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伝統の大和野菜がたっぷり♪ 奈良の“おいしい”を詰め込んだ「cotocoto」のランチプレート

  • 2017.4.4
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奈良で古くから育てられてきた、大和伝統野菜。奈良公園の名勝地・猿沢池の近くにある「cotocoto(コトコト)」は、この大和伝統野菜を使った料理が味わえるお店。奈良の“おいしい”をギュッと詰め込んだような彩り鮮やかなランチプレートは、旅の途中に是非味わってほしい一皿。その魅力を詳しくご紹介します。

野菜は、奈良郊外にある自家菜園から

近鉄奈良駅から南東の方向へ徒歩約8分。奈良公園にある猿沢池から南へ少し歩いたところに「コトコト」はあります。お店は、ならまち観光の拠点「ならまちセンター」の1階。店内は明るく、ゆったりとした空間で、目の前には広々とした芝生が広がります。

こちらの魅力は、奈良で昔から育てられてきた「大和伝統野菜」を味わえること。それも、奈良市郊外にある系列の農家レストラン「清澄の里 粟 本店」の自家菜園から届けられる野菜ばかり。菜園では、大和伝統野菜のほかに、世界各地の伝統野菜も栽培しており、すべて手間を惜しまず、種から育てているそうです。

奈良の“おいしい”を詰め込んだ、彩り豊かなランチプレート

人気のプレートランチは、奈良のもの尽くし。自家製の赤米ごはんに添えられているのは、「下北春まな」という、奈良・下北山村の伝統野菜のお漬物。目張りずしなどにも使われる野菜です。ごはんの右となりは「大和芋」のおやき。強い粘りが特徴の芋で、こちらでは長芋を加えて食べやすい食感に仕上げています。中央のガラスの器に入っているのは、「片平あかね」のピクルス。真っ赤な「片平あかね」は、山添村の片平集落で受け継がれてきた伝統野菜で、日野菜の仲間です。

ほかにも、天理市から届けてもらっているというおあげと大根の炊きものなど、お皿の上のほとんどが、「清澄の里」の菜園か奈良県内で作られたものだというから驚きです。
さらに、奈良は清酒の発祥地。地酒もそろえられており、グラスで半合からいただけるのもうれしいですね。
混み合うことが多いので、ランチ、ディナーコースともに予約がベターです。

パネル展示でさらに奈良を知って

お店の入り口には、奈良のことをもっと知ってほしいという思いから、パネルやフリーペーパー、情報誌などを閲覧できるスペースがあります。奈良は、エリアごとに気候や文化が異なる県。もちろん、食もさまざまです。大和伝統野菜を味わった後は、ゆっくり展示も見てみましょう。知らなかった奈良の魅力を見つけられるかもしれません。

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