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ジバンシィの新アーティスティック・ディレクターはクレア・ワイト・ケラーで決定。

  • 2017.3.17
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ジバンシィの新アーティスティックディレクターに就任することが決定したクレア・ワイト・ケラー。 Photo: GIVENCHY
ジバンシィ(GIVENCHY)は5月2日付で、新アーティスティック・ディレクターにクレア・ワイト・ケラーを任命すると発表した。クレアは、ジバンシィのウィメンズ及びメンズのプレタポルテ(PRÊT-Á-PORTER)とアクセサリー、そしてオートクチュールコレクション、全てのコレクションを統括する。

インスタグラムにより明らかとなった今回のニュース。ジバンシィはオフィシャルアカウントに、ブランド創設者ユベール・ド・ジバンシィやスティーブン・マイゼルにより撮影されたクレアのポートレート、ジバンシィ自身が残した言葉「真のエレガンスとは、自然な仕草やシンプルな言動から表れるもの」を投稿し、ブランドの新たなチャプターの始まりを宣言している。

クレアは、「ユベール・ド・ジバンシィが長年に渡り築いてきた自立した女性像は、いつも私のインスピレーションの源だった。伝説とも言えるメゾンの歴史の一部となれる事を、非常に喜ばしく光栄に思っている。ジバンシィのチームと共に、この美しい歴史に新たなチャプターを書き加えることを、心から楽しみにしている。」とコメントしている。

ユベール・ド・ジバンシィ以降、クレアはブランドのデザインを手がける6人目デザイナーとなり、初の女性デザイナーだ。フィリップ・フォルトゥナト ジバンシィCEOは「我々チームは、クレアの着任を心から歓迎する。彼女が類稀なるそのセンスにおいて、ジバンシィにエレガンスとモダニティのエッセンスを注ぎ、これからのジバンシィ・ファミリーを率いる存在となることは確かだ。メゾンの65年に渡るヘリテージと、アトリエに根付くサボア・フェールの思想。これらを紐解き、クレアはジバンシィに新たなる大きな可能性を生み出してくれることでしょう。」と話し、LVMH取締役会長兼CEOのベルナール・アルノーも「クレア・ワイト・ケラーをLVMHグループの一員として迎えることを心から嬉しく思っている。彼女が持つ幅広い知識とビジョンが、ジバンシィが次なるフェーズへと踏み出すための独自の道を切り開いてくれると信じている。」と期待の高さを伺わせている。

リカルド・ティッシが12年間にわたり築いてきた、エッジィかつダークな要素を取り入れたロマンチックなブランドイメージを、フェミニンなボヘミアン調のデザインを得意とするクレアはどのようなビジョンを持って形にするのか、注目が集まる。なお、2017年10月に開催される2018年春夏コレクションが彼女のデビューコレクションとなる。
参照元:VOGUE JAPAN

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