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京都丹後鉄道に乗って、のんびりグルメ旅

  • 2017.4.9
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カタン、コトンと列車にゆられてやってきたのは京都の北、日本海沿いに広がる丹後地方。この春は、のんびりローカル線に揺られながら、美しい風景と共に、新鮮な海の幸や山の幸を楽しみませんか?

【宮津】地元の食材を生かしたレストラン「Mog Mog」

ブルーに塗られたかわいい外観の小さなカフェレストラン。地元の食材を独自のセンスでひと品ひと品ていねいに仕上げてお客さんにふるまうのは、店主の小松美香さんです。「宮津おいしいグルメ開発研究所」を立ち上げ、カフェの営業だけではなく、地元の食材を使った学校給食のメニュー考案、商品開発に至るまで、宮津の食に関するさまざまなプロジェクトに携わっています。

野菜やフルーツは宮津とその近郊でとれたものを、魚は宮津湾で水揚げされたものを使用。仕入れた食材を見て、その日のメニューを決めるのだそう。

ほかに近所にある農水産物直売所のイベントで買った食材を持って行くとその食材でピザを作ってもらえるという楽しい企画も実施。すべて手作りだからできる、自由度の高い美香さんの料理で、おいしい宮津の食材をさらにおいしくいただきましょう。

【峰山】「小野甚味噌醤油醸造」

四代に渡って味噌や醤油をつくり続けている、1912(大正元)年創業の「小野甚味噌醤油醸造」。現在、定番の味噌・醤油に負けない人気を誇るのが、オリジナルの調味料です。自家製の醤油、麹を使ったドレッシングやポン酢が地元のみならず、東京やさらには国境を飛び越えフランスでも注目を集めているのだそう。

地元の人々から長年愛される味を守りつつ、次は一体どんな挑戦をみせてくれるのか楽しみです。

【かぶと山】濃厚なミルクがおいしい、ジャージー牧場に併設された「ミルク工房そら」

久美浜湾と、のどかな田園風景が広がるかぶと山駅。ここから15分のところに、丹後ジャージー牛を飼育する牧場に併設された「ミルク工房そら」があります。新鮮な牛乳で作られたジェラートやソフトクリーム、濃厚なチーズをたっぷり使ったピザなどが味わえると観光客にも人気です。

丹後の肥えた土に生える牧草を食べ、良質な水を飲んで育つ牧場の牛たちは、どれも毛並が美しく健康的。牛の種類はイギリス原産のジャージー牛で、種特有の濃厚で濃い乳は、バターやチーズをいっそうおいしくしてくれるのだそう。

【久美浜】湾のほとりに佇む小さなホテル「HOTEL HOLIDAY HOME」

久美浜湾に隣接するかぶと山公園のなかに、客室用の建物やレストラン、ショップ、レセプション、そば処などが点在する小さな村のような「HOTEL HOLIDAYHOME」があります。こちらはベーシックな服や雑貨を、暮らしに必要な道具という視点で選び販売しているセレクトショップ「ビショップ」が手掛けたホテル。暮らすような感覚で宿泊ができると人気を集めています。

客室は1棟1棟が林と庭で囲まれ、それぞれが独立しているコテージタイプ。特におすすめのスーペリア・スイートは2階建てでリビングが吹き抜けに。開放感のある空間のなか過ごすことができます。

暮らしに寄り添う上質なものを見続け、心地いい接客や空間づくりのスキルを積んだ
ビショップだからこそ作ることができた空間で、贅沢な時間を過ごしましょう。

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