1. トップ
  2. グルメ
  3. 緑いっぱいのぶどう畑を眺めながらスイーツとワインが楽しめる「やまふじぶどう園&ホーライサンワイナリー」

緑いっぱいのぶどう畑を眺めながらスイーツとワインが楽しめる「やまふじぶどう園&ホーライサンワイナリー」

  • 2017.4.25
  • 819 views

富山市にある「やまふじぶどう園&ホーライサンワイナリー」は、一面に広がる美しいぶどう畑を見渡しつつ、季節ごとのパフェやスイーツを楽しめるぶどう園&ワイナリー。8月〜9月のぶどうの季節にはぶどう狩りやバーベキューができるほか、ワインの試飲や醸造所の見学も通年で楽しめます。

90年以上愛されてきたぶどう園&ワイナリー

富山市と砺波市をむすぶ国道359号からちょっと入った静かな丘の上に「やまふじぶどう園」はあります。1927年に北陸初のぶどう園として開園し、その6年後にはワイン造りを始めたという歴史あるワイナリー。長年愛されてきた信頼に応えようと、ぶどうにもワインにも、あたたかい真心があふれています。

代表の山藤重徳さんをはじめとした山藤ファミリーとその仲間たちが愛情をかけてじっくりと育てたぶどうは、一粒一粒がつややかで大きく、富山の自然の恵みがぎゅっとつまっています。残留農薬ゼロなので、子どもも安心して食べられますよ。

ぶどう狩りやとれたてぶどうの店頭販売は8月中旬〜9月下旬まで。日によって食べられる品種も変わるので、シーズン中に何度も訪れる方も多いそうです。

日本の食事にぴったりと寄り添うワイン

“笑顔が増え、会話が弾み、1日の終わりを幸せな気持ちで締めくくることができる”。そんな味わいのワイン造りを目指している「やまふじぶどう園」。
店頭販売されているワインは現在13種類で、中でも、その年のぶどうを味わえるヌーヴォー「新酒」はファンが多く、11月の販売開始から1ヶ月ほどで完売するそうです。ロングセラーワインの「立山ワイン(山ワイン)」など、どのワインもいつもの食事からちょっとよそいきの食事までぴったりと寄り添います。

自園産のメルロー種100%でつくった「ときわすれ」や、富山県産の酵母にこだわったまろやかな「いごこち」、朝から飲みたくなるような「あさっぱら」など、ネーミングやラベルのデザインも個性的。思わずだれかにプレゼントしたくなるワインがそろっています。

ワイン醸造場の見学(要予約)や試飲も無料なので、ゆっくりと自分にぴったりのワインを探してくださいね。

果実たっぷりのスイーツが楽しめるカフェ

木の温もりが感じられるカフェでは、季節限定のさまざまなパフェやぶどうスイーツを味わうことができます。

夏から初秋に楽しめる「ぶどうパフェ」(950円)は、採れたてのぶどうや、手づくりのぶどうソース、ぶどうのシロップ煮をたっぷり使った人気メニュー。トッピングのかわいさはもちろん、ナタデココや杏仁豆腐など、途中で食感や味がどんどん変わるのも楽しい一品です。

春に登場する「いちごベリーパフェ」(900円)は、いちごや練乳ソルベ、フランボワーズソルベなどが重なった甘酸っぱさがたまりません。
このほかにも、ももソルベ、マスカルポーネソルベ、フワンボワーズソルベなどのハーモニーが美しい「ももパフェ」(1100円)、チェリーとカシス、チョコレートがたっぷりの「チェリーパフェ」(1000円)など、期間限定のパフェを味わえます。新しいパフェが出るたびに足を運ぶお客さんもいらっしゃるそうですよ。

カフェは1〜2月は冬季休業、8〜10月のぶどうシーズンは毎日営業、それ以外は土日祝のみの営業です。ぶどう園とテラスではペットと一緒にゆったりくつろげますよ。

たくさんの笑顔に出会える場所を目指して

毎年9月の第2日曜日には、ぶどう棚の下で年に一度の収穫祭を開催。採れたてのぶどうやワイン、ぶどうの果実味と甘みが残るパラディワイン(発酵途中の赤ちゃんワイン)が楽しめるとあって、毎年500名もの人が集まる、やまふじぶどう園の恒例イベントです。

また、GWや10月には「ホーライサンフェス」も開かれます。ぶどうやワインはもちろん、音楽やワークショップを通した交流など、五感をめいっぱい使って、子どもも大人も一緒に遊べるイベントです。

その他にも手作りウエディングやジャズコンサートなど、さまざまなイベントが開かれています。笑顔と思い出がたくさん作られる場所だからこそ、日常に寄り添い幸せを届けるワインをつくっていきたいと話す山藤さん。初めて訪れるのに、ずっと前から知っている場所のようにくつろげるのは、山藤ファミリーの優しさとあたたかさがあるからなのかもしれません。

新緑が美しいこれからのシーズン、「やまふじぶどう園」へときを忘れに訪れてみませんか。

の記事をもっとみる