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【管理栄養士が教える】紫外線の季節到来!肌のためにとりたい美肌食材

  • 2017.5.14

日中は半袖で過ごせるくらい、気温の上がる日も増えてきましたね。この季節になると、本格的に気になるのが紫外線です。
帽子や上着などで肌を覆ったり、日焼け止めクリームなどの対策はもちろんのこと、食べもので身体の内側からも紫外線対策をしていきましょう。今回は管理栄養士の筆者が、美肌のためにとりたい美肌食材についてご紹介します。
 

1:美肌食材の王様“赤パプリカ(赤ピーマン)”

いろいろな色のものがあるパプリカですが、中でも一押しは赤パプリカです。黄色やオレンジなど、他の色のパプリカに比べて栄養価が高く、甘くて美味しいのがその理由です。
抗酸化機能を持ったビタミンA、C、Eすべてを豊富に含む赤パプリカは、まさに美肌食材の王様と言えます。ちなみに赤ピーマンも同様の栄養価を持っており、ピーマンが苦手な方でも甘味があって食べやすいので、ピーマン料理の青ピーマンのかわりに使うのもオススメです。
 

2:強力な抗酸化力を持つリコピンをとれる“トマト”

https://www.shutterstock.com
完熟して真っ赤になったトマトには、リコピンという強力な抗酸化力をもった成分が含まれています。紫外線にあたると皮膚では活性酸素が発生し、これが引き金となってメラニンが作られてシミやくすみの原因となりますが、リコピンはこの活性酸素を除去する作用を持っているため、肌の透明感を保つように働いてくれます。
リコピンは油と一緒にとると吸収が良くなるといわれているので、炒めたり、サラダとして食べるときはオリーブオイルなどをかけると良いでしょう。
 

3:ビタミンEなど豊富なビタミンをとれる“アボカド”

栄養価が高く、その美味しさからも女性に人気のアボカドですが、紫外線対策にも頼りになります。アボカドには“若返りのビタミン”とも呼ばれるビタミンEがとても豊富です。
油が多くてダイエット中の方は気になるかもしれませんが、アボカドに含まれる油はほとんどがオリーブオイルなどと同じオレイン酸で、悪玉コレステロールを下げる働きなどをもつ良質な油です。他にも多くのビタミンを含む食材であるため、とりすぎなければ問題ないでしょう。
 
いかがでしたか? 今回は美肌のためにとりたい食べものを3つご紹介しました。身体の内側も紫外線と戦える体制を整え、若々しさを維持しながら夏を楽しみたいですね。
【参考】
紫外線による健康影響– 厚生労働省
活性酸素と酸化ストレス – 厚生労働省
【画像】
※ nenetus , DUSAN ZIDAR / Shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。著書“一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方”が2017年4月24日に発売予定。

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