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夏色で魅せる山本美月さんの新たな一面「清く正しく美しい大人」

  • 2017.4.24
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「MAQUIA」6月号では、ヘア&メイクアップアーティストの千吉良恵子さんの魔法の手によって山本美月さんの新たな一面を引き出してもらいました。


PROFILE

やまもと みづき
●1991年7月18日生まれ、福岡県出身。少女漫画原作初主演となる『ピーチガール』が5月20日より上映スタート。

山本美月×キラッと眩いシャイニーなグラデラメ

穢れのないシルバーラメと深みのあるブラウンラメを組み合わせたアイメイクで、優しさの中にも芯の強さや清廉潔白な大人の色気を併せ持つ、山本さんの魅力をさらに引き出しました。チークやリップは色みよりも質感重視のカラーレスでまとめ、目元を際立たせるのがコツ。
by Keiko Chigira

1濡れたようなツヤ感のレッドブラウン。インジーニアスパウダーアイズ N 23、2繊細ラメのホワイトシルバー。同 24 各¥2200/RMK Division(4月28日発売) 3モカブラウン。ディオールショウモノ 798 ¥3600/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定品)


Make-up point

1をアイホール全体にのせて、黒目の上に2を丸く入れて立体感を演出。アイラインの上から目尻側に3を「く」の字に入れて外側にウエイトをおく。2を下まぶた全体に広めに入れてキラッとした透明感と夏っぽさを強調。


清く正しく美しい。新たな
時代が求める美のミューズ

千吉良さんが「ニューミューズ」をイメージしたというこのメイクを見てひと言、「大人になったなあ」と山本さん。芯が強く、クリアな印象。「子供と大人の間にいる気がするんですよね。いや、大人になりたくない子供って感じかな?」。好きな世界観が子供のころから変わらないと言う。憧れは「魔法少女」、寝室にはおもちゃや人形がたくさん。ただ、年齢を重ねるほどに、経験値が増え、わかってきたこともある。「だんだん、好きなことと好きじゃないこと、向いていることと向いていないことがクリアになってきて、自分の『畑』が見えてきた気がするんです。それまでは、すべてに全力を注いで、いっぱいいっぱいになる自分がいた……。これからは、いい意味で力の加減をつけて、誠実に向き合いたい、と」。映像も誌面も、関わる人みんなで一緒に創ることが好き。自分という存在がそこにいる意味をきちんと残したい。「自分に嘘をつきたくない。けれど、人が嫌がることはしたくない。客観的に自分を見つめ、考えて、正しいとジャッジしたことを積み重ねて生きて行きたいんです。死ぬときに後悔したくないから」。この人は、誰より清く正しく美しい大人。オーラがどこまでも澄んでいる理由はここにある。
by Chitose Matsumoto


How to make-up

EYE 4でまっすぐ長めにアイラインを引く。

CHEEK 5A+Bをブレンドし頬骨に入れ、A+Bを頬骨の外側、UゾーンにCをふわっとひとはけしてメリハリ感を。

LIP 6を直塗りしてラフなツヤ感を。

NAIL 7を2度塗り。

4精密な毛先でシャープなラインもお手のもの。濃密ブラック。ブラシストローク ライナー ブラシブラック ¥3000/M・A・C(5月12日発売)

5チークとブロンザーの4色セット。ル ブロンザー &ブラッシュ 01 ¥6500/ランコム(5月19日限定発売)

6肌なじみのいいコーラルオレンジ。ルージュ ココ シャイン 527 ¥3900(限定品)、7ほんのり甘いミルキーオレンジ。ヴェルニ ロング トゥニュ 560 ¥3200/シャネル(5月12日発売)


MAQUIA6月号

撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 エッセイ/松本千登世 取材・文/佐藤 梓 構成/木下理恵(MAQUIA)


【MAQUIA6月号☆好評発売中】

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