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和洋の魅力を詰め込んだラグジュアリーな神戸ウエディング@神戸オリエンタルホテル

  • 2017.4.3
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2016年8月20日に、弁護士の旦那さまと『神戸オリエンタルホテル』で挙式・披露宴を挙げた岩田真子さん。古くから異文化が交差してきた当地でのウエディングは、神戸生まれ神戸育ちのふたりだからこそ実現できた、伝統とモダンを取り入れたものでした。そんな魅力的なウエディングをご紹介します。

ひと目惚れから始まった交際から、かけがえのない存在に


関西で指折りの邸宅街である兵庫県西宮市の苦楽園で生まれ育った岩田真子さん。3歳の頃からピアノ演奏に魅せられ、パリ留学やコンクールを経て、現在はピアノ講師として活躍しています。そんな彼女と旦那さまとの出会いは、共通の友人の結婚式二次会。その時に『タダシ ショージ』の真っ赤なドレスを身にまとっていた岩田さんに旦那さまが一目惚れし、アタックが始まりました。 

 
「友人の紹介で連絡を取るようになり食事に誘われました。それから週末はデートを重ね、3カ月後に彼が告白をし交際スタート。彼は弁護士をしているためか、話上手で聞き上手。いつも楽しく面白い話をしてくれて、すぐに惹かれていきました」

プロポーズ


プロポーズは、交際して1年後のクリスマスイブ。クリスマスディナーを終えた後、旦那さまの自宅で「出会ってからいいこと尽くしです。結婚して下さい」と言われたそう。すでにクリスマスプレゼントはもらい、寛いでいた時だったので、まさかのプロポーズに岩田さん自身はびっくり。とはいえ、もともと交際当初から結婚を意識していたため、自然な気持ちでその言葉を受けとめました。


「指輪はふたりで買いに行こうね、ということで、その時は言葉だけのプロポーズ。彼の性格通り、ストレートでまじめでとても嬉しかったです。どうやら付き合い始めた時から、2015年のクリスマスイブにプロポーズ、2016年に結婚式を挙げると決めていたようです」

エンゲージリング

エンゲージは、『カルティエ』の「デスティネ」。旦那さまがひとりでジュエラーへ見に行った際に「これを贈りたい」と思ったリングでした。「プロポーズ後に一緒に見に行き、私の好みを聞いてから購入しようと思っていたそうですが、私は彼が贈りたいと思ったものが欲しかったので迷いなく「デスティネ」に決定。とても華やかなリングで、私の一生の宝物です」

マリッジリング

一方マリッジは、エンゲージを購入するタイミングで『カルティエ』の「バレリーナ」をセレクト。岩田さんはカーヴィなタイプを、旦那さまはシンプルなデザインを選びました。

思い入れのある方々と作り上げた挙式・披露宴

旦那さまは関西学院大学、岩田さんは神戸女学院大学出身と、ふたりとも生粋の神戸人。そのため挙式・披露宴も、すぐに神戸で決定。明治3年に創業した『神戸オリエンタルホテル』で、外国人居留地の面影を残す神戸ならではの上品で洗練されたウエディングを実現しました。

ヘア&メイク

一生に一度の結婚式をより大切なものにしたいと、準備は思い入れのある方々に依頼。ヘア&メイクは、ヘア&メイクアップアーティストの友人に、ネイルは友人がオーナーのサロン『REINE』で、装花やブーケはフラワーデザイナー、寥 莉玲さんにお願いするなど、気心の知れた人や憧れの人とともに充実した準備期間を過ごしたそうです。

チャペル

『神戸オリエンタルホテル』のチャペルは光が降り注ぐ開放感のある空間。見学した時に、すでに着たいと思っていた『ガリアラハヴ』のマーメイドドレスの雰囲気にもぴったりと合ったことも、このホテルで結婚式を挙げる決めてになりました。

披露宴

披露宴は、『神戸オリエンタルホテル』のなかでも和洋の文化を取り入れた「ザ ロイヤル ボールルーム」を会場に。「両端に金屏風があり、和と洋が組み合わさった会場でいかにも神戸らしい! と、とても気に入りました。この屏風の前に高砂を置いて…とすぐにイメージが沸きましたね」

装花

テーマは特に決めず、上品な華やかさをベースに、派手になり過ぎないよう気をつけたとか。装花もそれに合わせて、挙式は白の花のみを、披露宴では夏らしい色の花をあふれるようにあしらい、変化をつけました。

