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GWのレジャー前に知っておきたい!「日焼け止め」の正しい選び方と塗り方

  • 2017.4.28
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GWはレジャーなどのお出かけで、紫外線を浴びる機会が増えるとき。日焼け防止しなきゃ!と思っても、実は日焼け止めを正しく塗れず、うっかり日焼けしてしまう方は意外と多いんです。そして塗り方に加えて、使用シーンに合わせた適した日焼け止めの選び方も大事なポイントであることを忘れてはいけません。
今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、うっかり日焼けをなくす、日焼け止めの選び方と正しい塗り方についてご紹介します。
 

日焼け止めを選ぶときのポイント

(1)紫外線吸収剤と紫外線散乱剤、どっちを選ぶ?

一般的に市販されている日焼け止めを選ぶときは、紫外線防御効果が十分であるかが一番の指標となります。通常日焼け止めには“紫外線カット剤”というものが入っており、紫外線カット剤には“紫外線吸収剤”と“紫外線散乱剤”があります。お肌が敏感な方などは紫外線を吸収して変化させる“紫外線吸収剤”より、紫外線を反射させる“紫外線散乱剤”が配合されているタイプの方がよいでしょう。
“紫外線散乱剤”のものは“ノンケミカル処方”などと表記して販売されているので、チェックしてみてくださいね。
 

(2)SPFはどれくらいが目安?

日焼けによりお肌が赤くなってヒリヒリするサンバーンを起こすのが“レジャー紫外線”とも言われるUVB波。SPFの数値は、このUVB波がサンバーンを起こすまでの時間を何倍長くのばせるかを表す指数です。
紫外線を長時間浴びない日常生活で使用する際はSPF25~30ほどでも十分。一方、レジャーなど長時間炎天下で過ごす場合は、SPF値をできるだけ高めのものを選ぶようにしましょう。
 

(3)++や+++の意味は?

日焼止めのPAのあとに++や+++という表示。これはUVA波を防御する効果の高さを表したものです。+の数が増えるにつれてUVA波を防御する効果が高まります。日常使いでは+、++、+++など、レジャーのときなどは+++以上を選ぶようにしましょう。
 

日焼止めの正しい塗り方

(1)2度塗りが鉄則!

まずはお肌が乾燥しないようにスキンケアでしっかり保湿をしてから、日焼け止めを塗っていきましょう。塗るときはムラにならないようにお顔の中心から外へ向かって優しくのばしてなじませることを意識して。

画像:杉本由美
写真でいう矢印の方向に広げ、ムラにならない秘訣は薄く塗るのではなく日焼け止めをたっぷり使用して塗り広げでいくこと。
さらに重要なポイントは一度ではなく2度塗りが鉄則! 重ね塗りをすることで日焼け止めをスキなく塗ることができ、うっかり日焼けを防げます。
 

(2)必ず2~3時間おきに塗り直しを

必ず2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。紫外線の防御効果が高いからといって安心してしまってはダメ。夢中で楽しんでいると、水や汗などで日焼け止めがとれてしまっているのを見落としてしまいがちですが、どんなに紫外線の防御値が高いものを使用していても、必ず2~3時間おきには塗り直すことを忘れないでください。
 
いかがでしたか? 一度しか塗っていなかった、塗り直しなんてしてなかった!という方も今年からはスキのないケアをして、うっかり日焼けをブロックしてくださいね。
【画像】
※ In Green / Shutterstock
※ 杉本由美

【筆者略歴】

杉本由美

手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。

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