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伝統と格式を重んじた京都でのオンリーワン・ウエディング@ウエスティン都ホテル京都

  • 2017.4.24
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2016年10月16日に、研修医時代の同期でもあった旦那さまと『ウエスティン都ホテル京都』で挙式・披露宴を挙げた伊藤智子さん。「トレンドを追いすぎず、何年経ってもよかったと思える結婚式を」と願ったふたりの、気品と笑顔に満ちあふれたウエディングをご紹介します。

時を経てもよかったと思える、自分たちらしい結婚式にこだわって


現在、医師として働く伊藤智子さん。旦那さまは研修医時代の同期でした。「出会ったころは、仲のよい友達のひとり。まさか、結婚することになるなんて、想像すらしていませんでした(笑)」。そんなふたりの距離が近づいたのは、研修場所が分かれ、再会した共通の友人の結婚式。それから、ふたりで食事に行くようになり、交際がスタート。結婚を前提としたお付き合いだったため、早くも1年後には結婚が決まりました。

 
会場に選んだのは、京都出身である彼のお母さまのたっての希望でもあった『ウエスティン都ホテル京都』の「葵殿」。会場見学に行くと、古都、東山を一望する景色と、京都市の文化財にも登録されていた庭園を窓から望む「葵殿」に智子さん自身が何より魅了され、式を挙げることに決定しました。そして、2016年10月16日に結婚式。“トレンドを追いすぎず、何年経ってもよかったと思える結婚式”を目指し、何よりゲストに楽しんでもらえることを心がけた、気品と温もりにあふれる結婚式が幕を開けたのです。

チャペル

他の会場では見られない、屋外型のチャペルも心をつかまれた理由。東山の美しい緑に囲まれて。

ウエディング・ドレス at セレモニー

上品でおしゃれ、そして、“他の人とはかぶらないドレス”を探していた智子さん。なかなか心ときめくドレスが見つからず、『丸福衣裳店』に“世界にひとつだけ”のドレスをオーダーしたそう。挙式では、2WAY仕様になるオーバースカートを取り外し、すっきりとしたマーメイドラインドレスで。

ベール&ヘアスタイル at セレモニー

ベールはトレンドのロングではなく、ショートをセレクト。5枚ベールの華やかさも相まって、軽やかで可憐な印象に。ヘア&メイクをお願いしたのは、普段からお世話になっているという『k-two心斎橋店』のヘア&メイクアップアーティスト、羽室奈穂さん。挙式では前髪をすっきりと挙げて、清潔感を漂わせて。

ブーケ at セレモニー

ヘア&メイクアップアーティスト、羽室奈穂さんに依頼し、シルクフラワーで作ってもらったブーケ。セレモニーでは秋色のお花を束ねて、シックかつエフォートレスな雰囲気に。

リングピロー

ハート形のリングピローは、バラのモチーフやパールビーズ、シフォンなど、乙女心をくすぐるスウィートなディテールを散りばめたデザイン。

リング

エンゲージメント・リングは、希望のデザインにぴったりだったという『ティファニー』の「ソレスト」をセレクト。マリッジリングも重ね付けができるように、同じく「ソレスト」で統一したそう。旦那さまのリングは、「ティファニーフラット」のミルグレイン。

ウェルカムスペース

前撮りに使った小物や写真で彩ったウェルカムスペース。前撮りの和装に合わせた、鞠ブーケが京都ウエディングらしい雅な華やぎを添えて。

会場コーディネート

会場コーディネートは、人気フラワー・デザイナーの廖莉玲さんに依頼。同じ会場で結婚式を挙げた友人もいたことから、定番の和の装花ではなく、洋風モダンなコーディネートをお願いしたそう。廖さんのアドバイスもあって、装花は白とグリーンで統一することに決定。舞台にはグリーンの木を飾り、ドラマティックに演出。

