1. トップ
  2. レシピ
  3. 簡単おいしい! “ダイレクトフリージング”の効果と正しいやり方

簡単おいしい! “ダイレクトフリージング”の効果と正しいやり方

  • 2017.4.13
  • 694 views

毎日やってくる食事の準備。材料を買いに行ったり食べ終わった後に食器を洗ったりと、料理を作る以外にもやらなければならないことは多々あります。

大変とはいっても、食事は生活の楽しみのひとつ ですから、できるだけ簡単においしく作りたいものですよね。

食材を安く買い、調理の手間を省くためにまとめ買いをしている人も多いと思いますが、買いすぎてしまい使おうと思ったときにはダメになっていたということも。

特に野菜などの生鮮食品は扱いに悩みますよね。

そこで今回は、食材を冷凍保存して簡単・おいしい食事を実現する“ダイレクトフリージング”についてご紹介します。

●ダイレクトフリージングとは

毎日買い物に行き、その日に食べる分だけを買ってくるという人もいるかもしれませんが、数日分をまとめて買ってきて冷蔵庫で保存するという人が多いですよね。

「特売になってたからまとめ買い!」ということもあるはず。ここで食材をムダなく使うために心強いのが冷凍保存です。

しかし、「使いやすい分量に分けて保存」「野菜によって火を通したり下茹でしたりして冷凍」など、食材を冷凍するためには意外と手間のかかることが多く、面倒だと感じていた人もいるのではないでしょうか。

そこで注目を集めているのが、“ダイレクトフリージング” という冷凍術。

その名の通り、食材をそのまま冷凍し、冷凍したままの状態で調理してしまう という方法です。

「夕飯に使おうと思っていた食材を解凍し忘れた」「電子レンジで解凍したらべちょべちょに……」といった失敗もなくなるはず。

節約、時短のためにぜひとも知っておきたい方法と言えるでしょう。

●ダイレクトフリージングのメリット

ダイレクトフリージング最大のメリットは、とにかく手間が少なくて簡単だということ。

調理する際に解凍する必要がない ため、思い立ったときにすぐ使うことができます。

また、これまで下茹でが必要だと思っていた野菜などは、それが不要になることで栄養価が守られることになります。

冷凍することで味もしみ込みやすくなっており、これも時短につながるでしょう。

『これまでは買い物のたびに「何日ぐらいもつかな」「食べきれるかな」と考えながら買う必要があったけど、ダイレクトフリージングをし始めてから悩むことがなくなりました。買ってきたら冷凍して、使うときに取り出すだけ! 今のところメリットしか感じません』(30代女性/主婦)

『唯一の欠点と言えば、冷凍室がいっぱいになってしまうことでしょうか? こまめに整理すればいいんですけどね。よく出し入れするようになったので、冷凍室の奥からいつのかわからない食材が出てくるようなことはなくなりました』(40代女性/主婦)

『自炊が面倒でやめていたんですが、これを知ってから作るのが苦ではなくなりました。急な来客があっても解凍不要で作れるので、すぐに提供できて今ではすっかり料理上手な人だと思われていますよ』(30代男性/会社員)

●ダイレクトフリージングの食材別ポイント

●葉物野菜

葉物野菜は、洗って食べるときの大きさに切ってそのまま冷凍するだけ! 面倒な下茹ではしなくても構いません。

冷凍する際は、水分を切って袋の空気をしっかりと抜くのがポイント です。

できるだけ空気に触れないよう、フリーザーバッグなどの保存袋を使うと良いでしょう。

●きのこ類

「冷凍すると栄養素が壊れてしまうのでは」と思いがちですが、実はきのこ類は冷凍した方が栄養価やうまみがアップする と言われています。

きのこは水洗いせず、汚れが気になるような場合は軽く拭き取る程度で問題ありません。

凍ったまま火にかけたり熱湯を注いだりして調理しましょう。

●根菜類

もともと冷凍には向かないと言われているジャガイモやかぼちゃ、大根などの根菜類。

これもダイレクトフリージングなら冷凍することができます。

煮物などでは味をしみ込ませるのに時間がかかりますが、冷凍することで時短が可能です 。

----------

いかがでしたか?

生きていくために必要不可欠な食事。簡単なだけでなく、おいしく栄養もしっかりと取れるため効果的に使っていきたい保存方法ではないでしょうか。

子育てや仕事で大変な中でも、自分の口にするものは安心できる食材を選びたいものですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)

の記事をもっとみる