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「東京茶寮」直伝! 自宅でできる、おいしいお茶の淹れ方

  • 2017.3.7

茶葉をきっちりと計量する

美味しいお茶を淹れるためには、まず茶葉を4g軽量します。きっちりと計量することで、苦味や旨味などのバランスが整った日本茶を淹れることができるのです。茶筒からザザっと急須に茶葉を移すのではなく、正確に計量しましょう。

70℃のお湯でドリップ

4gに計量した茶葉を茶こしに入れ、70℃のお湯をゆっくりと注ぎます。お湯の温度は70℃がべスト。日本茶は高すぎない温度のお湯を使うことで、日本茶の持つ甘味を引き出すことができるのです。

急がずじっくりと蒸らす

お湯を注ぎ終えたら、器の中に入れたままの状態で1分20秒蒸らします。蒸らしの工程を加えることで茶葉がゆっくりと開き、日本茶の旨味を引き出すことができるのです。器をゆすったりしないよう注意しましょう。

お茶を落とす

蒸らしの時間が終了したらお茶を落とします。この時、器に入っているお茶を一気に落としてしまうのではなく、ゆっくりと器を傾けながら落とすようにしましょう。

一煎目のお茶を楽しむ

じっくりと蒸らしの工程を加えた一煎目は、茶葉の香りが凝縮されたような香り高いお茶に仕上がります。お茶を淹れている間に70℃から約10℃ほど低下するので、口の中にふんわりと日本茶の旨味が広がるのです。

二煎目はお湯の温度を少し高めに

一煎目を味わったら、同じ茶葉を使って二煎目を淹れましょう。二煎目は一煎目とは異なり、お湯の温度を少し上げます。一煎目よりも10℃ほど高い80℃のお湯を使って、茶葉の苦味や渋みを抽出しましょう。

三煎目は玄米で香ばしさをプラス

渋みや苦みを抽出した二煎目のあとは、煎り玄米をプラスして玄米茶として楽しみます。蒸らし時間は短めにお茶を入れるようにしましょう。一煎目、二煎目にはない風味のお茶になります。

飲み比べて味の違いを楽しむ

一煎目、二煎目、三煎目と淹れ方によって、全く違う味わいになる日本茶。それぞれを飲み比べるとお茶の味わいの変化に驚きます。同じ茶葉でも淹れ方によって変わる旨味を堪能してください。

お茶の魅力を伝える「東京茶寮」。お茶のプロが教える日本茶の入れ方をマスターして、自宅で香り高い日本茶を味わうはももちろん、ぜひ、来客のおもてなしとしても淹れてみてください。

スポット情報

・スポット名:東京茶寮
・住所:東京都世田谷区上馬1丁目34−15

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