テーブル・コーディネート

テーブル装花も白とグリーンで統一。ネイビーのテーブルクロスでシックに引き締めて。

ペーパーアイテム

ペーパーアイテムの中でもお気に入りだというメニューカードは、京都ウエディングらしく扇の形をセレクト。ラベンダーカラーとゴールドのタッセルの組み合わせも洗練されていておしゃれ。

披露宴会場

披露宴会場に選んだ「葵殿」は、国賓、公賓など、多くのVIPに使用されてきた、京都を代表する会場。ステンドグラスや折上格天井、アンティークなシャンデリアなど、細部にまで贅を尽くした、モダンでゴージャスな空間。

ウエディング・ドレス at 披露宴

挙式時のマーメイドドレスにオーバースカートをつけて。長いトレーンはお母さまの希望だったそう。

ヘアスタイル at 披露宴

披露では、格式のある「葵殿」、ゴージャスなドレスにふさわしい、ふわふわの夜会巻き風スタイルに。お母さまの希望もあり、ティアラで華やかさをプラスしたそう。イヤリングはもともと髪飾りだったものをリメイクし、長さを調整できる2WAY仕様に。挙式と披露宴、それぞれ異なるムードでアレンジ。

ウエディング・ケーキ

天井の高い「葵殿」に合わせて、高さのある5段ケーキをオーダー。ノーブルな気品が漂う真っ白なケーキに、アラザンを散りばめてきらめきをON。

長寿を願って、心温まるプレゼント

披露宴半ば、新郎は祖父母に、新婦の智子さんは大叔父母に対し、「長生きしてほしい」という願いを込めて、長寿箸をプレゼント。心温まるサプライズに、ゲストも涙を流していたそう。

新郎、お母さま、両方へのサプライズ演出

新郎のお母さまにも演出に携わってほしいという想いから、新郎には内緒で、幼いころの写真をスライドで流しながら、お母さまの手紙を司会者が読むというサプライズを企画。お母さまには中座で新郎と出ていくということを内緒にし、お互いのサプライズが成功!

新郎へのサプライズ・バースデー

結婚式とお誕生日が近かった新郎へのサプライズ・バースデーを決行。ダンサーのパフォーマンスのあと、バースデーケーキを持ってきてもらい、少し早めのお誕生日をお祝い。ここでファーストバイトをしたことも、人とかぶらない自分らしい演出に。

新郎から感動のプロポーズ

なんと、新郎からも逆サプライズ! 新婦への手紙を読み上げたあと、「きちんとプロポーズしていなかったので」と、末広がりで縁起のよい80本のバラと共に、ゲストの前で感動のプロポーズ。

和装 at 披露宴

着物に詳しいという新郎のお母さまと一緒に試着をし、選んだ龍村織物の色打掛。ほかにはない、モダンで現代的な柄にひと目ぼれしたそう。

和装のヘアスタイル

高めに結い上げたまとめ髪に、蘭をあしらって上品かつ華やかに。シルバーのかんざしに飾りひもをつけて、モダンなアクセントをのせて。

サンクスギフト

オリジナルのアイシングクッキーをオーダー。ドクターをモチーフに、とびきりキュートでおしゃれなギフトクッキーが完成。

カラードレス

前撮りでは、スウィートな華やかさにあふれた、ピンク色のカラードレスを着用。ノスタルジックな色味に仕上げたタッセル付きのクラッチバッグを持って、ロマンティックなおしゃれブライズに。

カラードレスのヘアスタイル

編み込みスタイルに、ドライフラワーとUVレジンを使って作ったというカチューシャやイヤリングを合わせて、まるで妖精のように可憐で愛らしいムードに。小物はほとんどがヘア&メイクアップアーティスト、羽室奈穂さんの手作りだそう。

前撮りの和装スタイル

披露宴でのお着物を決める試着のとき、新郎が気に入ったという華やかな色打掛を前撮りで着用。

和装スタイルのブーケ

絶対に持ちたいと思っていた鞠ブーケを前撮り用に用意。唯一無二な三連のデザインで、自分らしさにこだわって。

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