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知らなかった!「口元がキレイ」な人がしているマウスケアの新常識

  • 2014.12.11
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清潔感が特に問われるポイント“口元”。

白い歯をキープするために、食後や色素沈着するコーヒーや紅茶、ワインを飲んだ後はすぐ歯磨き、という一見女子力が高そうに見えるその行動。実は歯を弱くしてしまっている可能性が!

以前は、食後の口の中は虫歯菌の餌になる食べかすがたくさんあるので、食べたらスグ歯磨きを!と言われていましたが、近年は食後ちょっと時間をおいてみては、という説があります。それは“唾液”の働きが注目されているからなんです。

今回は、意外と知らない“唾液とキレイ”の関係についてご紹介します。

“30回噛む”ことで得られる驚きの効果

“一口で30回噛む”ことはダイエットの基本でもありますが、ダイエット効果の他にもこんな効果を期待できます。

(1)小顔効果

良く噛むことで顔の筋肉が使われ、口角があがりフェイスラインをすっきり見せてくれる効果も期待できます。口周りの筋肉が鍛えられることでたるみが原因のほうれい線には予防効果も期待できるしょう。

(2)美肌効果

よく噛むことで唾液中に『パロチン』という成長ホルモンが分泌され、歯の再石灰化はもちろん皮膚、筋肉の新陳代謝が促進されるとされています。ハリのある美肌になれるかも。

酸っぱいものを食べてなくても「酸」はあります

“酸”というと、酸っぱいものを想像しがちですが、酢酸やクエン酸といった酸っぱいものから、肉類に含まれる『アラキドン酸』に、茶葉などにに含まれてる『コハク酸』、コーヒーに含まれる『クロロゲン酸』、ワインに含まれる『酒石酸』『リンゴ酸』、チョコレートにさえもカカオ由来の『シュウ酸』という酸が含まれています。

こうして一部をピックアップしただけでも、私達が普段食べているもののほとんどに“酸”が含まれているのがお分かり頂けると思います。

食後の歯磨きは20分以上経ってから

唾液によって酸がある程度中和され、酸によって柔らかくなったエナメル質が元通り硬く戻るまでに約20分かかるといわれていることから、食後の歯磨きは最低でも食べ終わってから20分経ってから行うのもアリ、と推奨されているのです。

寝起きの口内は菌だらけで当たり前!?

夜、寝る前にしっかり歯磨きしているのに「寝起きのキスには抵抗が……」なんてお悩みも、唾液の分泌が就寝中は少ないことの表れす。

寝ている間は唾液の分泌が少なく磨き残しなどによる菌が繁殖しやすい状態であるうえに、睡眠中の口呼吸はお口の中を乾燥させ、さらに雑菌が繁殖しやすい口内環境になるからなんです。ですから“寝起きの歯磨き”こそマストです!

虫歯予防はもちろんのことキレイ効果も期待できる歯磨き。回数だけではなく、磨く“タイミング”にも気を付けたいものですね。ただ、今回ご紹介したのは一説なのであなたにぴったりな方法とも限りません。定期歯科検診に行って、口内状態を診てもらいながら医師に相談してみてはいかがでしょうか。

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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