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「あの人と別れたくない!でもどうすれば……」男の“別れの決意”を覆す方法とは?

  • 2017.3.31
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「別れて欲しい……」

「もう終わりにしたい……」

付き合っている男からある日突然 別れを切り出されたとしたら?

なんの予兆もなく一方的に別れを宣告されてしまったら?

カレのことを愛しているあなたならきっと激しく同様し、感情を抑えられずに取り乱してしまうはず。

でも、あなたがいくら別れたくなくともカレが「切りたい」と思っているなら、ただ「イヤ、別れたくない!」と訴えるだけでは子どもの駄々と同じ。

オトナの女ならここは冷静に切り返す必要があるだろう。

男の心を引き戻すためにはありのままの自分の感情を吐き出してはならないのだ。

今回は“男に別れを切り出されたときの対処法”をまとめてみたので参考にしてほしい。

カレの仕事のことや身体のことを気づかう

“原因”に心当たりなどないのに別れ話を切り出されてしまったら誰しもが「え?なんで」「いや、私は悪くないし」「どうして私が振られるの?」と問いただしたくなるもの。

しかし、ここで“自分のことしか考えないオンナ”になってしまってはカレの「別れたい気持ち」をさらにアトオシしてしまうことになりかねない。

ここは一旦カレの申し出を真摯に受け止め冷静になろう。

沸き起こる怒りや悲しみよりも何よりカレの気持ちをひとまず優先しよう。

「わたしと別れたらあなたはラクになるのかな……」

「そっか……仕方ないよね。仕事忙しくてたいへんだよね。あまりムリしないでね」

「私はあなたの身体だけが心配……」

決して相手を批判せず、カレの仕事への理解を示しカレの心や身体を心配する言葉を添えよう。

男の気持ちが揺らぐのはオンナの愛の押し売りではない。

自分への気づかいや思いやり他ならないのだ。

好きな気持ちは変わらないことを伝える

「こんなに誰かを好きになることはもうないかな」

「しばらく思っててもいい?私が勝手に好きでいるだけだから……」

としんみり言ってみよう。

男がそこそこいい年齢に達した女に対し別れを口に出すときには

「この女は俺がいなくても大丈夫だろう」

「俺なんかがいなくてもやっていける……」

と心のどこかで感じているものである。

だからこそ相手に“別れることへの罪悪感”を抱いてもらう必要があるのだ。

「どうして?こんなに好きなのに」

「私がこんなに思っているのに……なんでわかってくれないの?」

と責めるような言葉は逆効果。

恩着せがましい愛の言葉は男の心には響かない。

しかし

「お願いだから、もう少しだけ好きでいさせて」

「忘れられそうにない」

というセリフなら相手の心に引っかかるのだ。

 

男性は傲慢な女と関わるのはごめんだが、“謙虚な女”には耳を貸す。

女のひたむきさや健気な姿こそ心打たれるのだ。

「そんなこと言わせてごめんね」と謝る

別れの言葉を女に告げるとき男はなによりもビビっている。

女が別れを口にするときとは比べ物にならないくらい恐れおののいている。

「泣かれたら……」

「喚かれたら……」

「ののしられたら……」

「修羅場になったら……」

という「どうしよう」という不安でいっぱいなのだ。

しかし、まさか別れを告げた自分に“ねぎらいの言葉”をかけてもらったとしたら……?

これは意表をつくだけでなくあなたに敬意を抱くはずだ。

「そんなこと言わせちゃってごめんね」

「わたしがあなたをここまで追い詰めちゃったんだね」

……そう、ここであなたにも気づいてほしいのは“彼に別れの言葉を言わせてしまったのは紛れもなく自分自身にある”ということ。

誰でも別れを口に出すときはつらいもの……。

あなただって過去の恋愛において自分から別れを切り出すときは荷が重かったはずだ。

別れを口にする人間はそれを告げるまでさんざん悩み苦しんでいる。

ここはカレをそこまで悩ませてしまったことに対して謝罪し“私のせいで”いろいろ考えさせちゃって申し訳なかった……という姿勢をみせるべき。

 

ダメージを受けているのは決して“別れを宣告されている自分だけではない”のだから……。

「最後にもう一度だけ会ってほしい」とお願いする

本気で付き合った相手、心から愛した相手とは最後にちゃんと向き合おう。

その場の“流れ”に委ねてしまったり、相手に言われたことでカーッと頭に血が上り勢いで別れてしまっては絶対ダメ!

アラサーアラフォーがこれまでの過去の恋愛で後悔してることのひとつに

“メールじゃなく最後にちゃんと会っていればよかった”

“もう一度ちゃんと会って気持ちを伝えればよかった”

という「エピローグ」にある。

“別れ方”は女にとってこの先の恋愛観や人生を左右する大事なもの。

恋愛で最も重要なポジションを占めるのは“はじまりより終わらせ方”だろう。

もし、カレが電話やメール、LINEで別れ話を切り出してきたとしても

「最後にもう一度だけ会ってほしい」

「こんな形でなく顔を見てきちんと“さよなら”したい」

「『いままでありがとう』って笑顔で言わせて」

と穏やかにお願いしてカレと会う日を取り付けるべきだ。

約束をしたその日は

「最後に一日だけわたしに時間を頂戴」

と、はじめてデートした場所や思い出の場所などを訪ねて二人の歴史を辿ってみるのも手。

付き合いだした当初の気持ちや忘れていた過去の幸せを噛みしめることでカレが言い出した別れを撤回できる可能性もでてくるのだ。

「俺、やっぱり別れたくないわ」

と心変わりさせるにはメールや電話などでなくリアルに会うこと以外ない!

【“男の別れの決意”を揺るがすのは何といっても“女の健気さ”】

相手の気持ちをひっくり返すにはまず相手を尊重すること。

オトナの女は決してこんな悪あがきはしてはならない。

・「なんで、なんで?理由聞かせてよ」としつこく迫る

・「私のこともう好きじゃないんだ」と泣く

・「私よりいいオンナなんていないでしょ。別れたらきっと後悔するよ」と脅す

・「わたしがこんなに好きなのに……」となじる。

こんな言葉をぶちまけてしまったらそれこそ一巻の終わり。

カレの心は二度と戻らない。

カレはあなたの前に二度と姿を現さないだろう。

自分の気持ちを押し付けて別れたくないとすがればすがるほど

「コイツ、やっぱ自分のことだけしか考えていない」

「ぜって~ムリ!!」

と男の別れへの決心を確固たるものにしてしまうのだ。

カレの心がますます固まるか、揺らぐかはあなたが最後にとる態度次第!

きちんとカレへの思いやりを示せばあなたの存在の大切さを認識してくれるかも……。

「もう一度やり直そう」と言わせたければ、相手の利を重んじ、自己をささげる心構えでいこう。

別れの言葉を切り出されたら己への愛よりも“他利の精神”こそがカレの心を揺るがす砦なのである。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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