糸島の古民家カフェ「母家」で、お庭を眺めながらほっこりランチ

福岡市内から車で30分ほど、糸島に向かう途中にある「母家」（おもや）は、大通りから少し離れた閑静な場所にある古民家カフェ。もとは、手作りのお菓子工房からはじまったお店だそうです。手つかずの自然に囲まれた隠れ家のような空間で、体にやさしいごはんとおいしいおやつが楽しめると話題です。

JR今宿駅から車で6分。都市高速が上を通る国道202号から少し外れた静かな場所に「母家」はあります。もとは「花野季」という屋号のお菓子工房からはじまったこのお店。表には「花野季」と「母家」2つの看板があり、入り口は同じなのでお間違いなく。

入ると、菓子工房の名物プリンをはじめ、八女産抹茶を使用した抹茶の生チョコ、国産小麦やてんさい糖など、良質な素材にこだわったスイーツが並んでいます。

母家で食べられるランチはおこわや海老天むすびのおそうざい定食、焼きカレーなど。なかでも、炊きたてほかほかのおこわが味わえる定食が人気です。

もち米100％で作るおこわはもちもちした食感。風味と旨みが豊かな親鶏のせせり肉を使用し、野菜や干椎茸と炊き合わせたやさしい味わいです。そのほかのお惣菜も、オーナー自ら畑で作る野菜を使うことも多いそうです。自分で野菜を育てることで、より一層、食材への愛情が強くなったそうです。

ランチのほかに、ぜひ味わいたいのが「プリンあらもーど母家風」。こちらは「花野季」でも販売している名物プリンをはじめ、シフォンケーキ、アイスクリーム、季節の果物が並ぶ贅沢なメニュー。一皿でお店自慢のスイーツをたっぷり楽しめる内容になっています。

スイーツに使うソースやジャムも自家製で、庭採れかりんジャムや甘夏ジャムなど、季節によってさまざまな味わいが楽しめますよ。

庭を望むカウンター席からは、梅や桜、松、甘夏などの木々の自然が見られます。四季を感じる景色を眺めながらのんびりくつろいだら、時間が経つのも忘れてしまいそう。ランチやお茶のお供に、本を持参して読書を楽しむ常連さんがいるのもうなずけます。

体にやさしいごはんとスイーツを楽しめるカフェ「母家」。糸島におでかけの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？