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使うとわかる手染めの奥深さ。優しい風合いで心を和ます柿渋染めプロダクト「ユルクル」

  • 2017.4.8

みなさんは、柿渋染めってご存知ですか?青柿を絞って発酵させ、熟成して生まれる天然染料を使って布を染める方法です。高知県の工房にて制作を行っている「ユルクル」では、主にその柿渋染めのリネンを使用したプロダクトを展開。手染めならではの優しい風合いで、かばんやエプロン、コースターなどが作られています。

柿渋染めでつくる「ユルクル」の世界

主に柿渋で染めたリネンを使ったプロダクトを展開している「ユルクル」。ひとつとして同じようには染まらない、手染めならではの魅力が詰まった生活のアイテムをひとつひとつ丁寧に仕上げているブランドです。

柿渋とは、青柿を絞って発酵させ、熟成して生まれる天然染料のこと。古くから生活の知恵として使われてきた染料で、防水性・防腐性・防虫性に優れているそうです。太陽光にあたることで発色して、染め・乾燥・水洗いを繰り返すうちにその色にどんどん深みが増していきます。そうやって、環境によって見せてくれる表情が違ってくるのも柿渋染めの魅力のひとつです。

たっぷりと荷物が入る大きめかばん

こちらは、藍と柿渋を重ね染めたという大きめのかばん。あたたかい茶色に染まったリネンの風合いが、素朴ながらもさりげない存在感を放っています。外側と内側それぞれにポケットも付いているのでとっても便利で実用的。幅5㎝の肩ひもは、長さを55㎝から90㎝まで調節することができます。太めでしっかりとした肩ひもに、たっぷりと荷物が入りそうなボディ。日々の生活で重宝すること間違いなしですね。

作業しやすい工夫がたくさんのエプロン

エプロンは、オーダーしたお客さんに合わせてさまざまなデザインのものがつくられています。胸当ての形やサイズ感、ポケットの数、革のペンホルダーなど、作業がしやすそうな配慮がたくさん。中にはワンショルダーやホルターネックなどのデザインも。それにプラスして手染めのやさしい風合いが心を和まてくれます。毎日使っても飽きを感じさせません。

はぎれを使ったパッチワークのコースター

こちらは柿渋リネンと藍リネンをランダムにパッチワークして制作したコースター。表裏どちらでも使用が可能。大切に大切に染め上げたリネンのはぎれを、できるだけ余すことなく使っています。なんだかほっとするような土の色と穏やかな空の色とが寄り添う、唯一無二のアイテムです。

そのアイテムは高知県の工房で生み出されています

毎日
空をうかがい
布をうかがい
少しづつ染め上がっていく布でつくる
チャイロのもの何処かの誰かの手に渡り
「コレ、もう何年も一緒なんだ」と
うれしそうに言ってもらえるような
物作りをしていきたいhttp://www.yurukuru.com/about.html

高知県の工房で制作が行われている「ユルクル」のプロダクト。つややかに育った青柿や太陽光など、自然とのつながりの中で生み出されるそのアイテムたちはどれもやさしい雰囲気をまとっています。リネンも柿渋も、使い続けることでその感触や色が更にやわらかく変化していくもの。そんな長く愛用していける生活の道具を、ぜひ見つけてみてくださいね。
writer / ひの

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