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◯◯を加えるだけ! もれない、シミない、きれいなお弁当づくりのコツ

  • 2017.5.6
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お弁当にも、みずみずしい野菜やジューシーなお肉を入れたいところですが、問題はその汁気。こぼれやすくなるほど小さな子には食べにくいし、これからの季節は衛生面も気になるところです。そんなママたちの悩みを解決するテクを紹介します。

(c) karin - Fotolia.com

■水分の出やすい葉物野菜を攻略!
お弁当に「緑」をプラスしたいとき、ほうれん草のおひたしはとても便利な一品です。彩りはもちろん、電子レンジでもサッと調理できるし、栄養も抜群! ぜひとも入れたいところですが、ただでさえ水っぽいうえに、お弁当用の醤油入れをうまく使えない小さな子には味をつけておく必要があり、一筋縄ではいきません。

しょうゆなどで味付けしておきたいなら、「乾物」がおすすめです。汁気をしぼってからかつお節をまぶしておくと、水分を吸収してくれます。味付け後に海苔で巻いても同様の効果があり、見た目も楽しめる一品になります。

葉物野菜はおひたし以外の調理法でも、水分が出やすい食材です。炒めた場合でも汁気をしぼり、乾物をまぶしておきましょう。葉物野菜には、すりごまもよく合います。

■乾物を上手に使おう
このように、汁気の多いメニューには、乾物を活用しない手はありません。和食ならかつお節やすりごま以外にも、とろろ昆布や切り干し大根、乾燥わかめ、海苔などが使いやすい食材です。

乾物には煮物などの汁気を吸う効果があるので、全体にまぶしたり、下に敷いたりするといいでしょう。

こうした乾物は洋食にも合わなくはないのですが、たとえばハンバーグにかつお節がついていたら、子どもが違和感を抱くかもしれません。できればパン粉や乾燥パセリなど、洋食向きの乾物を使ってあげたいですね。

フライなどの揚げ物には、パスタが便利です。コンビニなどのお弁当にスパゲッティが入っていることがありますが、これはおかずの位置がずれないようにしたり、油を吸わせたりする意味もあるのだとか。これをまねすれば、油がたれるのを防げるでしょう。

■思い切って「丼」にしてしまう方法も
乾物を使えば汁気対策にはなりますが、何かと面倒でもありますよね。そんなときは、「丼」のようにご飯の上にのせてしまうのはいかがでしょうか。丼にはルールがありません。好きなものを好きなようにのせて食べればOKです。

「丼」という言葉にしっくりこなければ、カフェのプレートやコンビニの海苔弁をイメージしてみましょう。ご飯の上にさまざまなおかずがのっていても、違和感を覚えないはず。盛り付けも楽なので、時短にも役立ちます。

お弁当をおいしく食べてほしいと思うほど、汁気の問題が出てしまいます。だからといってパサパサのものばかりでは、味気なくなってしまうでしょう。子どもにとって、お弁当は楽しみな時間。ちょっとした工夫をすれば、「今日もおいしかった!」といってくれるはず!
(藤井蒼)

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