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「私は結婚できると思ってたのに」男が長く付き合った女と結婚しようと思えなかった理由とは?

  • 2017.4.13
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アラサー女に長く付き合った男がいたとしても、「ゆくゆく結婚できる」な~んて思っているとしたら危険なことである。

出会った当初は結婚を視野に入れて交際しても長く付き合った結果、男性が結婚に踏み切れず別れてしまうケースも多いのだ。

アラサー女は彼氏がいても窮地に立たされているのである。

 

「男性が結婚まで行き着けない理由とは?」今回はそんな男たちの本音を直撃してみた。

情熱やいきおいがなくなってしまったから……

・「出会った頃はもちろん彼女への情熱はあったけど、その頃の俺は仕事や収入は不安定だったし、まだ結婚なんて早いと思っていた。でも、気づいたらもう7年……。正直、彼女とは“今のまんまでいいや”って気持ちでいたけど、彼女の35歳のバースデーの時に『結婚しないの?』と迫られて、そこで即答できず結局別れることに。男って自分の感情に確信があるときならそういうことを覚悟できるだろうけど……。結婚は付き合い当初のような情熱がないとムリだと感じた」(35歳・男性・家電メーカー)

・「彼女とは真面目に付き合ってきた。彼女は結婚を望んでいたけど自分は結婚する準備なんて全然出来ていなかったから『もう少し待ってて』と言っていた。でも給与も上がって職場でのポジションが安定しても長く付き合ってくるとなんというか『今更~』って感じ。踏み込めないんだよね」(37歳・男性・金融)

・「彼女とは交際を数年してから結婚するつもりだった。彼女も俺も『落ち着くのはまだ先でいいよね。今はまだ遊びたいよね~』って言ってた。……しかし、数年たった今結婚などしなくともすっかり落ち着いてしまい逆に『結婚したい』という気持ちが起こらない。結婚って絶対いきおいだよな」(39歳・男性・精密機器)

――いくら最初は激しく燃え上がった恋の炎も、長く付き合ううちにその炎のいきおいはおとなしくなるもの。

もはや安定状態を保つことはできるかもしれないが、油でも注がれないかぎりその炎が再び燃え上がることはない。

会社の上司に結婚をせっつかれるとか、親が倒れて入院したとか、子供ができちゃったとか……そんなアクシデントが発生しないと男性はアクションを起こさない。

結婚にいきおいは大事!!

そもそも男性の場合は年齢的な結婚への焦りがないので現状維持でも十分なのだ。

また男性は自分の経済力を気にして結婚を躊躇することがあるが「お金が貯まるまで待ってて」なんて言葉を信じて結婚準備をカレに任せっきりにしてたら絶対にダメ。

 

いくら待ってたって永遠に結婚の準備資金など調達できない。

お金を言い訳に結婚を先延ばしにしていると結婚のタイミングを逃してしまうことに……。

仕事だの収入だの言ってないでとっとと籍を入れてしまうか、「ここまでしか待てない」と女性側が期限を決めるほうがいいだろう。

彼女の笑顔がなくなったから……

・「付き合い出したときは『彼女の笑顔をいつもみていたい。コイツの笑顔をみてると癒やされる』なんて思ってたけど、最近彼女は笑うよりも不機嫌な顔でいることが多い。たぶん、俺といることで無理しなくなったから彼女からしたらこれが素の姿。もう気を使わない間柄だからこそみせることができるのだろうけど……。でも結婚して毎日そんな顔を眺めるのはキツイ」(34歳・男性・地方公務員)

・「近頃、彼女はいつも不満ばっか、怒ってばっか。しかも『あれダメ、これダメ、つかっちゃダメ、それムダ』……と、俺のやることなすことに反対する。付き合い当初は俺の話しをなんでもかんでも『ウン、わかるわかる~』『いいね、いいね~』と笑顔で聞いてくれたのに。あの頃の可愛い彼女はどこにいったのやら……。結婚に夢も希望もありません」(35歳・男性・損保)

