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GW旅のススメ。「星のや」初の海外リゾート、森に包まれた最新ヴィラへ。【バリ編】

  • 2017.3.15
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ウブドの深い森の中に姿を現す集落のようなリゾート。
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ゴールデンウィークにおすすめの進化するアジアンリゾート、第三弾は、今年1月にオープンしたばかりの日本が誇る「星のや」の初となる海外リゾートをピックアップ。

バリ・ウブドで星野リゾートの“おもてなし”が解禁。

2017年1月、星野リゾートにとって初の海外進出となる「星のやバリ」が、バリ島のウブドにオープンした。デンパサール空港から北へ車で50分ほどの山間に位置するウブドは、うっそうとした森に囲まれた、神秘に満ちた村であり、ガムラン音楽、バリ舞踊、バリアートなどが盛んな芸術の村でもある。クタやサヌールのような賑やかなビーチと異なり、静寂に包まれた、バリのもうひとつの顔を見せてくれる。

敷地中央の3本のロングプールを囲むように、30のヴィラが配置され、渓谷の深い緑の中に軒を連ねる風景は、自然と人の調和を重んじるバリの文化そのものだ。すべてのヴィラに、聖なる草とされるアランアランで屋根を葺いたガゼボが備えられ、川辺から吹く風をたっぷりと感じることができる。常夏のバリにおいて、爽やかな風は最高の癒しだ。

マイナスイオンに包まれて過ごす癒しの休日。

渓谷を見下ろす山の斜面に、宙に浮くように突き出した7つのカフェ・ガゼボ。鳥かごを模した空間を、森林のマイナスイオンと谷底から吹く風が包み込み、深呼吸するたびに心身が浄化されるよう。インドネシアの一日には、パギ(朝)、シアン(昼)、ソレ(夕方)、マラム(夜)という4つの時間があり、カフェ・ガゼボでは、それぞれの時間に合わせたドリンクや軽食を楽しむことができる。

マンゴーやパッションフルーツのトロピカルドリンクやスムージーを飲みながら、ゆったりとソファーに身を委ね、静寂に満ちたウブドの森を眺める。ただ、ぼんやりと過ごして自然との調和を全身で感じるもよし、ライブラリーで選んだ本を手に読書三昧もおすすめだ。

芸術の村・ウブドの文化と融合したホテル建築。

「星のやバリ」の設計を担当したのは建築家・東利恵。バリのヒンズー寺院や伝統的家屋を研究し、インドネシアの金物細工や彫刻、バティックの工房を尋ね、「星のや」らしさとバリの伝統文化が融合したリゾートを創り上げた。照明デザイナーの武石正宣は、ウブドの夜の深い闇のなかで、瞬く星と共存できるような照明を志向。バティックの布やバリ島の職人による木や石の装飾を用いて、独特の陰影を創り、リゾート内を緩やかに照らしている。

アートストリートと呼ばれる通りを中心に、絵画や彫刻、音楽や舞踊などのアーティストが集うウブドは、バリ芸術のメッカでもある。中でもウブドで発達したカーヴィング(バリ彫刻)は、熟練の職人が魂を吹き込む伝統アート。草花や動物を描いた緻密で繊細な彫刻が、ヴィラの家具や壁面を美しく彩っている。

スパやヨガでエナジーチャージ。安らぎに満ちた時間を。

星のやバリを包む豊かな自然は、聖なる川「プクリサン川」が作り出したもの。古くからの言い伝えで、バリの神様、インドラ神が地面に突き刺した剣から湧き出した泉が、やがて川になったとされる。その神秘のパワーを全身に取り込むように行われる朝のヨガ、一日の疲れを癒す夕陽の中でのヨガや瞑想が、リセット&エナジーチャージを促してくれる。

スパでは、バリの自然素材や伝統療法を取り入れたトリートメントやマッサージでリラックス。スパイスをたっぷり使ったスクラブやパック、スパイシーオイルによるボディマッサージなど、心身を解放へと導いてくれるメニューが揃う。ホスピタリティに定評のある「星のやバリ」での休日は、スケジュールをブランクにしてゆったりと滞在を楽しみたい。

星のやバリ
Br. Pengembungan, Desa Pejeng Kangin, Kecamatan Tampaksiring, Gianyar 80552, Bali, Indonesia
TEL/+62-361-849-3080(宿泊予約0570-073-066)
料金/1室1泊9,000,000インドネシアルピア~(2017年3月現在)
http://hoshinoyabali.com/

参照元:VOGUE JAPAN

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