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人と人とをゆるやかに繋ぎ、観光ではない地域のストーリーを伝えるゲストハウス「Ten to Ten」

  • 2017.5.2
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札幌の中心部である中島公園駅にほど近い「Ten to Ten」。清潔でリラックスできる室内と、大規模なゲストハウスにはないスタッフの顔が見えるアットホームさが魅力的なゲストハウスです。

カフェ&バーの入り口が目印

「Ten to Ten」は、朝には通勤に向かう人の姿も見ることができ、世界各地からやってくる観光客など、いろいろな人が交わる交差点のような場所にあります。

建物は、事務所だった古いビルをスタッフが自ら改装したもの。1Fが落ち着いた内装のカフェ&バーで、2Fから上部が宿泊フロアとなっています。入口がカフェ&バーなので、ドリンクだけの利用も気軽にできますよ。

ホテルの「快適さ」を兼ね備えた、ゲストハウス

「Ten to Ten」ができた経緯について、スタッフの高橋さんに詳しくお話を聞いてみました。

「僕も含めてですが、〈Ten to Ten〉のスタッフの中には、いわゆるゲストハウスが苦手な人が多いんです(笑)。ひと昔前のゲストハウスって、値段は安いけれど、清潔感がなかったり、リラックスできる場所ではありませんでした。

だけど、ゲストハウスにはコミュニケーションを楽しめるという良さがある。ビジネスホテルやカプセルホテルは快適だけれど、どこかものたりなさを感じる。そこで、ゲストハウスの良さとホテルの機能面の両方を備えたゲストハウスにしたいと思ったんです」

観光ではないストーリーのある札幌を見てもらいたい

「札幌にやってくる観光客は、札幌を拠点としてニセコや小樽を目的にしている人が多く、中継地点としての役割も大きいんです。そんな札幌にゲストハウスを作るなら、ただの観光ではないストーリーのある札幌を見てもらえるような宿にしたいと思いました。そのために、観光客が地元の人と対面で話せる場所が必要だなと」

人と人とをゆるやかに繋ぐユニークなサービス

宿泊者にはウェルカムドリンクのサービスもあり、スタッフが気さくに話しかけてくれるので、自然にコミュニケーションが始まります。他にも、人と人とが繋がれる仕掛けがたくさん。

取材時は、2人以上で飲み放題サービスというものが行われていました。これは知り合ったばかりの者同士が申し込むこともできるサービスで、「カウンターで知らない人と話し込むうちに、盛り上がったから飲み放題にしてみようか」というもの。

小さな気遣いを感じられる、きめ細やかなサービス

宿泊料金は、ドミトリーが一泊2500円からと、とてもリーズナブル。ツインルームは一泊6000円〜、4名まで泊まれるファミリールーム12,000円と、用途に応じて部屋を選ぶことができます。宿泊部分はすべてスリッパを脱いで入ることができるようになっており、細かなところで衛生面にも配慮されています。そういった小さな気遣いが積み重なることで、あらゆる人に対応するゲストハウスになっているのですね。

自分たちらしいスタイルで、心のこもったおもてなしをする

「お客様のニーズに合わせて、どんどんサービスは変えていこうと思っています。流動的にいろいろなことをしていくなかで、もっと僕たちらしい〈Ten to Ten〉の姿が見えてくるのではないかと」。とこれからの展望について高橋さんは語ってくれました。

6月には「Ten to Ten」の二店舗目となるゲストハウスが、札幌駅近くに完成する予定。マルシェや屋台ブースなど、地元の人も気軽に立ち寄れるスペースもあるので、出来上がりが楽しみですね。

これからも、「Ten to Ten」は、札幌から発進するゲストハウスの一つのスタンダードな形として、世界各国のゲストや北海道の人を出迎えてくれそうです。