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100年続く焼きいもと静岡おでんのお店「大やきいも」で、ノスタルジックなひとときを

  • 2017.3.7
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静岡のおでん文化のはじまりは大正時代。廃棄処分されていた牛すじや豚もつなどを、捨てずに煮込みにしたのがはじまりとされています。毎日継ぎ足して煮込み続け、黒くなったダシ汁は歴史と伝統の証。おでんの仕上げには、旨みとおいしさが増す魔法の粉「だし粉」をかけるのも、静岡おでんの大きな特徴のひとつです。静岡おでんのおすすめ店第4弾は、100年続く焼きいもとおでんの老舗をご紹介します。

ホッとする懐かしさと人情味あふれる名店

JR静岡駅からは車で8分、静岡浅間神社の楼門へとまっすぐに続く長谷通り。昔ながらの店が今もにぎわいを見せており、歴史とともに地元のあたたかみを感じる商店街です。その一角にあるノスタルジックな雰囲気の「大やきいも」は、約100年続く焼きいもとおでんのお店です。

2~3世代にわたって通う常連客も多く、地元の親子連れやお年寄り、学生、観光客などでにぎわいます。昭和中期の面影を残すレトロな店内は気軽に入りやすく、誰もがホッと和める雰囲気が魅力です。

おでんは牛すじのみ1本120円、じゃがいも、白やき、黒はんぺん、しのだまきなど、ほかはすべて1本80円とリーズナブル。食べ終えたら、串の数でお会計。お持ち帰りもできます。

大釜で焼くホクホクの焼きいも

店名にもなっている名物の焼きいもは、9月中旬~6月中旬頃の販売。代々受け継がれている大釜に塩を敷いて蒸し焼きにするため、いも本来の味がギュッとつまった、ホクホクの焼きいもが味わえます。

隠れた人気メニューのおにぎりは、おでんとの相性抜群です。お昼ごはんに、おでんとおにぎり。やさしい味わいに心が和みます。

古き良きあの頃へタイムトリップ

ノスタルジックな雰囲気がなんとも心地いい座敷席。おやつ代わりにちょっとおでんをつまんだり、名物の焼きいもをほおばったり。手書きのメニュー表にもほっこりし、子ども時代へのタイムトリップ気分が味わえます。

お店の人が気さくにいろいろと教えてくれるので、初めての来店でも心配なし。駅からは少し離れますが、足を運ぶ価値アリの名店です。

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