・「付き合ってもう数年経つ彼女とは笑いながら会話することが少なくなってしまった。

前は彼女と喋るのが楽しくて楽しくて会話もはずんで、話しても話しても時間が足りなかったのに……もう毎日いっしょにいたいとは思わなくなった。笑顔のない家庭なんて結婚してもつまらなそう、帰りたくなくなるよ」(41歳・男性・エンジニア)

――そう、“女は愛嬌”とはよく言ったもの。

結婚生活で男性が望むことはなんといっても“明るい家庭”である。

家庭が“どんより”していたらハードな仕事を終えて家に帰る足取りも重くなるというもの。

旦那を「家に帰るのが憂鬱」と“帰宅恐怖症”にしてしまうのは妻にも責任があるのだ

たとえ表面上では旦那を尻に敷いてるような豪快な鬼嫁さんであっても“明るくて元気”であれば男性にはパワーチャージとなる。

仏頂面した陰な女性より辛気臭さを吹き飛ばしてくれる“太陽のような女性”のほうがダンゼン居心地はいいのだ。

 

「この子と一緒なら楽しく過ごせそう!」という期待こそが男性の結婚への決め手となる。

結婚において“女の愛嬌”は必須である。

「どうしても彼女じゃなきゃダメ!」じゃなくなったから……

・「会社の同僚と飲みにいったとき『いい加減、彼女と結婚しないの?』と聞かれた時に自分の気持ちがないことに気づいた。彼女のことはイヤじゃないんだけど、どうしてもってワケじゃない。好きと言うより惰性でただ何となくだらだら付き合っているだけ……。こんなのダメだよね。向こうから振ってくんないかな」(36歳・男性・通信)

・「長くいると“恋人”って感じじゃなくなるよね。気心も知れてなんというか一緒にいるとラクっちゃ~ラクなんだけど、その緊張感のなさがかえって結婚を踏みとどまらせてるんだよね。馴れ合い過ぎちゃうといろんなことがどうでもよくなってしまう。このままズルズル付き合うよりも新しい相手を見つけた方がうまくいくような気がする」(38歳・男性・広告)

――男性の狩猟本能「追いたい!」「自分のものにしたい!」という欲求が充分満たされてしまうことで結婚に行き着かないこともある。

一度自分のものとなり長く付き合っていることで「どうしても欲しいもの」じゃなくなるのだ。

また一緒にいることが当たり前になると互いに相手に対して怠惰になってゆくもの。

だからこそ長く付き合ってきた彼女よりも、新しく出会った人や他のものが魅力的にうつってしまうのだ。

男性が他の女性がよく見えてしまうのは当然“まだよく知らない相手”だからこそ。どんな味なのかわからないからこそ、といえる。

なぁなぁな関係になってしまうと「彼女のことはキライじゃないけど結婚するにはなんかなぁ~」「なんか物足りないな~」となるのだ。

 

長年付き合った彼女と別れた後に“スピード婚”なんて人が多いのもうなずける。

あなたが「とにかく早く結婚したい」ならば今の彼に見切りつけて“次彼”に行った方が時間をかけずに幸せに辿りつけるかもしれない。

【結婚は男の熱意があるときが最適】

長く時間を共にしたにも関わらず、男性が「結婚しよう」と決意できずにズルズルきてしまったのは“二人の将来が良くみえなかった”から。

つまり男性に結婚を真剣に考えさせるには“二人の明るい未来を想像させる”“笑顔の耐えない楽しそうな家庭を予感させる”ことにある。

 

男と女は惰性や情で付き合うこともできるが、結婚に関しては馴れ合いの仲になればなるほどいきおいやタイミングを失ってしまう。

長く付き合えば付き合うほど結婚にタイムリミットのない男の重い腰をあげることはなかなか厄介なことである。

 

「鉄は熱いうちに打て!」ということだろう。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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