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子どもの現代病「スマホ依存」にさせない! 今、親子で取り組めること【パパママの本音調査】 Vol.87

  • 2017.4.28
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© tatsushi - Fotolia.com

小学生のスマホ所持率が上がることにより、「スマホ依存」を心配する声もあがっています。兵庫県ではいち早く条例を改定し、学校や保護者などに子どもが長時間利用することの弊害の認識を求めています。そのほかの自治体でもスマホの利用を「夜9時まで」などとルール化しているところもあるようです。このスマホ依存対策の条例化についてアンケート調査をしました。

Q.子どもの「スマホ依存」対策の条例化、どう思う?
1.賛成 43.1%
2.どちらかと言えば賛成 30.1%
3.どちらかと言えば反対 10.1%
4.反対 4.5%
5.わからない・どちらとも言えない 12.3%

賛成が43.1%ともっとも多い結果となりました。どちらかと言えば賛成も含むと73.2%とほとんどの方が賛成派のようです。親たちはそれだけ子どものスマホ依存を脅威に感じているようです。

■まずは親子で話し合ってルールを決める

まずは家でのルールが大切という声が多くあがりました。しつけの一環として、スマホとのつきあいかたを親子で話し合うことも大切です。いきなり取り上げたり一方的にルールを決めつけるのはやめましょう。

「行政が規制する前に、しっかりと親がルール作りをして守らせることが先決だと思います。我が家には中学2年の子どもがいますが、しっかり守ってくれています」(三重県 40代男性)

「家庭でのしつけが大事だと思う。スマホだけじゃなく」(千葉県 40代女性)

■条例に賛成!いじめ防止にも役立つ

親の子ども時代にはなかったスマホに対して、親自身もどうルールをしたらいいかわからないこともあります。条例があることで、家庭でのルール作りの指針にもなるようです。また「夜9時まで」など時間を決めることで、友だちとのやり取りにも区切りがつき、いじめなどの発展を防ぐこともできます。

「各家庭でルールを決めていても難しい問題。親が寝静まってから朝まで使用している子もいるようです。学校や家庭と連携しながら子どもたちを見守るのもアリかもしれません」(神奈川県 40代女性)

「ガイドライン的なものがあるのはいいと思います。徹底できるかは各家庭によると思いますけど」(神奈川県 40代女性)

「家でルールを作っても、友だちと足並みがそろっていないと守らせることが難しいから、ある程度条例で足並みがそろえられると守りやすくはなる。本当は条例がなくてもうまくやっていけたらいいけど」(千葉県 40代女性)

■スマホの危険性を親として知っておくべき

親が正しい使い方やスマホの危険性についても知っていれば、子どもに伝えることができます。条例としてルールを作るだけでなく、情報の発信を求める声もありました。フィルターをかけることはもちろん、一定の利用時間を越えるとアラームで知らせてくれるアプリなどの活用もすすめられています。

「ルール作りの条例より使い方を具体的に提案してほしいです。例えばどんなトラブルがあって、どう対応すればいいかを発信してほしい。親よりも子どものほうが詳しかったりする場合もあります。親子で危険性の勉強をしながらルール作りができる環境にしてほしいです」(茨城県 40代女性)
(サトウヨシコ)

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