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知っておくとより楽しく意欲も増す!ヨガの基本ワード

  • 2017.4.28
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ヨガを始めてみたけれど、レッスン中にインストラクターが話すヨガっぽい横文字ワードに、頭の中が“?”となっている方、実は少なくありません。ヨガスタジオでクラスを選ぶ際にも、ヨガ用語が分からないと、何をどう選んでいいのかわからないこともありますよね。
そこで今回はヨガインストラクターである筆者が、ヨガレッスンを受ける上で、知っていたらもっと楽しめる“ヨガの基本ワード”をご紹介したいと思います。
 

ヨガで出てくる横文字は“サンスクリット語”

英語でもスペイン語でもなく、何語なんだろうと思われるヨガで使われるワード。ヨガのポーズ名やヨガで使われる基本的な単語は、古代インドで使われていた“サンスクリット語”を使っています。
そもそも“ヨーガ(ヨガ)”という言葉も、サンスクリット語の“繋ぐ”という意味。そこには心と体を繋ぐ、宇宙や大自然と自分を調和させて繋ぐ、などヨガの深い意味が込められているのです。
 

知ったらもっと楽しくなる!ヨガの基本ワード

(1)アーサナ

ヨガには“ヨーガスートラ”という、古くから伝わるヨガの教えの経典があります。ヨガの教えを実践する中でヨガのポーズを習得するのは、その中のごく一部。中でもヨガの基本の教えの軸となる“8支則”というものがあり、その8つの中の一つの技法が“アーサナ”です。
簡単に言えばヨガの“体操”や“ポーズ”ということ。“〇〇アーサナ”は、ヨガのポーズ名のことでもあります。例えば、マールジャーラ・アーサナ(=猫のポーズ)、トリコーナ・アーサナ(=三角のポーズ)などです。
 

(2)プラナヤーマ

ヨガのレッスンでは、インストラクターが必ず何度も生徒さんに意識させる“呼吸法”。ヨガには様々な呼吸法がありますが、その総称を“プラナヤーマ”と言います。
生き物は呼吸をしていなければ死んでしまいます。ヨガではその呼吸を生命のエネルギーとし、心身を調和させコントロールするために日々意識しておく大切なヨガの基本です。
 

(3)

スーリヤナマスカーラ

何だか舌を噛みそうな複雑な名前で、一度では覚えるのが難しく感じるかもしれませんが、“スーリヤナマスカーラ”を日本語にすると、“太陽礼拝”です。
ヨガのレッスンでは必ずと言っていいほど実践されるヨガのポーズを一連の流れで行うものが“太陽礼拝”。12ポーズからなる“スーリヤナマスカーラ”は、体全体の柔軟性や筋力を養うのに最適だとされています。適度な運動量があるのと、決まった12ポーズから組まれているので、初心者が自宅で取り組むのにもお勧めです。
 

(4)シャバ・アーサナ

“アーサナ”という言葉がつくので、これもヨガのポーズの一つですが、ヨガのレッスンの最後に必ず行う、とても重要なポーズです。
仰向けに寝て、全身の力を抜き心身をリラックスさせるこのポーズを、日本語では“死体のポーズ”と言います。その目的は体を休め、リラックスした状態で深い瞑想に入ること。ヨガでは、過去や未来に思考がとらわれることなく、“今、ここ”にただ集中することを大切にします。
体を動かしたあとの“シャバアーサナ”は至福の時間。眠気が襲って寝てしまいそうにもなりますが、本来はリラックスした状態でいながら、意識は覚醒させていくことが目的です。
 
いかがでしたか? 今回はヨガの基礎中の基礎として、いくつかのヨガワードを解説しました。ただのストレッチという枠を超えて、ヨガから得られる至福の要素も、ぜひ少しずつ知っていってくださいね。
【画像】
※ fizkes / Shutterstock

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

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