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チョコレートファウンテンやパンケーキも。宮城「イチゴワールド」へイチゴ狩り

  • 2017.3.21
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東北屈指のいちごの名産地、宮城県山元町にある「ICHIGO WORLD(イチゴワールド)」。百貨店でも評判のブランドいちご「ミガキイチゴ」を栽培しており、いちご狩りスポットとして人気を集めています。大粒で甘みたっぷりのいちごに加え、チョコレートファウンテンや自分で焼くパンケーキなど、お楽しみがいっぱいです。

山元町のブランド「ミガキイチゴ」を生産

JR山下駅から徒歩10分ほどの場所にある「ICHIGO WORLD」。東日本大震災で被害を受けた山元町のいちごを復活させ、さらに進化させようとIT技術を駆使していちご作りを行なっています。

山元町産の上質ないちごの統一ブランド「ミガキイチゴ」を生産していることでも有名。「とちおとめ」「もういっこ」など複数の品種を含み、形や味の厳しい基準をクリアしたいちごのみが、ブランドの称号を受けて販売されます。“食べる宝石”とも呼ばれ、百貨店では1粒1000円の値が付くことも。

この「ミガキイチゴ」を栽培するハウスでいちご狩りが体験できるとあって、県内外にとどまらず、海外からも多くのお客さんが訪れます。

甘みがギュッと詰まった、ジューシーないちご

いちごと宝石をモチーフにしたマークが目印の建物で受付をしたら、いちご狩りのハウスへと移動。ポップに飾りつけられた広い空間は、上着をかけるスペースがあったり、ひと休みできるベンチや椅子が置かれていたりと、ゆったり過ごせるよう工夫されています。

両側にずらりと並ぶ栽培棚には、真っ赤に熟れた“食べる宝石”が鈴なりに。表面がつやつやしてヘタが反り返っていたら、おいしいいちごのサインです。茎を人差し指と中指ではさみ、親指をいちごの先端に添えて、くるりと上に返すように摘みましょう。

ほおばると驚くほどジューシーで、濃い甘みがじゅわっと口の中にあふれます。練乳もかけ放題なので、ミルキーな甘さをプラスしながらいちごを満喫できますよ。

チョコレートやパンケーキでいちごをアレンジ

さらに「パンケーキごゆっくりプラン」(いちご狩り料金+300円)なら、いちご狩りの時間が30分延長に。受付で生地を購入し、ホットプレートで焼いたら、いちごや備え付けの生クリームを自由にトッピングしましょう。特製パンケーキはテーブル席に座って食べられるので、カフェ気分で過ごせますよ。

採れたてのいちごやジェラートがそろうショップも

いちご狩りの後には、併設の「イチゴワールドショップ」へ立ち寄ってみて。持ち帰り用のいちごをはじめ、ミガキイチゴのワイン、白いいちごの成分を取り入れたコスメなどがずらりと並びます。

おすすめは、ミガキイチゴのシャーベットとジェラートです。シャーベットはいちごの果汁を50%使用し、甘ずっぱさが際立つ一品。ジェラートは濃厚なミルクジェラートと、果肉感を残したいちごジェラートのハーモニーが楽しめます。これから暖かさの増す季節、おみやげにぴったりですよ。いちご狩りは3月20日まで土・日曜、祝日のみの開催ですが、3月21日からは月~水曜も営業。予約優先で、7日前からホームページで受付しています。すぐに埋まってしまうこともあるので、お出かけの予定を立てたら早めにチェックしてくださいね。

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