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会社から帰宅後でも作れる! 時短ケーキ寿司

  • 2017.3.17

卒業や入学・進級など、新生活がスタートする季節。ケーキ寿司で、ちょっとしたお祝いを演出してみませんか?

とはいえ、ケーキ寿司は手間がかかります。面倒くさそうで無理! といわれそうですが、私なりに手間を省いたレシピを考案。会社員として働いていたときも、娘の誕生日、ひな祭りなど、帰宅後作ることができました。

少し事前の準備が必要なのですが、

・ご飯が炊き上がっている
・干ししいたけが戻っている
・サーモンの花はあらかじめ作っておく

この3点が揃っていれば、30分もかからずにできます。

さらに、炊飯器の中で酢飯を完成させたり、具材といり卵をひとつのフライパンで作れば、さらなる時短につながりますよ。

■時短ケーキ寿司

レシピ制作:管理栄養士 長 有里子

<材料> ※15cmのセルクル型1台分
<酢飯>
米 2合
A酢 大さじ4
A砂糖 大さじ3
A塩 小さじ1

<寿司飯に混ぜる具材>
干ししいたけ 4枚
にんじん 60g
水と干ししいたけの戻し汁を合わせて 200ml
醤油、みりん 各小さじ4

<いり卵>
卵 2個
砂糖 大さじ1・1/2
塩 少々

<寿司の上にのせる具材>
スモークサーモン 最低8枚
小ねぎやカイワレなどの青味 適量

<作り方>
1、【酢飯を作る】
米を水加減少なめに炊く(寿司の分量の水加減)。炊き上がったら、炊飯器にAの調味料を混ぜ合わせる。

そのまま炊飯器のふたを開け、冷ます。

2、【寿司飯に混ぜる具材を作る】
干ししいたけは水で戻し、細切りにする。にんじんも細切りにする。

フライパンにこれらと、水と干ししいたけの戻し汁を合わせたもの(合計200ml)、醤油とみりんを入れ、中火にかけて水分がなくなるまで加熱する(だいたい5分)。

これを(1)の酢飯に混ぜる。

3、【いり卵を作る】
(2)のフライパンを軽く水洗いして水分をペーパーでふき取り、直接卵を割り入れる。砂糖と塩も入れ、泡だて器でかき混ぜる(フライパンをななめにすると混ぜやすい)。

中火にかけ、10~20秒くらいたったら、さらに泡だて器でかき混ぜる。固まってきたらすぐに弱火にし、常にかき混ぜ、いり卵にする。

4、【寿司の上にのせる具材を作る】
スモークサーモンで花を作る。サーモンをまず1枚、きつめに巻く。次にもう一枚を下をすぼめながら、ゆるめに巻く。これを4個作る。青味の野菜は細かく切る。

5、ケーキの型(セルクル)の内側に薄く油をぬる(ごはんがとれやすいように。ペーパーに油をつけてぬると簡単)。

これに酢飯を半分入れ、もしサーモンが余っていたら、のせる。さらに酢飯をセルクルの上5mmくらいあけて入れる(いり卵をのせるため)。

6、いり卵をのせ、青味をちらし、スモークサーモンの花を飾り、セルクルを外して完成です。

コツ・ポイント
・帰宅後に調理に取り掛かれるように、ご飯は朝予約をしておきましょう。
・干ししいたけは、朝冷蔵庫にいれておくと、帰宅したころには戻っていて、すぐに調理にとりかかれます。
・スモークサーモンの花と青味の野菜は、事前に作っておくと便利です。

ちなみに、私の娘は酢飯に混ぜた野菜を全部取り除いて食べるので、酢飯といり卵だけを小さめのセルクルに詰め、のりでアンパンマンの顔を作るのが最近の食べさせ方になっています。小さ目のセルクルをお持ちの方は、ぜひ試してみてくださいね。
(長 有里子)

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