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フードジャーナリスト、小松宏子さんがセレクト!「新米花嫁が絶対読むべき料理本10冊」

  • 2017.4.14
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「まだまだ料理は苦手…」という新米花嫁のために、手早く簡単にしかも超美味しい!というレシピ満載の料理ブックをフードジャーナリストの小松宏子さんに教えていただきました。迷ったらこれを買うべし! 毎日の料理が楽しくなる魔法のレシピをぜひチェックして。

『土井家の一生もん2品献立 みんなが好きなきれいな味の作り方』 土井善晴著

小松さんが「和食の基本がわかるばかりでなく、献立の立て方の基本がわかる」というように、ベーシックな家庭料理のコツ、献立の立て方、そして、ていねいにきちんと作れば、必ず美味しくてきれいな料理ができるということを教えてくれる一冊。プロセス写真もあって見やすく、そしてわかりやすいのもナイス! 美味しくするためのひと技や新しいコツも指南してくれて、本当に「一生もん」の料理レシピ本です。¥1,500(講談社)

『有元葉子の料理の基本』 有元葉子著

「なぜ、塩をふるのか、強火で炒めるのか、など、料理の理論の基本がわかる、読ませる1冊」と小松さん。これだけは揃えたい道具、野菜を生き返らせる方法、生魚の下処理、肉を美味しくいただく方法など、新米花嫁にとっての知りたいことをきちんと押さえてわかりやすく紹介しています。そして、肉じゃが、野菜炒め、シチュー、煮魚、ステーキなど誰もが大好きな家庭料理のレシピも満載でおすすめ!¥1,800(幻冬舎)

『常備菜』 飛田和緒著

「作って冷蔵庫にストックしておけばごはんにお弁当にすぐおいしいおかず」というキャッチフレーズどおりの一冊。「常備菜ブームの先鞭で、無理なく作れて美味しい常備菜がいっぱい。新米花嫁さんに必ず役に立ちますよ」とは小松さんの推薦の言葉。肉や魚のおかず、野菜のおかず、乾物や卵を使ったものまでバラエティ豊かなメニューがたくさん載っていてとても便利です。時間がある時に少しまとめて作っておけば、あとはテーブルにささっと出すだけというのも嬉しい。夕食や朝食はもちろん、ひとりのお昼ごはんにも重宝します。『常備菜2』も好評発売中!¥1,300(主婦と生活社)

『おいしいね。まずはおだしで。昆布、かつお節、煮干し、素材、乾物でだしをとる。』 後藤加寿子著

「だしをとるというのは特別なことではないの。顆粒だしなどを使わずとも必ず美味しいだしがとれることをこの本は教えてくれます」と小松さん。昆布、かつお節、煮干し、乾物など、家庭で手軽にできるおだしのとり方の基本とそのうまみで作る季節にあった料理を紹介。おだしをしっかりとれるようになって、素材を見る目ができ上がれば、和食の腕は必ず上がります。¥1,600(文化出版局)

『煮込み料理をご飯にかけて』 坂田阿希子著

「パッと食べられるカフェ風ワンプレートご飯にぴったりなレシピがたくさん載っていて新米花嫁さんには便利ですよ」という小松さんの言葉どおり、ふたりの食卓やひとりランチ、そしてホームパーティの〆ご飯としても、美味しくておすすめなレシピがいっぱい。時間のあるときに煮込んでおいて、あとはご飯さえ炊けばいいという気楽さと、食べてみれば確実に美味しいという満足感が嬉しい。定番にしたい煮込み料理に加えて、ご飯やサラダのバリエーションも充実しています。¥1,500(文化出版局)

『ストウブで ひとりごはん、ふたりごはん』 サルボ恭子著

フランス人の夫をもつ著者らしい料理ブック。レシピはどれも手軽で簡単、そして美味しいフランスの家庭料理。「ストウブ鍋を結婚祝いにもらうことも多いであろう新米花嫁さんに、絶対に便利な一冊。お鍋を上手に使った料理の楽しさを教えてくれるレシピブックです」と小松さん。おしゃれなビストロ風の料理をささっとおうちで出したら、彼もきっと感激するに違いありません。¥1,400(大泉書店)

『ターブルオギノのDELIサラダ』 荻野伸也著

人気のフレンチシェフである著者が教える、簡単でおしゃれ、でもとびきりおいしい本格派のおそうざいサラダのレシピブック。「ターブルオギノ」秘伝のドレッシング7種も惜しみなく紹介。これで味が決まるので繰り返し作りたくなっちゃいます。“どうしてこうするの?”の理屈を荻野シェフがきちんと教えてくれるので、いつものサラダが自慢の一品に。小松さんが「人気レストランとデリのサラダの基本レシピがぎっしり。おうちご飯での野菜料理のお助けにきっとなりますよ!」というように、野菜不足な彼にぜひ食べさせて!¥1,500(世界文化社)

『ウー・ウェンさんちの定番献立 家庭料理が教えてくれる大切なこと』 ウー・ウェン著

「おうちご飯のなかではなんといっても登場回数の多い中華風のメニュー。インスタント食品を使わなくても、チャチャっと美味しく作れる中華料理が満載です」と小松さん。その季節の旬の食材を生かしたシンプルな20献立を紹介しています。写真付きでプロセスを見せているので、料理初心者でも安心! 著者からのアドバイスも大充実で、美味しく作るポイントが必ずわかります。¥1,100(高橋書店)

『忙しい人でもすぐに作れる 冷めてもおいしい和のおかず』 大原千鶴著

テレビや雑誌で活躍する京都の大原千鶴さんが教える和のレシピブック。少ない素材で、あっという間にできるふだんのおかずと常備菜は、できたても、翌日も美味しいものばかりで、忙しいときにとても役に立ちます。「京都の伝統を踏まえながらも実に合理的。冷めても美味しいというポイントは、上手に段取りができない人にとってもまさに安心材料!」と小松さん。定番になりそうなおかずばかりで、レパートリーが広がること間違いなしです。¥1,300(家の光協会)

『簡単だからおいしい!お菓子 シンプルがこつの、冷たいお菓子から焼き菓子まで』 小嶋ルミ著

「味のよさでは定評のあるお菓子屋さんの女性パティシエが、基本の基本に立ち返って教えるお菓子のレシピ集。シンプルな材料、複雑にしすぎない手順こそが美味しさにつながることを教えてくれます」と小松さん。「簡単だから」こそ生まれる味わいを工夫したお菓子が満載で、ゼリーやプリン、コンポート、ラスク、焼き菓子など、どれもお店で買うような味になるのが嬉しいと大評判です。お菓子好きな新米花嫁には必読の一冊。¥1,500(文化出版局)

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