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キッズルームの賃貸DIYと収納アイディア EHAMIさん家のインテリア 03

  • 2017.4.5
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賃貸でも、住まいにオリジナリティを加えたい。そんな希望を叶える「賃貸DIY」がいま話題です。洗練されたDIYインテリアを楽しむEHAMIさんに、子育てしながらでもできる賃貸DIYについて伺いました。

今回は、3歳の息子さんのキッズルームの賃貸DIY術をご紹介します。

▼EHAMI (えはみ)さんファミリー プロフィール
・家族構成:夫(29歳)、妻EHAMIさん(31歳)、3歳の男の子との3人暮らし・居住エリア:千葉県・住宅形態:賃貸マンション 1LDKblog:http://ehami123.blog.jp/Instagram:@ehami123
■子どもが小さいからこそ、DIYでフレキシブルに!
サンルームのように日当たりのいいリビングの一角は、息子さんのキッズスペースです。

手づくりのガーランドや雑貨で壁面をにぎやかに彩り、子どもらしい雰囲気に。

「アパレルショップにあるキッズスペースのようにしたくて、洋服もラックで見やすくショップのような収納にしました」

洋服ラックは、角材をクロスに組んで手づくり。

おもちゃ収納は、“無印良品”のポリプロピレンボックスのサイズに合わせてボックスをDIY。浅い引き出しも取りつけ、ミニカーなどのこまごまとしたものと、ざっくりしまいたいブロックや電車のおもちゃなどを分けられるようにしました。黒板シートでシンプルなマークも入れ、これなら3歳児でも自分でお片づけができます。
DIYなら、子どもの持ち物や年齢によって、さらには遊び方が変わっていったとき、別の物につくり変えるという楽しみも広がります。

「今の使いみちから、さらにその先のことも考えてつくれるのがDIYの良さ。既製品にはないおもしろさですね」

こちら側の壁には、有孔ボードでつくったおうち型パネルを設置。絵本ラックやクレヨン、バッグなどがしまえる、見せる収納スペースです。
「この板は、“壁美人”というホチキスだけで固定できるパーツを使って取りつけました。重いものにも耐えられ、別の場所でまた使うこともできるので、とても気に入っています」

■イメージソースはピンタレストやショップのディスプレイから

帽子やよく着る服、時計などを見せる収納にできる、ショップスタイルのラックも手づくり。インテリアになじむよう、ハンガーも塗装を落として素材感を統一。ここでもひと手間を忘れません。
身近な素材やパーツを使って、海外のインテリアのように自由にのびのびと賃貸生活を楽しんでいるEHAMIさん。

「イメージを見つけるのは、“ピンタレスト”が多いです。海外のDIYには、おもしろいアイディアがたくさん! カフェやアパレルショップなどのディスプレイを参考にすることもあります」

そして、なにより刺激をもらうのは、同じDIY仲間だと言います。

「出産前に仕事をやめてからは、ちょっぴり社会からはずれてしまったような気持ちがどこかにありました。だから、DIYを始めた時にはブログは絶対やってみようと思っていたんです。ブログを始めてから、SNSを通じて同じ趣味の話ができるつながりがたくさんできました。同じように小さな子を育てながらDIYを楽しんでいる人もいるんですよ」

イキイキと楽しめる趣味を見つけたEHAMIさん。リフレッシュ保育の日(地域の子育てサービス)や、実家の母親に見てもらえる日をうまく利用しながら、今はすき間の時間でDIYに取り組んでいます。

「寝室や洗面所など、これからさらに手を加えていきたい場所はいっぱいです」

DIYに終わりはありません。家族の成長や変化とともに、住まいをもっと居心地良く、ベストな状態に工夫していけることこそが、良さであり醍醐味のようです。

取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂

(藤沢あかり)

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