前段階で肌の働きが止まっているということね。肌の健全な機能が人質にとられているようなもの」

みよじ刑事「一刻も早く、人質を解放しなければ。説得材料として炎症を抑える美白ケアを持って、ただちに立てこもり現場へ向かいます!」

赤っぽく、炎症を起こしている肌。炎症とはいっても、痛みやかゆみは感じないことも多いので、気がつかずに進行している可能性も。

ひろ美署長「炎症のせいで本来の機能を人質にとられ、美白が効かない状態にある肌を救出。炎症を刺激しない技を!」

みよじ刑事「シミの資金源、炎症を断つケアで組織を撲滅するぞ」改ページ:[ → 赤みは重大シミのもと!どうやってケアすればいいの!? ]

肌を人質にとる炎症に手を打て!不可欠なのは鎮静ケア

1、【シャネル】ル ブラン セラム HLC

炎症をおさめる美白有効成分で肌色に緊急出動
自慢の美白有効成分TXCは消炎作用もハイレベル。今春、進化し、増えるとメラニン生成が過剰になる肌中のタンパク質、モータリンに着目。梅の花の成分でモータリンをコントロールし、肌色ケアもシミ攻撃もきっちり。〈医薬部外品〉30ml ¥16000

2、【メナード】フェアルーセント 薬用パック ホワイト

うっかり日焼け後の初動捜査に美白&消炎マスク
じわじわ進行する炎症にも、日焼けして「やっちゃった」というときにも効果大な美白消炎マスク。塗ってオフすれば、肌が落ち着き、肌トーンが垢抜ける。クリーム系で肌にみちっと密着するから、潤い注ぎ込みパワーも抜かりなし。〈医薬部外品〉110g ¥7000

3、【アクアレーベル】ホワイトアップ ローション

炎症対応美白とベビーアミノ酸のバディで戦う
プチプラだけど、メラニン生成の原因になる慢性微弱炎症を見据えた成分、m-トラネキサム酸をガツンと配合。なおかつ細胞間脂質が生まれるのを助けるベビーアミノ酸を入れることで潤いが湧き出る肌に。3種類の感触から選べる。200ml ¥1400(編集部調べ)/資生堂

4、【クリニーク】イーブン ベター ブライター モイスチャー マスク

肌色を損なう犯人をあの手この手で追い込む
「均一美白」をうたうシリーズよりマスクが登場。メラニン生成を防ぎつつ、炎症や刺激もケア。そして優しい角質ケアでメラニンを肌から追い出すアプローチだ。一度の使用でも肌が心底明るくなって、ふくふくと柔らかさも出る。〈医薬部外品〉98g ¥6500改ページ:[ → より有効な選びワザ、効かせワザをチェックせよ! ]

みよじ刑事の【選びワザ!】

シミの資金源、炎症を抑えて、美肌復活
「炎症で赤みが出ている肌は、やはり炎症を抑えることをいちばんに考えたい。炎症が引き金になって、赤みだけでなく、メラニンが増えることもあり得るからね。ケアとしては、たとえばトラネキサム酸系の成分や、消炎剤のグリチルリチン酸配合のホワイトニング。肌あれを抑える植物成分が入った製品を活用してもいいぞ」

ひろ美署長の【効かせワザ!】

ふわっとづけで赤みから肌を解放せよ
「ケアするときの圧が強かったり、ゴシゴシこすったりして炎症を起こしている肌、多いのよね。そういう肌をケアする際は、こするな危険!『ふわっとづけ』を実行して。手のひらにコスメをなじませ、鼻~頬の部分に置いて、次にサイドにずらす。額やあごも同様に。置いてつけることで摩擦がなくなって、赤みも減ってくるはず」

コスメをなじませた手を顔の中心部にのせて5秒置き、横に手をずらす。その繰り返しで顔全体に。

撮影/金栄珠(人物)、藤本康介(静物) ヘアメイク/鈴木 翠 スタイリング/瀬上裕香 取材・文/入江信子 構成/佐野桐子

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