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春のデトックスヨガ2:股関節をほぐす「合せきのポーズ」

  • 2017.4.21
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第二回の今回は、股関節や骨盤周りをほぐしていきましょう。女性にとって骨盤や股関節周りをケアすることはとても大事で、そこから不調から生じてしまうことも少なくありません。
今回はヨガインストラクターである筆者が、下半身をケアするのに最適なヨガポーズをご紹介します。
 

「合せきのポーズ」で、股関節周りを柔軟に

むくみやすい体質の人は体が冷えている場合が多いのですが、その理由の一つとして、下半身が硬く血の巡りが悪いことが挙げられます。上半身と下半身の真ん中に位置する骨盤周りや股関節周りが硬いと、そこで血流が悪くなってしまいます。しっかり解して流れのいい体を作っておきましょう。
 

合せきのポーズ(バッタコーナ・

アーサナ)

(1)床に座り、両足の裏を合わせるようにして足を開きます

画像:上村 由夏
(2)両手は床に置くか、両足の床側を掴みます。体が安定する方を選んでください

画像:上村 由夏
(3)息を吐くタイミングで、お尻の方から骨盤を前に倒し、体を足に近づけていきます。両腕は遠くへ伸ばすか、足を掴んだままの状態どちらでもよいです
(4)このとき、首と肩の力を抜いておくと背中や腰の緊張が取れ、体を倒しやすくなります
(5)10〜15呼吸ほどキープしましょう
 

身体が硬い人は、まずはストレッチから

合せきのポーズはシンプルなポーズではありますが、体が硬い人にとってはとてもやりにくいポーズになります。前屈が苦手な人、腰回りが硬い人、両足の開脚が開きにくい人、これらが思い当たる人は、まずはこちらの簡単な方法から始めましょう。

画像:上村 由夏
股関節周りが硬い人は、座った状態で足を開くことがまず苦痛だと思いますので、両足を開いたときに、足が浮いたスペースにクッションを挟みましょう。
そして腰を伸ばし、両足をバタバタと揺すって徐々に解していきましょう。これだけでも十分な効果がありますよ。
 

合せきのポーズは、巡りのよい身体への近道

今回ご紹介した合せきのポーズは、骨盤を安定させる、生理痛や生理不順の改善、下半身の循環をよくする、むくみを取る、お尻から股関節が解れることにより冷え性を改善させる、などの効果があるとされています。
 
いかがでしたか? 今回は合せきのポーズと、身体が硬い方向けの解し方をご紹介しました。身体を解すことは心を解すことにも繋がります。毎日にちょっとヨガの時間を取り入れて、自分と向き合う時間を過ごしてくださいね。
【画像】
※ 上村 由夏

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

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