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夢を叶えたいなら滋賀に行こう! パワースポットと絶品グルメで、心と体を充電できる滋賀女子旅

  • 2017.3.16
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夢を叶えたいなら滋賀に行こう! パワースポットと絶品グルメで、心と体を充電できる滋賀女子旅

「滋賀のパワースポットはご利益がすごいらしい!」そんなウワサを聞きつけて、滋賀の街へとやってきた総研メンバーの大西真由さん(no.185)と西村まおさん(no.134)。古の大社での祈祷にはじまり、グルメ食べまくり、そしてなぜか袴コスプレにも挑戦…!? いま、何かを叶えたい女子こそ訪れるべき、滋賀女子旅の魅力をお届けします!
写真、文・中村朝紗子【Tokyo今ココ総研】vol. 55

願掛けしまくり旅、スタート!

リラックスと大願成就を求めて滋賀の街にやってきた、総研メンバーの西村まおさん&大西真由さん。前編ではリラックスをテーマに、比叡山に佇む湖のオルベージュ「星野リゾート ロテルド比叡」にてのんびりステイを楽しみました。

そしていよいよ女子旅も後編へ。2日目は、日吉大社や近江神宮など、パワースポットが多く集まる滋賀県で”願掛け”しながら、滋賀グルメを食べまくります! ホテルをチェックアウトして、さっそく出発。

“勝ち”を引き寄せる猿の神様

まずやってきたのは日吉大社。比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、全国3,800を超えるの日吉・日枝・山王神社の総本宮。ここは約2,100年前、平安京の北東(当時は不吉とされていた)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として建てられました。

大きな鳥居をくぐりぬけ、本殿へ。

この季節はとっても寒いけれど、鳥居の朱色、落ち葉の赤が真っ白な雪によく映えて、この季節ならではのコントラストを楽しませてくれます。

雪道の中を一歩ずつ進む二人。ピリッとした寒さが、厳かな雰囲気をさらに引き立てます。進むこと数分、社務所前の舎に2匹のお猿さんが現れました。つ、強そう…!

「神猿舎(まさるしゃ)」と呼ばれる小屋には、2匹のお猿さんが飼われています。日吉では「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じるとして、猿を大変縁起のよい動物として大切にしてきた歴史があるんです。

神猿舎を通り過ぎ、西本宮の楼門に到着しました。ちなみに手前に写り込んでいる赤い実をつけた木は「マメガキ」という柿の一種で、神猿さんが好んで食べることから、いつの頃からか「猿柿」と呼ばれるようになったそう。

楼門を見上げると、ここにも神猿さんを発見! 軒下四隅には、それぞれ違ったポーズの神猿さんが、お参りに訪れる人々を見守っています。

しっかりお清めをして、本殿に上がり、いざ「ご祈祷」へ! 他の神社では、本殿は一般人立ち入り禁止としているところがほとんど。緊張感が高まります。

厳かな雰囲気の中、祈祷がスタート。今回は取材のため、特別に撮影を許可していただきました。

こちらは「鈴祓い」と言って、鈴の音で厄を祓う儀式。

続いて神様に神聖な玉串(榊)をお供えし、日頃の感謝とお願いを届けます。二人とも、真剣な表情に。

無事にご祈祷を終え、本殿横のお守り売り場へ。「神猿」にちなんだ、かわいい猿のお守りがたくさん。

お土産にも喜ばれそう。ライター中村も、1つ購入させてもらいました。

記念の御朱印もゲット!

ーご祈祷を終えた二人を直撃!
西村今年は新作ゲームをリリースするなど勝負の年になりそうなので、「神猿」の奉られている日吉大社で御祈祷することができて、本当にありがたかった! 雪が降る大社はとても神秘的で、心が洗われました。
大西本厄の年に、由緒ある神社で厄払いできて本当に嬉しかった!御守りも購入して、これから安心して過ごすことができそうです♫

杉型のお餅でホッと一息

参拝が終わり、緊張の糸が切れた2人は、大社からほど近い「大杉茶屋」へ。店内には、地元ならではのお土産のほか、ご主人(陶芸の先生なのだとか!)が手がけた焼き物コーナーも。

名物は大社境内入口前にある巨大な杉の木「遮那王大杉」(しゃなおおすぎ)にちなんで名付けられたオリジナルメニュー「遮那王餅」です。

ごはんを潰して作った香ばしいお餅に、自家製の味噌だれとあんをたっぷりかかっています。ほくほくのほうじ茶と一緒にめしあがれ。

ー気になるお味は…?
西村私のお気に入りは味噌ダレのお餅。ほくほくのお餅と甘じょっぱいお味噌がたまらない♪ お店の方も素敵で、お腹だけじゃなくて心まで満たされちゃった♡
大西冷えた身体に温かいお茶と味噌だれのお餅が沁みました! お店の中で座って食べることができるので、休憩がてら立ち寄るのにオススメです。

街歩きで全国的に有名な坊やに遭遇!

