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疲れているときにやりたいヨガ「半月のポーズ」

  • 2017.5.7
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疲れているときに休むのではなく、逆に体を動かしてみるとスッキリすることがあります。ヨガインストラクターである筆者がそんなときにオススメするのは、少し難易度が高いヨガポーズ。気持ちと体に意識を集中させ、ポーズを終えた後はスッキリ! 無理のない範囲で楽しみながら行ってみましょう。
 

心身のちょっとした緊張が、スッキリさせてくれる

体力を消耗して疲れているときは、何よりもゆっくり休むことが大切ですが、体が怠けていたり、悩みことで頭がいっぱいになっていたりといった疲労には、体を動かすことで疲れを取ることが有効です。
怠け疲れの体に喝を入れるためには、少し難しい動きを取り入れてみましょう。ただ何となく動いているのでは意識も散漫になりますので、心身が少しだけ緊張するようなポーズに集中してみましょう。
 

アルダチャンドラ・アーサナ「半月のポーズ」

(1)両足を肩幅の2.5倍ほどの広さに広げます。右足先を真横へ、左足先を内側へ入れて立ちましょう。
(2)両腕を肩の高さで左右に伸ばします。

画像:上村 由夏
(3)左手を腰に当てて右足を曲げて、右手を右足の前方20cm以上先におきましょう。

画像:上村 由夏
(4)息を吐きながら右足と右手で体を支えるようにバランスをとります。
(5)息を吐くタイミングで左足を持ち上げ、右足を伸ばしましょう。左足は床と平行の位置が理想です。
※ 軸足(写真では右)の膝を伸ばしすぎないように、少し緩めて重心を安定させます。

画像:上村 由夏
(6)右足と右腕を軸にしてしっかりと体を支えたら、持ち上げた左足全体を強く後方へ伸ばします(空気の壁に足を強く押しつけるイメージで)。
(7)余裕があれば、左腰を天井方向へ開く意識で胴体を左方向へ回転させていきます。

画像:上村 由夏
(8)左足を強く保ったまま全体のバランスを意識し、左腕を天井方向へ上げると同時に、鼻先を天井に向けるように首を回しながら、目線を左手指先か天井に変えていきましょう。
(9)息を吐きながら戻るときは左足を下ろし(3)のポーズへ戻り、息を吸いながら(1)のポーズまで戻ります。
(10)反対側も同様に行います。
 

“半月のポーズ”が体に与えるメリット

足首、太もも、お尻の強化、背骨を整える、鼠蹊部と太もも裏側のストレッチ、胸のストレッチ、集中力を高める。
 
いかがでしたか? ポーズに慣れてきたら持ち上げた足に囚われず、全体の調和を考えてバランスをとるようにしましょう。終わった後には心身のスッキリ感を実感いただけるはずです。
【画像】
※ 上村 由夏
【衣装提供】
NERGY

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

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