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素顔の街に出会う旅。新潟の「ぬったりテラス商店街」って知ってる?

  • 2017.4.5

新潟に来たらお酒を楽しむのはもちろんですが、商店街での街歩きもいかがでしょうか?新潟駅から歩いて約17分の場所に、「沼垂(ぬったり)」と呼ばれる町があります。その昔、市場として栄えていた港町に、新たに飲食店やショップが続々とオープン。「沼垂テラス商店街」として生まれ変わった通りは、新たな観光スポットとして賑わいをみせています。

青人窯で時間を忘れて陶芸体験

まずは商店街にあるお店のひとつ、陶器工房の「青人窯(あおとがま)」へ行ってみましょう。

青人窯はオーナーが制作した陶器を購入できるのはもちろん、小さいお子さんも参加できるお皿の絵付や、ブローチ作りのワークショップなども定期的に行われているんですよ。

店内奥の工房では陶芸体験ができるとのことで、さっそく体験することにしました!

陶芸体験は、ひとつ3,500円。ろくろと手びねりから、私はろくろを選びました。
あらかじめ作りたい器のイメージと仕上がりの色を用紙に記入していきます。

教えてくれるのは、新潟出身のオーナー大山さん。はじめに全体の流れや、つくり方のポイントを教わります。
もちろん作る途中でも優しくアドバイスしてくれるので、全部覚えられなくても大丈夫!

土台となる土に手をそえると、思いの外ひんやりして気持ちがよく、土の感触が癖になります。

ろくろの回転に合わせて手の動きを確認しながら、少しずつ形を整えていきます。個人差はありますが、作業時間は1時間ほど。少しでも気持ちが乱れるとすぐに形が曲がってしまうので、無心になって器づくりに集中。自分の心と向き合える陶器づくりは、まるで精神統一のようです。

できあがった器の底には、日付や名前を入れられます。約2ヶ月後に届く器を手に取れば、楽しい旅の思い出が蘇るはず!

お腹が空いたら、カフェのDILLでランチ

青人窯から歩いて1分ほどのところに、新潟の食材を使ったおいしいランチが食べられるカフェ「DILL(ディル)」があります。

“無理なくさりげなく生活に馴染むお店”をコンセプトにしたお店は、木のぬくもりが溢れる暖かな雰囲気で、気取らない居心地の良さがあります。

この日の日替わりランチは、新潟のブランド肉「越後もちぶた」を使った「ジンジャーポーク」。脂がのった弾力のあるお肉に半熟卵を絡めていただけば、まろやかで優しい味わいに思わず笑みがこぼれます。ご飯は白米と雑穀米をブレンドしているので、ヘルシーなのに満足感がありますよ。
ランチには別料金でデザートやドリンクをつけることもできます。

こじんまりした店内ではありますが、季節を感じる花々やおしゃれなインテリアに気持ちが和みます♪ 店内のどこをとっても絵になるので、Instagramにアップしたくなる、可愛い写真が撮れる空間です。

築90年の古民家を改装した、ゲストハウスなりに泊まる

1日たっぷり沼垂テラス商店街を楽しんだら、ゲストハウス「なり」に泊まるのがおすすめ。築90年の古民家を改装して作られた「なり」は、商店街から歩いて3分ほどの場所にあります。

お部屋は、男女混合ドミトリー、女性専用ドミトリー、ほかに個室が2部屋あります。
各部屋には季節の名前がつけられており、女性専用ドミトリーの「春」は、白の木材を基調とした優しい雰囲気。

各ベットの壁には手作りのタペストリーがかけられています。私が泊まったのはおにぎりの部屋。コンセントと読書灯もついています。

まだコートが必要な3月初旬。ベットメイクをして外出から戻り、布団のなかに入ると、暖かな湯たんぽが! おかげでぐっすり眠ることができました。ぜひ泊まって確かめてみてくださいね。

2名まで泊まれる個室の「秋」は、ダブルベットと、ちょっとした書き物もできる机とイスがあります。ゆったりとしたプライベート空間でくつろぎたい方に最適です。

共用の大広間は、食事や読書など自由に使うことができます。ゲストハウスは素泊まりですが、500円で朝食をつけることも可能です。

左は新潟出身のオーナー大桃さん、右はスタッフのにっしーさん。滞在中は気さくに話しかけてくれるので、おすすめの観光スポットを聞いみるのも良いかもしれません。

沼垂テラス商店街には、ほかにもコーヒー屋さんにお花屋さん、夜も楽しめる大衆居酒屋があります。毎月第1日曜日には朝市などのイベントが開催されることも。

沼垂では地元の人の暮らしが垣間見える、ゆったりとした旅時間を過ごすことができますよ。新潟に来たら、ぜひ足を運んでみてください!

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