せっかくなので、坂本の街をぶらりお散歩。比叡の麓にひらけた坂本は、比叡山延暦寺や日吉大社の門前町として古くから栄え、今では重要伝統的建築物群保存地区にも指定されています。

ゆっくりと歩くことで、琵琶湖に面した港から様々な物資が集まり、延暦寺の台所としてにぎわった名残を体感することができるはず。

おや!?この坊や…既視感がある人も多いはず。
交通安全を啓蒙するため、1970年代から作られるようになったという「飛び出し坊や」は、今や全国各地に広がりを見せていますが、この坊や、実は滋賀県が発祥という説があるそう(その設置数も全国一!)。
坂本散歩ではたくさんの「飛び出し坊や」に出会えるので、歩きながらあなたの推しメンを探してみて!

享保から続く家系が守り続けた味

日吉大社から坂を下り、坂本駅の近くにさしかかったあたりに、おいしそうなよもぎ餅屋さん「三九郎」を発見。

一見普通の民家のような外観。つい素通りしてしまいそうですが、実は甘味好きなら見逃せないスポットなんです。

紫色の暖簾をくぐって店内へ。

内観は、お店というよりも実家の居間といった印象。しかも、周りをよ〜く見渡すと、とんでもないものがたくさん!!!

重厚感があり、今にも動き出しそうな鎧や

なんでも鑑定団で見かけるような、高級そうな器。

奥の廊下では、着物の帯がインテリアに活用されていました。なんともオシャレ…♡

オーダーしたのは名物「比叡蓬餅」と近江茶のセット。
しっかりした歯ごたえを残すため、餅米に若葉のみの茹で蓬を混ぜ合わせて香をもたせ、健康のために甘さを控えめにした「こしあん」を使用。さっぱりしたこだわりの味に、わざわざ遠方から足を運ぶファンも絶えないのだとか。

日本庭園を眺められる窓際の席で、いただきます!
ー三九郎のお茶菓子、どうだった?
西村庭園を見ながらお茶をいただけるなんて、とっても贅沢! おばあちゃん家に帰ってきたかのようなあたたかいおもてなしに、どこか懐かしさを感じて胸がほっこり。
大西甘すぎないお餅が本当においしくて、また買いに来たいくらい! これだけを求めに滋賀に来る人もいるというのも納得の味でした!

まだまだ食べます、次はお蕎麦!

お昼ごはんは、創業300年の歴史を持つ名代手打本家「鶴喜そば」へ。この建物は築130年の入母屋造で、国の登録有形文化財にも登録されています。

比叡山延暦寺のある山上は食べ物が不自由だったため、京都御所より来賓があった際は、このお店から蕎麦を作りに出仕していた歴史も。また比叡山で断食の修行を終えた修行僧が、弱った胃をならすために蕎麦を食したと言われています。

店内にはテーブル席のほか、庭をのぞむお座敷やテーブル席、座敷も。

そしてこちらが、名物「ゆばそば」。丼を覆う大きなゆばにクミンを添えて。冷えた体もポカポカに!

それでは、いただきます〜!
西村食べるのが大好きな私は、よくばって「湯葉蕎麦とかしわご飯のセット」をオーダー。湯葉蕎麦って初めて食べたけど、とってもおいしくて、思わずおかわりをお願いしそうになっちゃった(笑)。
大西湯葉が大好きなので、迷わず「湯葉蕎麦」に決定! 期待通り、とてもおいしく頂きました♫ 離れの個室部屋で贅沢に暖あたたかいお蕎麦なんて…素敵なランチでした!

