【イガリメイク】メイク次第で印象は変わる【頼れる姉御VS.ムードメーカー】

近距離ではハイライト、アイシャドウ、チークを使い分け！

「オフィスなら職場の花か頼れる姉御、どちらを狙うかで違います。距離は隣のデスクだったり、通路ですれ違ったりの1～3mなので、ハイライトやアイシャドウが効果的。職場の花なら男性の目を意識してメイクが目立たないハイライトを、姉御なら女子ウケするアイメイクでこなれ感を出して」。さらに万人受けするのがチーク。「誰にも好かれるのは相手を緊張させない、リラックス感のある人だと思う。そこを狙うならチークが一番！」

優しさと強さのアイメイク

「アラサーになると自分が新人というより、新人を受け入れる側になる場合も。そんな時はこのメイク。全体を淡いトーンでまとめつつ、下まぶたのラインや太眉で目の印象を強く。ネイビーのマスカラでこなれ感を演出、“頼れる姉御”風に」

チョコブラウンとモーヴを混ぜたこなれ色アイライン

左上と右下を混ぜて使用。「上はまつ毛の根元を埋めるように、下ははっきり見えるように入れます」
ルナソル セレクション・ドゥ・ショコラアイズ 03 ￥5000／カネボウ化粧品

まぶたになじみつつリッチな輝きでさりげなく主張☆

「アイホールはゴールドでさりげなく華やかに」。微細なパールの輝きが上品。
エレガンス クルーズ ファインカラー X04 ￥1800／エレガンスコスメティックス（限定発売）

How to Make-up

・アイホールには光が当たるとキラッとするゴールドを
・ブラウンで上は根元に隠しライン、下は太めに引く
・ネイビーのマスカラはジグザグ塗りでたっぷりと

a.「黒だと重くなるので、マスカラはネイビー。上下とも根元にいっぱいつけるとカワイイ」。根元に当てて左右にジグザグ塗りを。今回使ったのは上側のネイビー。
Wカラーマスカラ 04 ￥4000／RMK Division

b.「眉はパウダーで太めに。強さを出したいので、最後に全体のバランスを見ながら描きます」。中央＆右側を混ぜて太めの直線眉に。
カネボウ パウダーアイブラウ 01 ￥4000／カネボウインターナショナルDiv.

c.チークは肌になじむベージュトーン。「頰骨に沿って幅広くぼかして骨格を強調」。
チーク カラー 06 ￥7000／トム フォード ビューティ

d.ハーフマットな仕上がりの淡ピンク。「メレンゲみたいに上品な色と質感。シワの中にきちんとたたき込むように塗れば、縦ジワすらもキレイに見えます♪」。
リキッド リップベルベット 09 ￥3800／バーバリー

優しさも強さもこなれ感も出せる金×茶×紺のトリオ

「優しさをキープしながら強さも感じさせるために、ブラウンのラインは下まぶたを強く。アイホールはゴールドでナチュラルにまとめ、そこにネイビーのマスカラを効かせてこなれ感を出します」

改ページ：[ 安心感、リラックス感がある人と仲良くなると楽しそうって思うスキ見せチーク！ ]

安心感、リラックス感がある人と仲良くなると楽しそうって思う。スキ見せチークでそれを表現

「特定のシーンや相手じゃなく、みんなからこの人いいなと思われたいなら、チークを主役にすると効果的。ポイントは入れ方。目頭の下に塗らないゾーンをつくるんです（笑）。スキを見せることで相手は安心するし“狙ってない色っぽさ”も出せます」

ほのかな青みが肌の透明感を引き出す

「大人の色っぽさがある色」。パウダーなのに粉っぽさがなく、しっとり。細かいパール
のツヤがなめらかな頰を演出。
チーク カラー 07 ￥7000／トム フォード ビューティ

被膜感のないぷるぷる血色チーク

「血色感＋うるんだツヤがいい感じ」。水のファンデ、エクラタンの技術を応用した新しいチーク。
ジェル ブラッシュ 001 ￥3000／ポール ＆ ジョー ボーテ（5／1限定発売）

How to Make-up

・頬のくぼみから上にぼかし、頰骨に沿って外から中に
・この時、スキをつくる空白地帯を残す！
・ジェルにパウダーチークを重ねてじゅわっと自然な血色感に

a.水色とブラウンを混ぜて上まぶた全体と、下の目頭以外に入れ、眉下にベージュをぼかす。
マキアージュ ドラマティックムードアイズ BL 727 ￥3000（編集部調べ）／資生堂（限定発売）

b.マスカラは上下にたっぷりと。「ラインは入れず、マスカラで目を強調。下のまつ毛の根元の白みはとてもキレイなので、塗りつぶすなんてもったいない！」。
ケイト グラマラスラッシュ ￥1400（編集部調べ）／カネボウ化粧品

c.唇は愛されコーラルピンク♡」。うるおい効果もツヤも◎。
ヴォリュプテ ティントインオイル 17 ￥3800／イヴ・サンローラン・ボーテ

あえてスキを見せてみんなウェルカム！な表情をつくる

下から上に入れたチークと、外から中に入れたチークの間にできたスキマがポイント。
「ここを塗り残すことで表情にスキが生まれ、ちょっと天然っぽい（笑）可愛さが出ます」

撮影／菊池泰久（vale.／モデル）、伊藤泰寛（静物） ヘアメイク／イガリシノブ モデル／泉里香 スタイリング／程野祐子 取材・文／永田みゆき