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「なんでアラサーの私よりもあんなオバサンがいいの」男にモテるアラフォー女の実態とは?

  • 2017.3.16
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先日アラサー独女からこんな声を聞いた。

・「同じ社内に40代の女性でモテる人がいます。男性社員はなんでアラサーの私を通り越して彼女なのか不思議でなりません……あんなオバサンでも女扱いできるの?」

「20代、30代男性から人気のアラフォー女性の上司がいます。若い女性よりも彼女のがチヤホヤされるのはなぜ?」

――若い子じゃなく、わざわざオバサンのとこにいってしまう男性たち。

そう、もはや「女は若けりゃいい」「付き合うなら年下」……などという定説は覆されつつある。近年は晩婚や非婚化が進むのと比例して男性側が交際相手の歳を気にしなくなってきているのだ。

「え?肌のハリやスタイルをみたら絶対に若い子の方がいいに決まってるのに!!」

……とあなたは思うかもしれない。

しかし、若い女性を外してオバサンの方に行くにはこんなわけがあるのだ。

若い子にはない魅力~「男の気持ちを理解している」

・「年上の女性って“男ってこういうもんだ”っていう境地に至っている。“男のダメな部分”や“だらしなさ”をちゃんとわかってるんだよね。『男でしょ!』『男のくせに!』なんてことを口にしないし、男を甘えさせてくれる」(30代・男性・エンジニア)

・「年上女性だと変にカッコつけなくて済むんですよね。そういうカッコつけとか無理してミエはったところで絶対見透かされてしまうし、どうしたってかなわない。だから弱みも見せられる」(20代・男性・飲食店)

・「ここぞというときにちゃんと男を立ててくれます。年上彼女は最高です」(30代・男性・専門職)

・「アラサー独女なんかよりアラフォーで既婚者の女性のほうが男心を理解してるよね。だいたいアラサー女って男を理解しようとするどころか男へのダメ出しが多すぎる!愚痴や不満ばっか」(30代・男性・営業)

……年上女性がモテるのは男心を理解しているからこそ!

男のミエやずるさを見抜いている女性に男性は「参りました」と白旗を振ってしまう。

これまで恋愛や人間関係において、悩み苦しみ傷ついてきたからこそ、人を包み込めるだけの器量や余裕があるというもの。

男が多少の粗相をしでかしても動じないし追い詰めたりしない。

男の弱さを知ってる分優しくなれるのだ。

“男を転がし甘えさせえてやる”ことなど二十代の小娘にはできない芸当である。

若い子にはない魅力~「一緒にいてラク」

・「男に“してもらって当たり前”になっている若い女は疲れる。『彼氏ならこうして』って要求やワガママにはウンザリ。年上の彼女なら対等に付き合える」(30代・男性・地方公務員)

・「相手が年下だとどうしてもこっちがリードしなきゃいけなくなる。会話も楽しませなきゃとかデートもどっかに連れてかなきゃとか……で、それが彼女の意に沿わないとむくれる。年上の女性なら面白くなくても露骨に顔に出したりしないし、そもそも男に任せっきりにしない」(30代・男性・医療機関)

・「彼女と歳が近いとお互い意地をはってしまうことが多い。下らないことでケンカになる。でも相手が年上だと意見が合わなくても冷静に話合えるし、勝ち負けにもこだわらないからラク~」(20代・男性・美容師)

――年上女性は男に頼り切ったり相手に依存したりしない。

男性にとって恋愛やデートで疲れるのは「男がリードしなきゃいけない」という気負いからである。しかし年上女性ならこのプレッシャーはなくなり肩の荷が降りるというもの。

男にすべてを丸投げしたりせずにお店やデート場所の提供もしてくれるし、男が計画したデートプランがイマイチでも機嫌を損ねたりなどしない。気に入らなければちゃんと代替え案を出してくれる。

付き合うことで“ストレス”がかからないことこそ、男性にとっては居心地よくなるのだ。

若い子にはない魅力~「内面から出る人間的魅力」

・「自分がまだ青二才の時にはわからなかったけど女性の真の魅力って外見の美しさだけでなく内面から出るものだと感じてます。人への思いやりや気配りが自然にできる……。若い子はそういうことを男に褒めて欲しくてやるからあざといですよ」(30代・男性・福祉)

 

・「『女としてというより、人としてどうなの?』っていう30代女性がうちの課にいます。いくら美人でもギスギスしていたり人と和めない女性は勘弁!男性社員から敬遠されてます。年に関係なく聞き上手な女性は誰からも好かれますね。気さくなアラフォー女性は話しやすいです」(30代・男性・教育関係)

 

・「会話して楽しい40代の女性と話が合わない若い女性なら絶対前者。人間的な魅力こそ評価の対象になると思います」(30代・男性・運送)

・「若いってだけであぐらかいてる女性より、常に目標や夢があっていつもそれに向かって努力している年上女性は生き生きしていて魅力的です」(20代・男性・販売)

・「『この人と仲良くなりたいな』って感じるのは外見や年齢とかよりも“人当たりの良さ”だと思う。誰とでも分け隔てなくにこやかに対応してたり、コミュニケーションが取りやすい女性とはもっと交流を持ちたいと思うし、そこから恋愛に発展することもある。年上だからという理由で恋愛対象外にはならない」(30代・男性・薬剤)

 

――人生経験を積み年齢を重ねたからこそ出るのが“内面の魅力”である。

「あの人いいよね!」と男性がなるのは話してて楽しい女性といえる。

気が利いて明るくて、見ているこちらにも元気を与えてくれるような女性なのだ。

男性たちははじめから恋愛対象や女として見ているのでなく、会話や“やりとり”を通して相手に惹きつけられてゆくのである。

【年齢を重ねた女性がモテるのは人としての魅力があってこそ】

男性から本当にモテるのは美魔女ではない。エステやサロンに通うスタイルのいい熟女ではない。

ただ外見だけを磨いてもそれは「エロの対象」でしかない。

いくら年にあらがって若い子に張り合ったところで“メス”としての魅力は若い子にはかなわないのだ。顔やスタイルだけで選ぶなら“若ぶってるオバサン”なんかより“本物の若い女”の方がいいに決っている!!

しかし、人を惹きつける魅力は決して外的要素だけではない。立ち振舞や言動から滲み出るオーラなのだ。

経験値や生き方こそがその人の“持ち味”になる。

磨くのは外見より自分の生き方というスタイルだ。

若さを失っただけの女でなく、年齢を重ねたからこそ「あの人、いいよね」と言われる女になろう。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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