袴に着替えて、あの映画のヒロイン気分♡

続いて、近江神宮へ。ここは2016年に公開された映画「ちはやふる」のロケ地で、第7回「ロケーションジャパン大賞」にも輝いた話題のスポットなんです。

さっそく宮司さんが案内してくれたのは、「衣裳部」と呼ばれるお部屋。和装の正装、着物・袴の体験レンタル、着付けを1コイン(500円〜)から楽しめるほか、境内散策・写真撮影など自由に楽しめるという、女子にはたまらないプランがあるのです! これは、おトクすぎますね。

さっそく2人も袴を選びます。袴を着るのは、卒業式以来…!?
そして、大変身♡ 気分は広瀬すず演じる、ヒロインの千早に!

百人一首の展示を背景に、記念撮影。そして、近江神宮を訪れたら必ず撮りたいフォトスポットが朱が眩しい楼門。

主人公の千早たちが全国大会に乗り込む印象的な名シーン、ライバル・詩暢との運命的な出会いをした瞬間もここで撮影されました。

いやぁ〜それにしも、絵になること、絵になること(感心)。

本殿のほど近くには、高校選手権の全国大会の舞台となる「近江勧学館」がありました。カルタ(衣装部で、撮影小道具として借りられます)を持って、ハイチーズ!

衣装部に戻ると、カルタ勝負がスタート。あれ…これはひょっとして…あの名シーン!?

シュタッ

ザクッ!!!

※映画を意識したディスプレイとして、展示されているものを撮影しました。
こんなユーモアを楽しめる仕掛けもたくさん。リアル「ちはやふる」なりきり体験、ぜひ楽しんで。もちろん、近江神宮への参拝もお忘れずに!

絵になるエクレアに心踊る♪

最後に訪れたのはエクレア専門店『Eclairer(エクレレ)』。店名はフランス語で『照らす』という意味があるのだとか。このお店へ訪れた人や、ここで働くみんなが、みなさんの明かりとなるようにという願いが込められています。

そんなコンセプト通り、店内にはやさしさとあたたかさに溢れる、かわいらしい空間。

ガーランドや手書きのメニューにも、こだわりがたっぷり!

気さくなパティシエ・西村さんがお出迎えしてくれました。

「ここエクレレは、障がい者の自立を支援するワークセンターという役割も兼ねたお店です。みんなで力を合わせて、焼き菓子を製造、お届けしているんです」(西村さん)
そしてこちらが、名物のエクレアです!繊細なデコレーションと華やぐ彩りに、歓声が上がります。

細長いカタチには、子供や女性でも食べやすいようにというこだわりが。抹茶あずきやラムレーズン、シーズナルなど和洋様々、合わせて10種ほどのテイストが楽しめます。

さっそく2人も試食!(レジ前の椅子を利用して、イートインも可能)
ーお味のほどは…?
西村お店の内観やスタッフさんの人柄から、地元で愛されるのが伝わってきました。細長い形だと、かぶりついても口の周りにチョコがつかず、とってもありがたかった♪
大西見た目がかわいすぎて、食べるのがもったいない! 食べやすいサイズで、洋菓子が少しだけ苦手な私も、おいしくペロリと頂いちゃいました♡
エクレアは大人気で、お昼には売り切れてしまう日もあるそう。どうしてもゲットしたい人は、早めの来店かご予約がマストです!

店内には、お土産にもぴったりな焼き菓子もたっぷり。

ここでしか食べられない味わいを、ぜひ持ち帰ってみては?

滋賀女子旅を振り返って…

-大願成就の近江女子旅、どうだった?
西村滋賀は初めて降り立つ場所。実は、どんな場所かイメージできていなかったのですが、こんなにもステキな場所がたくさんあるなんて! 嬉しい驚きだらけの2日間でした。景色はもちろん、食べるものも全ておいしくて、五感全てで「幸せ」を感じられました。心も体もリフレッシュできて、また明日から頑張ろうって思える、大満足な旅でした。
大西旅の初めに本厄の厄払いができて、なんだか心が落ち着きました。そのおかげか食欲もメキメキわいてきて、グルメづくしのおいしい旅となりました。袴を着て撮影できたのも、嬉しかったなぁ〜! 帰り際に見た、琵琶湖に沈む夕焼もとってもキレイで忘れられません。また滋賀に行きたくなりました!
2人とも、新しい滋賀の魅力に出会い、祈祷やグルメで心も体も満たされたよう。何かに挑戦したい、叶えたい夢がある、なんだか運気を変えたい! そんな人は、ぜひ滋賀の街を訪ねてみてください。きっといいことがありますよ♪
以上、anan女子旅レポートでした!

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