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ユニークないちご料理や自家醸造のいちごワインも。宮城「山元いちご農園」で楽しむ、いちご尽くしの休日

  • 2017.3.25

春を代表するレジャーのひとつ“いちご狩り”。東北有数のいちごの産地・宮城県山元町にある「山元いちご農園(やまもといちごのうえん)」では、6月中旬までいちご狩りを楽しむことができます。ユニークないちごメニューがそろうカフェや、自家醸造のいちごワインも話題ですよ。

震災から立ち上がった、東北最大級のいちご農園

仙台市中心部から車で約1時間。山元町は、宮城県南部に位置するいちごの名産地です。東日本大震災で大きな被害を受けた町でもあり、町内に129軒あったいちご農家のほとんどが被災しました。その後3軒の農家が集まり、2011年6月にオープンしたのが「山元いちご農園」です。

いちご狩りを12~6月の長期間にわたって楽しめるほか、多彩ないちごメニューを展開するカフェも併設。休日には1500人以上のお客さんが県内外から訪れます。

甘い果実をたっぷり味わういちご狩り

いちご狩りの受付を済ませたら、全8棟のハウスの中で、その日熟れたいちごが最も多いハウスへと移動します。

練乳を入れたトレーを手に、さっそくハウスの中へ。鼻をくすぐる甘い香りと、きらきら輝くいちごに心がときめきます。こちらで栽培しているのは、甘みと酸味のバランスがとれた「とちおとめ」、大粒ですっきりした甘さの宮城オリジナル品種「もういっこ」、果肉がやわらかく酸味の少ない「紅ほっぺ」の3品種。ハウスごとに栽培する品種の組み合わせが異なるため、どのいちごを味わえるかは当日のお楽しみです。

根元まで真っ赤に熟れた実を見つけたら、手でそっと包むように持ち、やさしくひねって摘むのがコツ。食べごろのいちごは甘く、とてもジューシーです。30分間の食べ放題なので、たっぷりいちごを堪能しましょう。

パフェからカレーまで!いちごメニューがそろうカフェ

いちご狩りの後には、併設のカフェ「Berry Very Labo(ベリーベリーラボ)」へ。いちごを使ったユニークな料理を味わうことができ、平日でも満席になるほどの人気です。

気になるのは「特製いちごカレー」(918円)、「特製いちごピザ」(800円)などの食事メニュー。「特製いちごカレー」は、スパイシーに仕上げたルーに、いちごの甘さが不思議とマッチ。「特製いちごピザ」は、トマトソースのピザにスライスしたいちごをのせ、甘ずっぱいアクセントを効かせた一品です。新感覚の味をぜひ体験してみて。

スイーツメニューの一番人気は「山元ツリーいちごパフェ」(918円)。2~3人でシェアするのにちょうどいいボリュームで、大粒の完熟いちごがふんだんに飾られています。生クリームの内側にあるのは、自家製いちごソースを練り込んだソフトクリーム。生クリームの甘さとさっぱりしたソフトクリームのバランスがよく、お腹いっぱいでもペロリと食べられますよ。

おみやげにぴったり。自家醸造のいちごワイン

いちご本来の甘みと酸味を生かした「愛苺(まないちご)」、アルコール度数を6%に抑え、香り高く飲みやすい「苺香(いちかおり)」、きめ細かやかな泡のスパークリングワイン「苺夢(べりーむ)」の3種類をラインアップ。ワインの華やかな色とポップなラベルも印象的で、ギフトや手みやげとしても喜ばれますよ。日増しに暖かくなり、お出かけ気分が高まるこの季節。「山元いちご農園」で、たわわに実った真っ赤ないちごを満喫する、春の休日を過ごしてみませんか。

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