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カレーのお供としても人気。子供の頃苦手だった○○が持つ優れた美容効果って?

  • 2017.4.4
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だんだん暖かくなってきて、本格的な春の息吹を感じる今日この頃。この時期は新生活も始まったばかりですし、ちょうどお花見なども重なって、食生活が少し乱れがちと言う方も少なくないようです。そこで今回は身近なヘルシー食材を使った、いま人気の“カレーのお供”の美容効果について紹介します。

カレーのお供の定番と言えば?

“カレーのお供”と言って真っ先に思いつく食品の1つに「らっきょう」があります。あくまで脇役ではありますが、実は今、この「らっきょう」の美容効果に注目が集まっています。
ちょうど熊本産の無農薬の土付らっきょうが手に入ったので、先日初めてらっきょう漬けに挑戦してみました。できあがりはこんな感じ。

子供の頃はカレーに付いてくる「らっきょう」は苦手だったのに、大人になって大好きになったという方も多いのではないでしょうか? 私もそんな1人です。

らっきょうの持つ優れた美容効果

さて気になる「らっきょう」の栄養面の話を簡単に紹介します。

らっきょうには疲労の緩和に役立つビタミンB1を体内にとどめてくれる「硫化アリル」が豊富が含まれています。ビタミンB1は水に溶けやすい水溶性ビタミンですから、身体に長時間とどめておくには硫化アリルと一緒にとると良いとされています。ちなみに「硫化アリル」は玉ねぎにも豊富に含まれていることでも知られています。

次に注目したい成分が「フルクタン」。この成分は脂肪が身体にたまるのを予防してくれる効果が期待できるので、ダイエットにも効果的。コレステロールが高めの方にもオススメです。また、血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあるので血糖値が気になる方にも摂取をオススメしたい成分です。

そして「食物繊維」も豊富に含まれていますから、腸内環境を整えたい方や便秘気味の方にオススメです。

カレーのお供にらっきょうが定番になっているのは、こってりした味わいのカレーの消化を助けてくれる効果を期待できるからとも言え、食べ合わせには“意味がある”という点も興味深いところ。さらには抗酸化作用やピロリ菌を撃退する効能もあるので、女性にとって強い味方になる食材とも言えます。ぜひ普段の食生活に取り入れて、乱れがちな食生活から身体をきちんとメンテナンスしていきましょう。

らっきょう漬けのレシピ

それでは最後に冒頭に紹介した「らっきょう漬け」のレシピを紹介します。下処理が少し大変な場合もありますが、比較的簡単にできるので、ぜひ常備菜として作ってみてください。

【材料】

らっきょう 1kg 水 150ml 砂糖(種類はお好みのものでOK) 250g 酢 350ml 赤唐辛子(種をとって小口切りする) 2本

【つくりかた】

(1)らっきょうを流水で洗ってザルに上げる(洗っている間に薄皮もはげ落ちます) ※根や先が付いていたら事前に切っておきましょう
(2)水に砂糖を加えて一煮立ちさせ、常温に冷めたら酢と赤唐辛子を入れる
(3)消毒した容器に1と2を入れて冷暗所で保存する ※2週間程度だったら食べ頃です

text:Yumi Akiyoshi

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