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男が嫌がる女のケンカの吹っかけ方とは?男女のケンカがこじれる理由3つ

  • 2017.4.27

男と女が付き合えばケンカや衝突は避けられないもの。

付き合いだした当初は「まさかこの人と言い争いになる」な~んてことなど想像もつかなかったかもしれないが(笑)、付き合えば付き合うほどケンカはついて回るものともいえる。

男と女は違う性を持っているものだからこそ、ケンカするほうがむしろ健全なことともいえる。

だが、“男と女が追突してしてしまうのは当たり前”とはいっても、ケンカをうまく終結することができなかったり、さらに事態が悪化するようでは「ケンカするほど仲が良い」とはならないのだ。

――あなたはこんなケンカをしていないだろうか?

男性が嫌がることその1・ 「そのことはもう終わっただろ?」昔のことは蒸し返さないでくれ!

・「女って言い合いになると必ず昔の話をひっぱり出すよね。今のケンカとは関係ないはずなのに『あなた、あの時もこうだったじゃない!』とか、過去のことまでほじくり返してケンカをさらに大きくしようとする。女ってホント下らないことをよく覚えてるよね。しかもこっちはちゃんと謝罪して済んだことだし……勘弁してほしい」(42歳・男性・コンサル)

――男性は女の「あのとき○○だったじゃない……」にはウンザリしている。

 

ケンカが盛り上がると過去のことまで掘り起こしてしまうのが女の性。女は昔のことをほじくり返さずにいられなくなる。そう女のケンカは芋づる式なのだ。

男からしたら「よくそんなことまで覚えているよな」と呆れてしまうようだが、女の記憶力の良さは天下一品。

記念日はもちろんのこと、感情が絡んだ過去の出来事を逐一覚えているのだ。

特にケンカがヒートアップすればするほどその得意技は発揮されてしまう。口論が進むと過去の記憶が瞬時に蘇る。

男性は、過去の揉め事に関してはすべて“一件落着”したと思っている。

女にとっては“前科”だとしても、男は「ごめん」のひと言でその前歴はキレイサッパリ拭えたと思っているのだ。

 

男性は一度謝ったことに対して掘り返されることが大嫌い!

「もうそれは終わったハナシだろ?」「今それは関係ないことだろ?」とキレだす。

 

女性は過去と現在を結びつけて考えたがるが、男性は昔のことと今のこととは切り離して考える。

過去に起きた嫌なことなどわざわざ思い出したくないのだ。

だからこそ、男からしたら一度済んだ話しを引っ張り出されると、さらにケンカを吹っかけやがってと激怒する。

女が過去のネタ帳を広げてしまうとケンカはなかなか収まりがつかなくなる。

男が嫌がることその2 ・「いきなり爆発しないで欲しい」不満があるならその場で言ってくれ!

「気に入らないことがあるなら時間を置かずにすぐに伝えて欲しい。溜め込まれていきなり爆発されても困る。『は?それ、いつのこと?』『いまさら言うなよ!その時言えよ!』って言いたくなりますよ」(36歳・研究職)

――女性からしたら「小煩い女だ」「面倒な女だな」と思われたくなくてついその場では不満を言わず飲み込んでしまい、それを限界まで押さえ込んでしまうことも多いもの。

しかし、男はそのガマンに気付かない。

だからこそ女が突然爆発すると仰天するのだ。

男性に対しては溜め込んだ気持ちを一気に吐き出すよりも気づいたときに即座に訴えよう。

『あれっ?』て思うことや直して欲しいことなんかはその都度伝えるほうがよい。

ケンカの火種は小さい時に消火活動してしまうのが吉。

相手に対して思うことがあればそれは日頃からぶつけておいたほうが鎮火は早いのだ。

その場でたとえ目をつぶったとしても心のモヤモヤは消えずストレスを蓄積させるだけ。

言いたいことを抑え込むことでそのツケがあとで回ってくることもある。

男性は“感情を高ぶらせた女性”が大の苦手。

男性からしたら爆発されるより小出しされたほうがマシなのだ。

「ムカつくけど、このぐらいならまっいっか~」としまい込まず、「そういうことは止めてほしいな」と早め早めに訴えるべし。

男が嫌がることその3・「なんでわかってくれないの?」って責めるのはやめてくれ!

「男にとって一番の恐怖は女に『そんなことも分からないの?』『なんで気づいてくれないの?』と責め立てられること。そんなヒステリックに喚かれても彼女が怒ってる理由なんてわかんないよ~。考えれば考えるほど女って生き物は理解不能」(43歳・男性・公務員)

――男性は女性がなぜ怒っているのかを推測することができない。

「なにを勝手に怒ってるんだ?」

「なんでそんなに機嫌が悪いんだ?」

男性は自分が叱られる理由など思いつかず、頭の中はクエスチョンマークで埋め尽くされる。

 

女同士ならイチイチ言わなくとも伝わることでも男には伝わらない。

“空気を読む”ことができる女性は言葉以外の方法(非言語的表現)でもサインを出す。

表情、目の動き、身振りや仕草、声のトーンや抑揚、間の置き方、話す速度などで自分の思いや感情を表現している。

自分の情報をそれらによって提供しているのにもかかわらず、その情報は男性には一向に届かない。

男性は“女のシグナル”を読み解くなどムリなハナシ。想像力の乏しい男性は相手の真意を推し量ることなどできないのだ。

女の浮気がバレにくいのは男性が言語以外のサインに敏感ではないからとも言える。

逆に女が男性の異変や浮気に気付くのは相手の表情や雰囲気から模索できるからだ。

読めるのは男の浮気だけではない。言葉の話せない赤ちゃんの気持ちを汲み取ることができるのは神様が女性に与えた特別な能力なのだ。

 

読み取りセンサーが高性能でない男性に「なんでそんなこともわかんないの?」と責め立てるのはそれこそエネルギーの浪費というもの。

女は男性の“鈍感さ”“無神経さ”が怒りの原因だとしても、男性には対処のしようがないのである。

彼らが何も気づかないのは、それは「男だから」なのである。

そして「言わずとも気づいて欲しい」のはあなたが女だから……である。

女の立場から自分の気持ちを押し付けるだけではいい結果を生み出さない。

【“ケンカするほど仲が良いカップル”になろう!】

「ケンカするほど仲が良い」というのはよく言ったもので“ケンカが出来る程の仲”になったからこそ。

互いに遠慮しあうような仲ならケンカなど起こらない。つまりケンカするのは「遠慮のない仲になった」という証でもある。

しかし、いくらそんな遠慮のない間柄になったからといっても自分の気持ちばかり主張していたらケンカはこじれるだけ。

 

ケンカのあとで二人の愛が深まるなら御の字だが、ケンカのたびに憎しみや恨みが生まれてしまっては元も子もないのだ。

揉め事のあと、かえって良い結果や安定した関係になれることが「雨降って地固まる」なのだから……。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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