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人と揉めたくない… 自分の意見を我慢してしまうあなたへ【心屋仁之助 塾】

  • 2017.3.7

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人と揉めたくないから、自分の意見を言えない」という、ほっしーさん(33歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。

© chesterF - Fotolia.com

■ほっしーさんのお悩み
独身でアラサーの女です。付き合って4ヶ月の彼はいますが、最近忙しさを理由に連絡がほぼない状態です。

私は人とあまり争いたくはない性格なので、自分の気持ちを素直に相手や周りの人に言いません。仕事でも同じで、言いたい事も言えず、大人しくしていたら周りからないがしろにされたり、1人浮いてしまっている状態です。

この先どう生きていけばいいのか、不安で吐き気がしたりします。不安から解放されたいです。どうすればいいのかアドバイスお願いします。

※質問内容を、一部読みやすいように編集させていただきました。

■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんより
ほっしーさん、こんにちは。心屋塾認定講師 坂崎ひでこです。

言いたいことを言って人と争うことはしたくない。かといって、今のまま、がまんして、おとなしくして、言いたいことを言わず、ないがしろにされ続けるのも、吐き気がするほど不安。この不安から解放されたい。ということですね。

私は、うつで、30代から50歳過ぎるまで、寝たきりで、ひきこもりでした。人と揉めたくないし、「嫌だ、やりたくない」と、そんなことを言うのがこわくて、どんどん人と会わない、いえ、会えなくなりました。

がまんしているという自覚さえないまま、言いたいことを言わずにがまんを続けて、倒れました。

そもそも、うつになる前から、他人の顔色をうかがっていたし、20代のころは、映画や旅行などは、いつも一人。人との関係は、緊張して気疲れしていました。

そんな私からみたら、彼がいるというのは、とてもすごいことです。

心屋の考え方に出会って、私とよく似た“こわがりさん”が、ゴロゴロいることに驚きました。その中には、社交的で、充実した生活に見える人も、たくさんいました。ひょっとしたら、他の人も、私とそんなに違わないのかも、そんな気がしました。

私は、心屋のかかわりの中で、ほんの小さな小さなことを、手伝ってほしいと頼んでみました。そして、頼まれたことを、断ってみました。おそるおそる、「それは嫌」「こうしてほしい」と言ってみました。ほんとに小さな小さなことを、「それでも大丈夫なんだ」を経験しているところです。

“ノー”を伝えても、揉めないどころか、なんでもないこともあります。揉めたけど、大丈夫なことや、もちろん、気まずくなったり離れていく人もいました。

私の小さな挑戦は、現在進行形、まだまだ遠慮すること、がまんすることは、たくさんあります。それでも、昔に比べたら、笑っている時間が増えました。

ほっしーさんは、どうしたいですか?

争いを避けて、がまんを続けますか? 揉めてもいい覚悟で、気持ちを伝えてみますか?

言いたいことや気持ちを伝えてみるということが、今すぐにできなくても大丈夫です。言いたいことを言っても大丈夫かもしれない、今度、言ってみようかなあ。そう思ってみるだけで、大きな変化がやってきます。

ほっしーさんは、つきあって4か月の彼と疎遠になりかけているのですね。

素直な気持ちを伝えたら、争いになって、破局。
今のまま伝えないでいても、疎遠が続いて、消滅。

どっちを選んでも、一人ぼっち、と信じている。

現実は、自分が信じたとおりになります。

ほっしーさんが信じている、「私は一人ぼっち」を、疑ってみてくださいね。

私は、一人じゃないかも。
私は、応援されているのかも。
私は、大事にされているのかも。

そういう目で見ると、大事にされて、応援されて、一人ぼっちじゃない現実が、きっと見えてくるようになります。

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(坂崎ひでこ)

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