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子連れで大満足! 「いちご狩り」農園選びの鉄則

  • 2017.3.10
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いちご狩りといえば、春の行楽の定番。いちごがどのように実るのか、それをどのように収穫するのかを実際に体験できるし、何より摘みたてのフレッシュな味わいがたまりません。シーズン真っただ中、子どもと楽しむ場合のスポット選びのコツを紹介します。

(c) Irina Schmidt - Fotolia.com

■いちごの栽培方法をチェック
農園によって、いちごの栽培方法が異なります。事前にホームページなどをチェックし、子どもの年齢や目的に合わせて選びましょう。

●高設栽培
地面よりも高い位置でいちごを栽培する方法。30cm~1mほどの高さにあり、いちごが土にふれずに摘み取ったらすぐに口へ入れても衛生的です。車いすやベビーカーでも利用できる施設が多く、最近よく見られるようになりました。

立ったままでもいちご狩りができるのも魅力ですが、高さによっては小さな子の手が届きにくい場合も。事前に確認したほうがいいでしょう。

●土耕栽培
昔ながらの盛り土に苗を植える栽培法で、いちごの甘みが増すともいわれます。いちごが土についてしまいがちですが、洗えば問題ありません。

じっくりといちごを味わいたい、観察しながらいちご狩りを楽しみたい、高設栽培では子どもの手が届かないかもしれない、といったときにはこちらの栽培法がおすすめです。

最近ではこの2つが主流で、両方取り入れている農園も少なくありません。ただし、生育状況によっては片方しか選べない場合があります。

■子連れなら確認したいポイント
いちご狩りを行う農園は、家族連れを歓迎してくれるケースがほとんど。ファミリーのお出かけに適していますが、さらに快適に過ごすためのチェックポイントを紹介します。

・ベビーカーが通れるスペースはあるか
・授乳室はあるか
・予約を受け付けているか(または事前予約が必要か)
・休憩スペースはあるか、無料で使用できるか(有料の場合もある)
・料金システム(時間制の食べ放題か、摘み取った量に対しての課金か)
・練乳は基本料金に含まれているか、追加の場合は料金が必要か

このなかでもとくに見落としがちなのが、「予約」と「休憩スペース」の問題です。

予約については、完全予約制のところもあれば、先着順のところもあります。シーズン中の土日はとくに混雑するので、子連れなら予約可能なスポットを選んだほうが安心です。

休憩スペースについては、用意がない農園もあります。30分という短い時間でも、子どもが休める場所があったほうがいいですが、有料またはドリンクなどを注文する必要がある場合も。

子どもにジュースをあまり飲ませたくないというママは、無料で利用できる休憩スペースを設けた農園を選ぶのがいいかもしれませんね。

■プラスαの体験も!
いちご狩りだけでも楽しい思い出が作れますが、多くの農園では30分~1時間程度の時間制限を設けています。説明を受けていちご狩りをし、さらにお土産などを見ても、2~3時間もあれば終わってしまうでしょう。せっかくお出かけするなら、さらに楽しめる要素があるといいですね。

農園によっては、摘み取ったいちごを使ったジャムやパフェ作りを体験できるところがあります。自分で採ったいちごをジャムにして持ち帰れば、帰宅後もその楽しい気持ちが続きそうですね。オプション料金はかかりますが、その場で体験することで忘れられない一日になるでしょう。

また、いちご以外の作物の収穫体験を行う農園も。ほかの作物の収穫時期もチェックしておけば、自然にたっぷり触れられます。

純粋にいちご狩りのみを行う農園も少なくないので、その場合は周辺に子どもの遊び場があるか調べてみましょう。

農園の多くは郊外にありますが、大きな公園やショッピングセンターなどが意外と近くにあるもの。家と農園の往復だけではもったいないので、立ち寄れるスポットを探しておくのがおすすめです。

最後に、いちごをもっとおいしく食べるコツをご紹介。いちごは先端のほうが糖度が高いので、ヘタのほうから食べるとより甘さを感じやすくなるそうです。こうして下調べをしておけば、よりいちご狩りを楽しめるはず!


(丸部りぃ)

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