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最低限のマナーを! 就活スーツの選び方と正しい着こなしのコツ

  • 2017.4.19
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卒業を来年に控え、慌ただしく就職活動に取り組んでいる大学生も多いことでしょう。

今後の人生を左右するかもしれない大切な就職活動だけに、万全の状態で臨みたいですよね。

なかでも最も重要なのが面接。受け答えなどはもちろん、 社会人としての身だしなみ も求められるでしょう。

そこで今回は、就職活動を行う方々のために、就活スーツの正しい選び方や着こなし方をご紹介します。

●就活スーツの色

就活スーツの色は、「黒」「濃紺」「ダークグレー」のいずれかが望ましいでしょう。

働くサラリーマンを見ると明るい色のスーツを着ている人もいますが、新卒の就活には向いているとは言えません。

スーツはあくまで“最低限のマナーを守れる”ということを示すためのものであり、個性を発揮するためのものではないのです。

なお、就活専用としてスーツを買うのがもったいないという人は、冠婚葬祭でも使える黒 がおすすめ。

どんな色のネクタイとも合うので、使いやすさという点でも1着目として黒を持っておいて損はないでしょう。

そして中に着るシャツは白が鉄則。靴とベルトの色を合わせる ことで全体の統一感が出ます。

●就活スーツのサイズ

清潔感が大切な就活では、ジャストサイズのスーツを選ぶことが重要です。

ジャケットを着たときに、どこにも不自然なシワができていない ことが目安となります。

また、意外と見落としがちなのが“袖の長さ”。シャツの袖口がジャケットの袖口から1〜1.5cmほど出ている状態が理想的です。

最近はジャケットの着丈を短くする人も見られますが、お尻が3分の2ほど隠れる長さにするようにしましょう。

●就活スーツの着こなし方

●ジャケットのボタン

ジャケットのボタンは、2つボタンでも3つボタンでも、一番下のボタンは外しておく のが一般的です。

なお、3つボタンの場合は真ん中だけをとめるだけでも良いですが、面接という場では上2つをとめておく方がきっちりとした印象を与えられるでしょう。

ただし、女性の場合はボタンをすべてとめるのが基本です。

●ポケットのふた

ジャケットのポケットには、ホコリなどが入らないようにふた(フラップ)がついていますが、室内では中に入れて見えないようにしておきましょう。

これは、室内では汚れの侵入があまり想定されないため。細かい部分ですが、服装にうるさい人は見ている かもしれません。

また、ジャケットに限らず、ズボンのポケットなどには基本的に何も入れないようにしましょう。

ふくらみがあるとだらしなく見えてしまいますが、薄いハンカチ程度であれば問題ありません。

●コートを脱ぎ着するタイミング

冬場に必要なコートは、建物に入る前に脱ぐのが基本です。入り口でコートを脱いで、手で畳み、二つ折りにした状態で腕にかけて持ち運びます。

面接会場を後にするときも、入り口を出てからコートを着る ようにしましょう。

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いかがでしたか?

職種によってはあまり重要視されないこともあるかもしれませんが、きちんとした着こなしをしておいて損することはありません。

反対に、着こなしを見る面接官からすると、どんなに優秀な受け答えができていても、最低限のルールを守れていないことで不採用となってしまうはず。

自信を持って就職活動に取り組めるよう、しっかりと準備しておきたいものですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみ

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