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パパは妻にそこまで期待されていない、だから手伝いは簡単でいい【21時30分からのパパ会 Vol.2】

  • 2017.4.13
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私はフェミニストでも働く女性の味方でも、女性からの好感度アップをさせるつもりもないんですけど、ちょっと思うんですよ。“世の中の働くママたち頑張りすぎているんじゃないかな”と。一億総活躍社会とかいわれると、「えっ、活躍とかと無縁の人生を送ってきた自分はどうすればいいのよ」と、あたふたしてしまう人間だからかもしれないのですが、周りの働くママの話をきくと、頭が下がるというか。私の親世代の専業主婦の家事をすべてこなした上、外でも働いている。もうフル稼働している印象を受けるんですよね。

最近、「ワンオペ育児」とか「ブラック夫」とかちょっと話題になりつつありますけど、ありえなくないと感じます。それほど、働くママたち大忙し。

そこで、パパたち出番なんです。ちょっと協力しましょうよ。これ、周りのママさんに話をきくと、だいたいそこに落ち着くんですけど、ママたちパパたちの育児や家事の手伝いにさほど高望みはしていません。ちょっと男としては複雑な心境にもなるのですが、世のパパたち、ママにさほど期待されていません(苦笑)。家事とかやってもらえたらラッキーぐらいにしか思われていないんですよ。残念ながら(笑)。

で、聞いてみると、意外にもママたちがやってほしいことってちょっとしたことなんです。

ほんのちょっこっと家事や育児の煩わしさが解消されることなんです。たとえば先に帰ってきたら洗濯物を取り込んでおくとか、食事が終わったら皿を台所に下げるとか、朝起きたら布団をたたむとか、子どもと一緒にお風呂に入るとか、あと、休みの日、子どもをつれて1~2時間外に出て遊ばせるとか。そんなことだけでもママには喜ばれる。

とにかく、働く女性の頭の中は、家に帰っても“あれをやらないといけない、これをやらないといけない”といっぱいみたいで。それをひとつふたつ解消すると、随分、心に余裕が生まれるみたい。

何を隠そう自分も最初は何を手伝ったらいいかよくわからないから、先ほどのようなことをとりあえずやるようになったのが実際のところ。家事、育児をフォローするというよりは、なんか妻があたふたしていると、こっちもせわしない気持ちになってくるのが嫌で始めたんですよね。

まあ、その後、敵(??)もさるもので、それができるなら、これもできるよねとどんどん頼まれるようにもなったんですけどね(笑)。

ただ、言えるのは、家事・育児となると構えちゃうというか。ものすごくハードルの高いことに考えていて、“自分には無理”と決めつけている男親ってけっこういる気がするんですよね。でも、実はママたちが望んでいることって意外とたいしたことじゃない。

大したことじゃないけど、やってもらえると助かること。それが家事や育児にはいっぱいある。そこお手伝いすれば、実は家事や育児をしてるんです。いや、洗濯物とりこんだだけでほんとうに好感度アップ確実。もっというと、周りのママさんからの好感度もアップすること間違いなし。まずは洗濯物のとりこみから始めてみませんか?
(幸 結文)

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