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旬の野菜をたっぷり使った、プレートランチが人気。京都で見つけた、アートな隠れ家「ノッタ カフェ」

  • 2017.4.10
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桜が華やぎ、若葉が芽を出し、日増しに春めいてきました。京都・西院にある「NOTTA CAFÉ(ノッタ カフェ)」は、そんな季節の恵みをギュッとつめこんだ、日替りプレートが評判のお店。滋味あふれる自然からの贈りものを、ゆったりと味わってみましょう。

作家さんたちのアートが花を添えるインテリア

阪急西院駅から西大路通を南へ二筋、そして綾小路通を右に曲がり約2分。トレードマークのネコの看板が、「ノッタ カフェ」の目印です。

店主のおじい様が住んでいたという町家を改装し、この地にカフェがオープンしたのは4年前のこと。その際にインテリアを手がけたのは、北欧雑貨専門店の「dieci(ディエチ)」。木のぬくもりが感じられるナチュラルインテリアで統一された空間は、遊び心にあふれています。

たとえば、店内を進むと目を引くのが、関西を拠点に活躍されているイラストレーターの「yamyam(ヤムヤム)」さんによる壁画。
欧風レトロな人物や、空飛ぶコーヒーカップからあふれる楽しそうな雰囲気が印象的です。白い壁に黒一色で描いてあるだけのシンプルなイラストなのに、一度見たら忘れられないほどのインパクトがあります。

また、天井からは、町家時代の黒光りする梁が見え隠れしているのも面白いところ。
店内は自然の光がふりそそぎ、センスのよい雑貨がディスプレイされている、居心地のよい空間です。

旬の野菜をたっぷり楽しめる、日替わりのランチプレート

さて、この日のランチのメインは「春巻き」。
ニラやシイタケなどおなじみの素材に加え、クワイ、フキノトウ、菜の花など季節の野菜が盛り込まれています。そして味のアクセントとして使われているのは、なんとクリームチーズや海苔の佃煮。
これが、中華でもエスニックでも和食でもない、NOTTA風の一品なのです。

自慢の野菜は、旬のものを求めて日本中を旅する八百屋「青果ミコト屋」のものを使っているそう。旬の生命力あふれる野菜に、かすかな塩味がついているサラダは、素材の個性が次々に口の中で広がります。
そして、初めての野菜や果物に出合えるのも、楽しみのひとつです。食べてみて「おいしい!!」と思ったら、お店の方に名前を教えていただきましょう。
また、ランチはテイクアウトもできるので、天気のよい日はピクニックのお供にどうぞ。

「おいり」をのせた、キュートなクリームソーダ

アイスクリームが浮かんだクリームソーダは、それだけでも心をくすぐられるものがありますが、こちらのお店では、いっそうカラフルにトッピング。
パステルカラーの丸い粒は、香川県の嫁入り菓子「おいり」。中が空洞の「あられ」に似た米菓子で、フワッと溶ける食感を楽しみます。

なんだか、見ているだけで良いご縁が舞い込みそうな気分になりますね♪

雑貨も充実、店主夫妻のオススメを集めたセレクトショップ

カウンターや棚にセンスよく飾られている雑貨も購入することができます。
並んでいるのは、実際にカフェで使われているものばかり。なので、機能的なことはもちろんのこと、「毎日使うのが楽しい」そんな雑貨がそろっています。
また、お店で使用している静岡の「IFNi ROASTING & Co.(イフニ ロースティングアンドコー)」のコーヒー豆が買えるのも、うれしいところです。

京都にいながらにして、選りすぐりの味を、新しいアレンジで楽しめる「ノッタ カフェ」。
うららかな陽射しがふりそそぐ隠れ家カフェで、春の午後をゆったりと過ごしてみませんか?

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