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リーズナブルなうつわがいっぱい!古伊万里から漆器まで、アンティーク和食器がそろう「吉祥寺プクプク」

  • 2017.4.5
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高価なイメージのある骨董品が、数百円からのお手ごろ価格で購入できる「吉祥寺 Puku Puku(キチジョウジ プクプク)」。江戸時代の古伊万里や明治から大正時代の印判皿、色絵皿、漆器など、趣のある和食器たちが種類豊富に揃っています。 日常の食卓に、100年前のうつわを取り入れてみませんか?

お手頃価格の和食器や古道具を扱う中道通り店

雑貨店や飲食店が多く集まる吉祥寺・中道通り沿いに、2店舗をかまえる骨董品の専門店「吉祥寺Puku Puku」。伊万里焼きのうつわを中心に、九谷焼、瀬戸焼、備前焼など、日本各地から集めたアンティーク和食器や古道具などが並んでいます。

中道通り店には、リーズナブルで普段使いしやすい和食器がいっぱい。数百円のものがほとんどという手頃さで、骨董に馴染みのない人でも気軽に購入することができます。
完璧さを求められる現代の製品と違い、古いものはどこか絵付けがゆるかったりして、その抜け感が独特の味わいを出しています。とくに西洋の影響を受けている明治以降の図柄は、古典的過ぎず若い人でも取り入れやすいのだとか。

たくさんの柄に目移りしそう。100年前の印判小皿

店内に入ってまず目を引くのが、驚くほど柄が豊富な「印判小皿」。銅板の型を使って1枚づつ手作業で転写する「印判」という技法で作られています。同じ柄でもひとつひとつの風合いが違っていて、プリントとは違う良さがありますね。電子レンジや食洗機も大丈夫なので、普段使いしやすいお皿です。

深みのある藍色が美しいなます皿

縁が立ち上がった形をしているなます皿は、汁気が多い料理に使いやすいお皿です。こちらは銅板ではなく紙で作った型で転写をしているので柄の密度は荒めですが、その素朴さが魅力的ですね。

お祝いごとに使いたい美しい漆器

艶やかで発色の良い漆器類。昔はお祝いごとも自宅で盛大に行っていたので、全国各地の蔵などに眠っていた大量の漆器が集まってくるのだそう。新品だと数万円はするような、木のくりぬきで本漆のうつわでも500円から揃うので、気兼ねなく使うことができますね。見栄えがとても良いので、料理屋さんが大量に購入していくことも多いそうです。

手書きの和食器が中心の西公園前店

中道通り店から商店街をさらに奥に進むこと約3分。西公園前店はやや高めの価格帯になっていて、置いてあるうつわの雰囲気も変わります。手書きのうつわが中心なので、他とは違う1点もの好きな人におすすめのお店です。

レア度の高い図変わりの印判小皿

こちらの店舗には「図変わり」と呼ばれるちょっと変わった図柄の印判小皿を揃えています。西洋の影響を受けて描かれた文明開化図やタバコの箱をデザインしたものなど、当時の様子が垣間見える図柄はコレクターも多いのだそう。

見惚れるほどに鮮やかな手描きの色絵皿

明治前期頃の色絵皿は全て職人さんによる手描きです。色絵皿は同じ図柄で様々な形状の食器が出ている通り物も多いので、気に入った種類で揃えてみるのもおもしろいですね。お肉と副菜を盛りつけたり、カレーやパスタ皿にしたりと、和食に限らず様々な料理とマッチしますよ。

長年大切にされてきた日本の美しいうつわが揃う「吉祥寺 Puku Puku」。素敵なアンティーク和食器でいつもの食卓に変化をつけてみませんか?

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