ウエディング・ドレス


ウエディング・ドレスは『マグノリア・ホワイト』で『ガリアラハヴ』のマーメイドドレスをオーダー。


「最初にこのブランドを知ったのが海外の雑誌やインスタグラム。優雅でドラマティックなデザインに「絶対にここのドレスが着たい」と思いました。その後、調べてみると『マグノリア・ホワイト』に取り扱いがあることを知り、すぐにサロンを訪問。背中が大きく開いたマーメイドラインの「odette」にひと目惚れし、購入しました。パールやクリスタルがきらめくレース生地、繊細なチュールなど、これほど素敵なドレスは他にはないと思いました」

お色直し

お色直しのドレスもホワイトドレスに。『ザ・トリート・ドレッシング 大阪店』で見つけた『リーム アクラ』のドレスを身にまといました。流れるようなAラインが美しいデザインは、上半身のレース使いが特徴的。「1着目とはイメージを変えたかったので、上品ななかに個性が感じられるこのドレスをチョイス。半袖、Vネックと、ウエディング・ドレスではあまり見ないディテールに惹かれました」

ヘアスタイル

ヘアスタイルもドレスとの調和を考えたアレンジ。挙式の時は、すっきりとしたアップヘアで清楚な雰囲気に、披露宴の時はポニーテールにし、大きく背中が開いた『ガリアラハヴ』のドレスを引き立てました。「特に披露宴の時は、『マグノリア・ホワイト』でレンタルした大ぶりのヘッドアクセサリーを合わせて一層ゴージャスに。イヤリングも同じようなデザインにし、横から見ても華やかに演出しました」

ブーケ

フラワーデザイナー、寥 莉玲さんが手がけたブーケは、ナチュラルで可憐なデザイン。小さな小花をぎゅっと束ねたクラッチ型で、『ガリアラハヴ』のドレスを優美に彩りました。

リングガール

当日は、岩田さんの友人のご令嬢がリングガールを引き受けてくれたため、挙式の雰囲気がぐっと和やかになったそう。「まだ2歳だったのでひとりでバージンロードを歩ききれず、最後はその子のお母さんと一緒にリングピローを渡してくれました。大勢の人々に囲まれてびっくりしたのか少し泣いてしまったのですが、それもとっても愛らしくてほのぼのとした雰囲気になりました」

誓いのキス

また誓いのキスでは、旦那さまのタイミングがずれ、ちょっぴり笑いがこぼれるハプニングも。「でもその後すぐに静まり返り、神聖な雰囲気に包まれた瞬間がとても素敵でした」

ウェルカムスペース

挙式から披露宴へ、ゲストを迎えるウェルカムスペース。ここには結納の時に撮影した写真を飾り、キャンドルや花とともに和洋折衷な雰囲気をつくりました。ランダムに重ねた小さなトランク、鳥かごなどの小物類もどこかロマンティックな印象。ふたりの新たな門出を感じさせます。

料理

料理は、フォアグラ、鮑、黒毛和牛、鰻といった厳選食材を使い、どんな方にも満足してもらえるメニューに。料理のおいしさはもちろん、お皿の色やお重の笹のあしらいなど、盛りつけや見た目にもこだわりました。

ウエディング・ケーキ

ウエディング・ケーキは、大人可愛い雰囲気をイメージ。三段のケーキに淡いピンクやオレンジの花をあしらって、テーブル装花と統一感を出しました。表面の砂糖菓子がパールのように見えて、ジュエリーのような高級感が感じられます。

スピーチ

披露宴のクライマックスは、旦那さまの15分間のスピーチ。「両方の両親への想いや、私を必ず幸せにすると誓ったこと、そしてこの先努力することを忘れないことを、15分の間に詰め込んでくれました。ゲストの方々への感謝と、これからもよろしくお願いしますという私たちの気持ちをうまくお伝えできたと思います」

大切な方々に見守られた、ふたりの新たな人生の幕開け


当初は、盛大な結婚式にあまりこだわりがなく、家族だけの簡単な式を考えていたという岩田さん。しかし、お世話になった方々へ結婚の報告に伺う中で、多くの方からの激励や温かい想いに触れ、やはりこれまで支えて下さった大事な人々にふたりの門出を直接見届けてもらいたいと思うようになりました。そして、お迎えする以上は華々しくしようと、140人もの挙式・披露宴を決意。たくさんの祝福に包まれたウエディングは、ふたりにとって人生最良の時となったのでした。


「準備ではたくさんの方々にご協力いただき、私の希望をかなえてもらいました。そのおかげで本当に満足のいくウエディングになり、この結婚式がないと今の私たちはなかったんじゃないかと思うくらいです。私の希望を大事にしてくれた主人にも感謝の気持ちでいっぱいです(岩田真子さん)

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